<教材設計マニュアルとは>
教材設計マニュアルとは2002年に北大路書房から出版された、「独学を支援する紙教材」を作成するためのガイドブックであり、インストラクショナルデザインを用いた教育設計の入門書です。
本書では、1時間程度の学習内容を題材にし、学習目標・評価の設定から学習に必要となる前提・事前・事後テスト、そして紙媒体の教材(テキスト)を作成までのハンズオン学習ができます。熊本大学大学院教授システム学専攻の博士前期課程の授業「インストラクショナル・デザインI」の中でも、本書を用いて教材づくりを実施しています。
本サイトでは、教材設計マニュアルを用いた教材作成に関する情報について提供しています。
<Job-Aid:教材設計マニュアルに従って教材を作成するためのオンラインツール>
教材設計マニュアルでは、紙教材作成のための青写真を描く教材企画書を作成し、その次に教材を作成するための指導方略表(課題分析)を作成し、最後に作成した教材が正しく書けているかどうかを確認するための報告書作成(形成的評価)を実施します。この3つの成果物を作成するためのJob-Aid(作成支援ツール)を用意しました。下記のリンクからアクセスすると、各資料を作成するために必要な情報を入力するフォーマットが表示されます。
新)教材企画書ツール(試行版)
書籍の第1章~第4章を読み、出入口、前提・事前・事後テストを事前に作成してから利用すると、簡単に教材企画書を作成できます。関連資料も含めzip形式で一括ダウンロードできます。
・サンプル→教材企画書_完成例.zip (ZIP 496KB)
・マニュアル→教材企画書作成ツールv2簡易マニュアル2.pdf (PDF 1.28MB)
(お詫び)以下のツールは旧版です。再編集コードが使えない不具合があります。(2021.2.24)
A) 教材企画書ツール
書籍の第1章~第4章を読み、出入口、前提・事前・事後テストを事前に作成してから利用すると、簡単に教材企画書(サンプル)を作成できPDFでダウンロードできます。
教材企画書相互点検ツール
教材企画書を点検者に見てもらう際に使うツールです。もちろん、企画書の作成者が自己点検に使用しても不備を見つけやすくなります。
B) 指導方略表ツール
第5章・第6章にて教材の構造を分析したものを指導方略表として作成できPDFでダウンロードできます。
C) 報告書作成報告書ツール
第8章・第9章にて形成的評価と教材改善計画を立てた後に教材報告書として作成し、パッケージ化するツールです。
3つのツールは個別に使うこともできますが、姉妹ツールとして用意されていますので、連携させて利用することができ、次のようなメリットがあります。
- フォームに沿って項目を埋めることで、企画書を作成でき、漏れを防ぐことができます
- 何度でも情報を更新できます(発行される再編集コードを使って自分のデータにアクセスできます
- 再編集コードは指定したメールアドレスに転送することができます
- 更新したフォームにはバージョンが表示されるので、自分で更新履歴を手書きで残す必要はありません