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IDマガジン 第150号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2025年 9月23日━━━━
<Vol.0150> IDマガジン 第150号
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皆様、いつもIDマガジンのご愛読ありがとうございます。記念すべき150号です!

昨年の原稿を見返すと、冒頭のご挨拶には「ようやく連続の猛暑日がおさまり、一息つけそうです」とありました。いやいや、今となっては去年の暑さはまだ序の口。さて、来年はどうなるのでしょうか。
今回も、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

今回のコンテンツメニューはこちら↓

《 Contents 》
1. 【連載】ヒゲ講師のID活動日誌(113):生成AIで教育を飛躍的に向上させよう(ICOME2025キーノートから学んだこと)
2. 【ブックレビュー】『文科系大学生は専門分野で何を学ぶのか』―専門分野別習得度から考える  ナカニシヤ出版(2025)
本田由紀 編著  
3. 【報告】第71回まなばないとレポート8月23日(土)@名古屋
4. 【ご案内】第72回まなばナイト 10月12日(土)@関西
    第73回まなばナイト 11月8日(土)@大分
5. 【イベント】その他、近々行われるイベントは?
★ 編集後記

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【連載】ヒゲ講師のID活動日誌(113) :生成AIで教育を飛躍的に向上させよう(ICOME2025キーノートから学んだこと)
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ヒゲ講師は2025年8月8日、韓国仁川空港にほど近い仁荷大学校 竜峴キャンパスにいた。1年半ぶりの海外出張で、目的はICOME2025での学会発表。連載(105)で書いた母校フロリダ州立大学への海外出張で時差ボケ回復に苦労した経験がたたって海外出張は控えていたが、時差がない韓国であれば大丈夫だろう(当たり前か)ということで久しぶりに海外に出た。2番目のキーノートはAECT前会長のWiley教授。お会いできることを楽しみにしていたが、遠隔からの参加(がっかり)。幸い回線の問題はなく、とても良い話を聞くことができたので、それを紹介したい。

「私のキーノートは質問と応答形式で行う。近所で誰とワイガヤするかを決めてほしい」という指示からスタートした普通ではない講話。ヒゲもホームグランドではよくやる方法で、普通のやり方を否定するところのテイストが似ているなぁ、自分だけが遠隔地にいる場合に特に有効な作戦だと思った。以下、彼が遠隔地から投げかけた質問とその答え(もちろん、答えは90秒ずつのワイガヤの後で話された内容:ヒゲによる超訳)。
 
● AIには何ができる(What can AI really do?
だいたい何でもできる。テキスト、イメージ、音声、動画、プログラミング、データ分析、解答や問題のストリーミング配信、オンライン課題作成・提出エージェント、ワークフローなど。

● AIを使って効果的な学習経験をデザインする方法は(How do we design effective learning experiences with AI?
新しいツールが登場しても、効果的なデザインを支える基本原理は変化しない。新しいアプローチが可能になるだけ。生成AIで可能になった「新しい」は何か?インターネットが可能にしたアフォーダンスは。いつでもどこでも授業が受けられるようになったこと。同様に、生成AIが可能にしたのは、いつでもどこでも専門性にアクセスできるようになったこと。同級生レベルの専門性がユビキタスになったことで可能になった新しいアプローチとは、たとえば非同期型クラスで同期型の協働活動ができるようになったこと。今までは考えられなかった方法だ。

● 大規模言語モデルのパラドックスとは(What is the ‘paradox of large language models’?
LLMに何かを書いてもらうためには、あなたが指示文を書かなくてはならないこと。プロンプトがあいまいで不明瞭でばらばらで焦点化されていない場合には、アウトプットも同様になる。Garbage in, garbege outだ。文章が書けない学生がA評価を獲得できるのは、教師が書いた課題文をプロンプトとして使っているから。卒業後には課題文を自分で書けるぐらいにはなる必要がある。卒業後には課題文が教師から与えられなくなることを知らせるべき。説明文、説得文、記述文などの書き方を教えているが、これからは生成文の書き方を教える必要がある。

● AIがアセスメントに与える影響は(How does AI impact assessment?
評価には、脳内部を点検しても観察できないという限界がある。評価は常に殺人犯を見つけ出すようなもの。証拠を集めて覆らない結論を導き出す必要がある。これまでは説得的だった証拠が生成AIの登場でその説得性を失った。カンニングを防止する策を講じようとするのは、証拠の説得性を取り戻すために過去に戻ろうとすることと同じ。学生が生成AIを使っているという前提で「これからはどんな証拠が説得性を持つのか」を問うべき。

● AIが学問的誠実さに与える影響は(How does AI impact academic integrity?
これまでの対応を単純化すると、カンニングとは何かを明確に規定して、罰則などの深刻な結果で学生を脅し、学生を監視することだった。カンニングしないことのインセンティブがカンニングすることのインセンティブを上回らない限り、このイタチごっこは続く。解決策は2つ。まず、古めかしく聞こえるかもしれないが、人格教育が果たす役割がある。正直さと誠実さとを重視する手助けをして、脅威を与えるのではなく、鼓舞させること。第二に、現在の学習活動と課題が意義があり、興味深く、有意味だと感じられるものかどうかを徹底的に見直すこと。答えがYesならば、学生は時間・努力・情熱を投資するだろう。俺は教師だから俺の指示に従え、という両親のような態度ではダメだ。学生が有益と感じられる学習活動や課題を作るのは、プロである教員の責任。

● AIは教育実践を理想に近づけるための助けになるか(Can AI help us more closely approximate the ideal?
現在担当している科目を一つ選んで、時間や費用などの制限がなければどんな学習経験にしたいか、理想像を描いてほしい。授業の現実は、描いた理想像にどこまで迫っているか。現在行っていないが理想世界で行いたいことは何か。いつでもどこでも専門性にアクセスできるという生成AIがもたらしたアフォーダンスを活用することで、どこまでその理想に近づけるだろうか。私の理想は、授業の前に受講生一人ずつと対峙して質問を受ける時間を設けること。現実にはそれはできていないが、以下のプロンプトを受講生がそれぞれ生成AIに投げることで実現できる。「ニューラルネットワークの概念を勉強しているので、以下の10個の質問についてのクイズを出してください。クイズは1つずつ出題し、私の答えを待ち、理解不足である点があれば指摘し、追加の情報が欲しいかを聞いてください。私が満足したら次のクイズに進んでください。」受講生にはそれぞれ、生成AIとのやりとりを授業前にアップロードしてもらい、教員は理解しにくい概念を特定し、解説を加えたのちに協働的なグループ活動を展開することができるだろう。

● 最後に(Concluding Thoughts
効果的な学習デザインの基礎原理に変わりはない(例えば、忘却曲線に基づく間隔をあけた練習が必要であること)。他方で、生成AIで実現した新しいアフォーダンスにより、新しいチャンスが生まれている。最も大きい障害は理想の授業像を描く想像力不足だ。疑問を投げつづけ、大胆であれ。創造的であり、実験して失敗し、再度実験して成功しよう。学生のために教育を飛躍的に向上させようではないか。

私は教員。教員の指示に従うのが学生。こう考える態度を「両親のような態度」と表現。それではもうダメだという。ARCSのRですな、これは。いたちごっこに巻き込まれずに、やる意義がある課題を出せば学生は自分の時間を投資するようになる。それは正論だ。その意義を感じさせる課題を出すのはプロとしての教員の責任だ、というのも正論だが、これがなかなかの難題。「それだけで単位を付与していて本当によいのか」という従前からの疑念がAIでますます怪しくなっただけのこと、といえばその通りだ。教員は警察官ではなく伝道者に徹して自分が教えていることの魅力を伝え、初学者の学びを手助けするのが本務。不正を見逃すわけにはいかないが、誰もがAIを使っていることを前提に、何ができるかを考える必要がある、という主張には同意せざるを得ない。今までやりたくてもやれなかったことを実現するために、どのようにAIを使っていくか。これを考えるのもこれからの伝道者としてプロであるための責任範囲に含まれる。道具が高級になればなるほど、使い手にも賢さが求められる。今回加わった道具は、インターネット出現と同等あるいはそれ以上のインパクトを持つものだから、教育実践も飛躍的に変えられるはずだ。逆に、変えないと劣化する瀬戸際に我々は立っている、ということですね。

なんだか、とってもすっきりした気持ちになれた。それと同時に、伸びしろはまだまだあるな、と感じた。皆さんはどう思いましたか。いつか意見交換してみたいものです。

Sky is the limit.

(ヒゲ講師記す)

参考文献:Wiley, D. (2025). Questions About Using Generative AI to Help All Learners Achieve Their Potential. Keynote 2 at ICOME2025, Inchon, South Korea.

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【ブックレビュー】『文科系大学生は専門分野で何を学ぶのか』―専門分野別習得度から考える  ナカニシヤ出版(2025)  
本田由紀 編著  小山治・椿本弥生・二宮祐・香川めい・河野志穂・久保京子・松下佳代 著
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2022年度の学校基本調査によると、大学学部卒業者59万人のうち、いわゆる文系の大学教育を受けて卒業したのは約27万8千人でした。高校卒業者の大学進学率はすでに50%を超えていることから、若年層の約4分の1が文系の大学教育を受けて仕事や大学院へと送り出されていることになります(序章より抜粋)。

文系総合大学でキャリア形成教育科目を担当する私にとって、「学生たちが大学で何を学び、どのように社会と接続していくのか」という問いは、教育実践の根幹に関わる問題です。みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。「大学(特に文系)の勉強なんて社会に出てから役に立たない」と。本当にそうなのでしょうか。本書は、そんな疑問に対して実証的な光を当ててくれる一冊です。

本書は、本田由紀先生(東京大学大学院教育学研究科教授)を研究代表とするチームが、「大学教育分野別内容・方法とその職業的アウトカムに関する実証研究」を研究課題とするプロジェクトに取り組んだ成果をまとめたものです。専門分野別の習得度を軸に、文系大学生が大学で何を学び、どのような力を身につけているのかを明らかにしようとしています。

第Ⅰ部では、習得度を主要な変数として扱った5つの章で構成されています。続く第Ⅱ部では、習得度を考慮しつつ、大学教育にまつわる多様なトピックを取り上げた5つの章と、このプロジェクトの特徴を研究動向の中に位置づけて考察した最終章で構成されています。

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序章 大学教育での「学び」をいかに把握するか
第Ⅰ部 専門分野別習得度を軸とした分析
第1章     「習得度」からみる専門教育の学習成果
第2章     専門分野別習得度と関連する大学教育とは何か
第3章     専門分野の習得度は卒業後にどう影響しているか
第4章     専門分野習得度と大学教育の有効性認識
第5章     聞き取り調査の結果から見える人文社会系大学教育の職業的レリバンス
第Ⅱ部 大学教育の諸側面
第6章     入試方法は大学での学びや成果とどう関連しているのか
第7章     大学時代のレポート学習行動は職場における経験学習を促進し続けるのか
第8章     大学の地域教育は出身大学所在地と居住地の一致の有無と関連するのか
第9章     職業資格の取得の規定要因は何か
第10章     人文・社会系大学生の学習経験と進学行動
第11章     大学教育の質の把握に関する理論的検討
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本書を通して最も印象に残ったのは、授業経験よりも学習経験の重要性が強調されていた点と、レポート・ライティングが職業的レリバンスの向上につながる可能性が示されていた点です。  
第2章では、専門分野を問わず、授業経験よりも学習経験、特にラーニング・ブリッジング型の学習経験が、専門分野習得度と相対的に強い有意な正の関連を示しているという分析結果が提示されています。

そして、「学習者が授業外での活動と授業のように複数の異なる活動の間を移行・往還しながら、それぞれにおける学習を統合・結合していること」(河井2014)とされる「ラーニング・ブリッジング」に、授業と授業外の活動、複数の授業間、授業と社会的活動などを自ら関連づけることを加えて意味づけています。このような視点に立てば、専門科目とキャリア教育科目・共通科目との連携を強化することで、学生の学習経験がより深まり、学びの統合が促進されることが期待されます。

また、本書では、アクティブ・ラーニング型授業といった授業形態に着目した改善ではなく、学生が主体的に学習経験を深められるような教育設計の必要性が提起されています。アクティブ・ラーニング型授業に対して一定のこだわりを持ってきた私ですが、それだけでは学習目標に十分に到達し得ないというもどかしさを感じていたこともあり、熊本大学大学院教授システム学専攻に進学した自身の経験とも重なり、深い納得を覚えました。
さらに、第7章で職業的レリバンスとの関連が示されたレポート・ライティングについては、思考力の育成を目的として授業プログラムに位置づけていたことから、実践の裏付けを得たような感覚を持ちました。

最後になりますが、本書の評価主体は「学生」であり、学習者中心の教育を志向するインストラクショナルデザインを学ぶ者にとっては、非常に親和性の高い内容です。教育設計者としての視点を再構築する契機として、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

参考文献
河井 亨 (2014)「大学生の学習ダイナミクス: 授業内外のラーニング・ブリッジング」

(熊本大学大学院教授システム学専攻 博士前期課程10期修了生 大黒 章子)

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【報告】 第71回まなばないとレポート
「授業づくりの失敗から学ぶ〜書籍「看護のための授業づくりガイド」をもとに〜」
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連日35度を超える真夏の8月23日。17時からワイワイとした雰囲気で開始された今回のまなばナイト。現地会場(名古屋)とオンラインから多くの方が参加されました。
また、武蔵野大学響学開発センター教授であり熊本大学大学院教授システム学専攻同窓会の顧問でもある鈴木克明先生もご参加されました。

当日、私は名古屋から遠く離れた九州の熊本県からZOOMでオンライン参加しましたので、これからオンライン参加を希望されている方の参考になれば幸いです。 

今回のまなばナイトのスピーカーは、奈良学園大学保健医療学部 教授 服部 律子さんによる「授業づくりの失敗から学ぶ〜書籍「看護のための授業づくりガイド」をもとに〜」でした。丁度、2024年に服部先生が書籍を出版されたこともあって、旬な内容をご提供いただきました。

司会の佐久間さんと運営の大石さんによる進行で「乾杯〜!」からスタートしました。その後、本日のスケジュール紹介とスピーカーの紹介、オンライン参加者に対して「グループワークの進め方」についての説明がありました。そして早速、スピーカーの服部先生によるご講演が始まりました。

まず、服部先生が出版された書籍は、初めて看護学校の教員に向けた内容になっているなどのご紹介がありました。ご自身のこれまでの悩みや失敗した経験などが基になっているとのことです。

本日のテーマとしては3つ。
「先生の授業、わかりやすい」その先は?
学生の文脈?先生の文脈?
やる気を引き出せていたか?

「先生の授業、わかりやすい」その先は?

学生から「先生の授業はわかりやすい」と言われたら、教員としては自身の評価にも繋がるため嬉しい一方で、学生の成績に比例しているとは言えないケースも。せっかく授業を評価してもらっていても、学生の成績や行動変容に繋がなければ教員としてはちょっと・・・

そもそも、何のために教育方法を改善したい?何のためにもう少しうまく教えられるようになりたいと思っているのか、これを見据えておくことが重要であり、授業の質を改善する目的を常に持っておくことが重要という話がありました。

そして、学習者中心で授業設計できているか?という話がありました。
「何ができるようになることを目指しているかは明確だったか?」
「目標は具体的に行動目標として設定できていたか」
「具体的にその先の「姿」を学生に示すことができたか」
まさにIDでいうところの「学習の出口や学習目標」と共通しており、IDを専攻として学ぶ立場としては首を縦に振り続けていました。(熊本からPCの前で大きく頷いていました)

教える立場の教員として、「その単元」を教えることや学生が学ぶことは「当たり前」と思う一方で、それを深く掘り下げて「なぜそれを学ぶ必要があるのか」を学生に示すことが重要だという話がありました。例えば、学習目標を「〜を説明できるようになる」ではなくて、「看護の現場でアセスメントできるようになる」のような具体的な行動目標を示すことが重要であるということです。つまり、学生に丸暗記をさせるのではなく、これもIDでいうところの運動スキルや知的技能などの学習成果のタイプが大事ということですね。

次に教員としては学生の学習意欲を向上・維持させるために必要な「ARCSモデル」の紹介もありました。
さらに学生の学習を変えたいのなら「評価の方法」を変えることの重要性について触れられていました。例えば、アセスメントを習得させたいのであれば、丸暗記で対応できるような筆記試験で問うのではなく、課題としてアセスメントを実際に行ってもらうなど、運動スキルと知的技能を融合した評価方法も重要だと感じました。実際に服部先生はルーブリック表を用いた評価を行っているとのことで、非常に実践的な教育・評価方法だと感じました。ただし、服部先生によるとルーブリック表にも弊害があるそうで、「これくらいできればいい」とそれ以上のレベルを目指さなくなる危険性もあるとのことでした。(確かに事前に提示されていると、そう思ってしまう学生さんもいるかもしれませんね)

また、学生は、「ペタゴジーからアンドラゴジー」へと学習スタイルを転換することの重要性も説明されました。
そしてセッションの最後には、専門職を目指す学生に対して指導するときに「職業人としての態度を育成する」ことの重要性についても触れられました。

続きましてセッション2としてグループワークでの意見交換です。
今回は、「私が一番興味を引いたこと」、「仕事で活かそうと思った具体策」、「服部先生に聞いてみたいこと」の3つのテーマについて意見交換しました。

現地の名古屋ではかなり盛り上がっていそうでしたが、オンラインのZOOMでも各グループで時間を忘れるくらい盛り上がっておりました。(オンライン参加者の議事録が画面共有されるのですが、鈴木先生からは「現地とフェアじゃないよな〜」の言葉が印象的でした笑)

次は、オンライン参加グループからの発表に続き、現地参加者からの発表です。特に印象的だったのは、そもそも学生の入口(入学の動機や入試テストの有無)がずれていると、教員や学校が求める出口に辿り着くのは難しいのではないか、という意見でした。(個人的に、これは常日頃感じているところです・・・)

オンラインも現地も、違う職種の方と活発なディスカッションができるので、非常に学びの多いセッションでした。セッションの最後に、現地とオンラインから服部先生への質問タイムでしたが、多くの参加者から活発な質問がありとても有意義な時間となりました。

そして最後に鈴木先生からの総評です。
職業人教育と「IDの関係性と重要性」についての説明があり、「学習者の入口はどうであれ教育の出口は変えたらいけない」というお話がとても勉強になりました。

今回もとても「勉強になる&刺激をいただける」まなびの夜をありがとうございました。
まだ参加されていない方はオンラインだけでも参加してみることをオススメします。
(熊本大学大学院教授システム学専攻博士前期課程 佐方祐貴)

○写真入りレポートは以下をご覧ください。
https://www.manabanight.com/info/manabanight71report

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【ご案内】第72回 まなばナイト@関西 10月18日(土)
『態度の学習設計は難しいが、なんとかならないもんだろうか?』
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【日時】
2025年10月18日(土)17時~19時30分

【セミナー概要】

■□■セッション1 ■□■  

◎ご講演
テーマ 『態度の学習設計は難しいが、なんとかならないもんだろうか?』

平岡 斉士 先生
 放送大放送大学 教養学部教養学科情報コース准教授
 熊本大学大学院 社会文化科学教育部 教授システム学専攻 客員准教授

■□■セッション2 ■□■  
◎グループワーク(Zoomブレイクアウト)& フリートーク

■□■セッション3 ■□■
◎共有タイム・質疑応答

■□■総評&クロージング ■□■  
鈴木 克明 先生
 武蔵野大学 響学開発センター 教授 (センター長)
 熊本大学 名誉教授
 熊本大学大学院 社会文化科学教育部 教授システム学専攻 客員教授
 熊本大学大学院 教授システム学専攻同窓会 顧問 

【日時】
2025年10月18日(土)17時~19時30分
Zoom待機室入場時間  16時45分~

【会場】
会場: センタープラザ西館貸会議室 8号室
〒 650-0021 兵庫県神戸市中央区三宮町2-11-1-604 センタープラザ西館6階  
https://kscp.co.jp/room/

JR神戸線(大阪~神戸)「三ノ宮」駅から徒歩7分 
JR神戸線(大阪~神戸)「元町」駅から徒歩7分 
阪急神戸本線「神戸三宮」駅から徒歩7分 
阪神本線「神戸三宮」駅から徒歩7分 
神戸市営地下鉄山手線「三宮」駅から徒歩7分 

【定員】
専用フォームからの申込み 
会場30名様 zoom先着 30名様

【参加費用】
現地会場    1,000円
オンライン会場 無料 
※おつまみ、お茶菓子、ドリンク類につきましては、各自ご用意ください。

【2次会】(オプション)
まなばナイト終了後、2次会(現地会場のみ)を予定しています。
2次会のみ参加については、info@manabanight.comへお問い合せください。

【まなばナイトのお申込み】
お申し込みは、こちらから https://forms.gle/7W2ui7RrUDpSTZiRA

10月15日(水)正午までに登録いただいたメールアドレスにアクセス方法を
お知らせします。10月15日(水)正午にメールが届いていない場合は、事務局
までご一報ください。

【キャンセルについて】
まなばナイト参加キャンセル等のご連絡は、10月15日(水)までに
info@manabanight.comまでお願いいたします。

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【ご案内】第73回 まなばナイト@大分 11月8日(土)
別府にてまなばナイトが開催されることになりました。
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【主催者】
主催:熊本大学大学院教授システム学専攻同窓会  https://www.gsis.jp

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【イベント】その他、近々行われるイベントは? 2025/10~2025/11
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2025年10月11日 (土)~2025年10月12日 (日)
情報処理学会 コンピュータと教育研究会 181回研究発表会@神奈川工科大学 

2025年10月18日 (土)
日本教育工学会 研究会「一般」@オンライン 

2025年10月20日 (月)~2025年10月24日 (金)
AECT 2025 International Convention@LAS VEGAS 

2025年11月1日 (土)~2025年11月2日 (日)
2025年度日本教育メディア学会第32回年次大会@北海道教育大学函館校 

2025年11月8日 (土)
人工知能学会 第105回 先進的学習科学と工学研究会@千葉工業大学津田沼キャンパス 

★ 編集後記
気温も米も物価も上昇中。今上げたいのは、私のフェイスラインとモチベーション――本誌コンテンツに背中を押されて。
(第150号編集担当:市村由起)

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<編集>
名誉編集長:鈴木克明
共同編集長:市川尚・根本淳子
編集幹事:石田百合子・高橋暁子・竹岡篤永
編集委員:市村由起・甲斐晶子・桑原千幸・仲道雅輝・三井一希・カッティング美紀

<発行>
熊本大学大学院社会文化科学研究科  教授システム学専攻同窓会
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本サイトは、JSPS科研費「教育設計基礎力養成環境の構築とデザイン原則の導出に関する統合的研究(23300305)」の助成を受け、研究開発を行いました。

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