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リンク
高橋暁子・根本淳子・鈴木克明(2013)教材設計基礎科目における『教材企画書チェックリスト』に基づいた受講者相互評価の分析.日本教育工学会研究報告集(JSET13-3),53-60
<あらまし>
本報告では、教材設計基礎科目「インストラクショナル・デザインⅠ」における学習者のつまずきの要因と科目の改善点を探るため、レポート課題の1つである「教材企画書」の学習者間の相互評価で使用している「教材企画書チェックリスト」に着目し、相互評価の結果と教員の添削コメントとを比較した.その結果、相互評価によって教員の添削負荷が軽減していることが示唆された.また、先行研究と同様に、教材設計初学者にとっては、目標と評価のそれぞれを妥当なものにしつつ、目標と評価とを合致させることが難しいことがわかった.加えて、学習目標の例示など、新たな改善提案も示唆された.
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リンク
上田勇仁・根本淳子・鈴木克明・合田美子(2013)高等教育機関におけるプロジェクト型学習設計支援ツールの開発と形成的評価の試み.日本教育工学会研究報告集(JSET13-3),7-14
<あらまし>
プロジェクト型学習は工学部系の授業を中心に導入されはじめ、その有効性が多数報告されている.その一方で、プロジェクト型学習の授業をどのように設計・実施すべきか不明なため導入にいたらないケースもみられる.本研究では、プロジェクト型学習の設計を支援することができるプロジェクト型学習設計支援ツールの開発とツールの形成的評価をおこなった.その結果プロジェクト型学習の設計の支援に繋がっていることが確認できた.
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リンク
桑原千幸・喜多敏博・合田美子・鈴木克明(2013)インストラクショナルデザインに基づくキャリア教育授業設計支援ツールの開発.日本教育工学会研究報告集(JSET13-3),1-6
<あらまし>
平成23年度より大学・短期大学におけるキャリア教育の実施が法令上義務化された.キャリア教育の目標や取組内容は多岐にわたり、キャリア教育を専門としない教員が授業を担当することも多いため、キャリア教育科目の授業設計支援が求められる.本研究では、教育を効果的・効率的・魅力的にするためのシステム的な方法論であるインストラクショナルデザインの理論に基づき、キャリア教育科目の授業内容検討と学習成果の設定に役立つ授業設計支援ツールの開発について検討し、授業イメージイメージチェックリストの試案を作成した
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仲林清(2013.3.16)「組織における問題解決を主題とするビデオとオンラインレポートを活用した授業実践」教育システム情報学会研究報告27(6),195-202
詳細はありません。
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リンク
山田紀昭・合田美子・北村士朗・鈴木克明(2013.3.16)「業務支援を考慮したジョブエイド組み込み型研修~スキルアップコース「人工呼吸器コース」の設計・開発~」教育システム情報学会研究報告27(7),78-85
詳細はありません。
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リンク
根本淳子・井ノ上憲司・上田公代(2013.3.16)「保健指導実技と学習者間評価活動の改善」教育システム情報学会研究報告27(7),165-170
詳細はありません。
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甲斐晶子・根本淳子・松葉龍一・鈴木克明(2013.3.16)「ロールプレイングゲームの構造概念を利用した「クエスト型」外国語学習システム」教育システム情報学会研究報告27(7),193-198
詳細はありません。
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井ノ上憲司・鈴木克明(2013.3.16)「インストラクショナルデザインを指向した教員用LMSユーザインタフェースの設計」教育システム情報学会研究報告27(7),199-204
詳細はありません。
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青木太郎(2013.3.8)「「日本人にはデブリーフィングはなじまない」と思っているのは、指導員か受講生か?」日本医療教授システム学会第5回総会
詳細はありません。
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大石奨(2013.3.8)「シミュレーション講習会のインストラクター向けに作成した指導能力向上のための教材の形成的評価」日本医療教授システム学会第5回総会
詳細はありません。
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山田紀昭、他(2013.3.7)「学習目標を明確化した医療機器研修の取り組み~中途採用研修の設計・開発~」日本医療教授システム学会第5回総会
詳細はありません。
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リンク
高橋暁子・根本淳子・鈴木克明(2013.3.2)「教材設計基礎科目における『教材企画書チェックリスト』に基づいた指導内容の分析」日本教育工学会研究報告集13-1,31-36
<あらまし>本研究では、教材設計基礎科目「インストラクショナル・デザインⅠ」のレポート課題の1つである「機材企画書」に対する教員の添削コメントを対象とし、教材企画書チェックリストに基づいて指導内容を分析した.その結果、学習者の教材企画書は「学習目標が不明確であること」「テスト(評価方法)に不備があること」を指摘されていることが多いことが分かった.教材設計初学者にとっては、目標と評価のそれぞれを妥当なものにしつつ、目標と評価とを合致させることが難しいと考えられる.
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リンク
根本淳子・高橋暁子・鈴木克明(2013.3.2)「日本教育工学会FDワークショップの改善」日本教育工学会研究報告集13-1,325-328
詳細はありません。
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リンク
井ノ上憲司・市川尚・根本淳子・鈴木克明(2013.3.2)「ID基礎力養成サイト構築に向けたIDツールの分類」日本教育工学会研究報告集13-1,191-194
詳細はありません。
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リンク
根本淳子, 竹岡篤永, 高橋暁子, 柴田喜幸, 鈴木克明(2013.1.26)「ストーリー中心型カリキュラムのための学習環境の構築」日本教育メディア学会ワークショップ(査読有)
詳細はありません。
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根本淳子・竹岡篤永・高橋暁子・柴田喜幸・鈴木克明(2013.1.26)ストーリー中心型カリキュラムのための学習環境の構築.日本教育メディア学会「学習科学と教育メディア研究の接点を探る」ワークショップ(内田洋行)
詳細はありません。
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高橋暁子・伊澤睦・宮崎誠・竹岡篤永・柴田喜幸・根本淳子・鈴木克明(2013.1.12)「ストーリー文脈と科目横断型進捗管理機能を付加したeラーニング環境の開発 -イン ターネット型大学院の事例をもとに-」教育システム情報学会研究報告27(5),51-58
詳細はありません。
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坂本 瑞穂, 伊澤 睦, 木田 健, 岩永 菜穂子, 河津 秀利, 久保田 真一郎, 永井 孝幸, 松葉 龍一 (2012.12.17-19)「利用者のためのウェブサイトデザイン -公式ウェブサイトと教職員向け情報サイトのシステム統合-」大学ICT推進協議会2012年度年次大会(神戸国際会議場)
詳細はありません。
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谷口 勝紀, 永井 孝幸, 杉谷 賢一, 林 恵里, 松葉 龍一, 河津 秀利, 岩永 菜穂子 (2012.12.17-19)「熊本大学公式Webサイト更新に伴う認証システムの構築」大学ICT推進協議会2012年度年次大会(神戸国際会議場)
詳細はありません。
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久保田 真一郎, 田村 規雄, 八木 玲子, 西村 岳史, 中野 淳, 松葉 龍一, 中野 裕司 (2012.12.17-19)「情報処理科目におけるオンラインの雑誌記事の活用」大学ICT推進協議会2012年度年次大会(神戸国際会議場)H2-3
詳細はありません。
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中野 裕司, 久保田 真一郎, 松葉 龍一, 杉谷 賢一, 永井 孝幸, 田村 規雄, 八木 玲子 西村 岳史, 中野 淳(2012.12.17-19)「CASとリバースプロキシを基盤とした学外システムの利用者制限とログ管理」大学ICT推進協議会2012年度年次大会(神戸国際会議場)
詳細はありません。
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青木 敏裕, 谷口 勝紀, 永井 孝幸, 杉谷 賢一, 松葉 龍一, 岩永 菜穂子, 後藤 正三, 河津 秀利 (2012.12.17-19)「熊本大学公式Webサイトリニューアルに伴うセキュリティ監査」大学ICT推進協議会2012年度年次大会(神戸国際会議場)
詳細はありません。
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岩永 菜穂子, 松葉 龍一, 永井 孝幸, 中村 直美, 河津 秀利, 坂本 瑞穂, 伊澤 睦, 木田 健, 林 恵里, 谷口 勝紀, 青木 敏裕, 竹本 浩, 野口 緑, 久保田 真一郎, 宇佐川 毅 中野 裕司, 杉谷 賢一 (2012.12.17-19)「熊本大学 公式/教職員Webサイトリニューアル プロジェクト」大学ICT推進協議会2012年度年次大会(神戸国際会議場)
詳細はありません。
-
リンク
中野裕司・本間里見・松葉龍一・久保田真一郎・永井孝幸・喜多敏博・宇佐川毅(2012.12.15)「カリキュラムマップと連動したeポートフォリオに求められる要件と実装の検討」日本教育工学会研究報告集JSET12-5:77-82
詳細はありません。
-
リンク
根本淳子・久保田真一郎・高橋暁子・竹岡篤永・鈴木克明(2012.12.15)「修士課程研究法導入演習科目の支援レベルを高める授業改善 -オンライン学習者のニーズを踏まえて-」日本教育工学会研究報告集12-5,141-146
詳細はありません。
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村上幸生・喜多敏博・江川良裕・中野裕司(2012.11)「LMSとの連携を実現するためのLTI準拠学習支援ツールの実装例と実装方法」情報処理学会CLE研究会(九州大学)2012年度第8回研究会研究報告CLE8-6
詳細はありません。
-
リンク
合田 美子・山田 政寛・松田 岳士・加藤 浩・齋藤 裕・宮川 裕之(2012.9)「eラーニングにおける完了率・満足度と援助要請」日本教育工学会第28回全国大会(長崎大学)発表論文集557-558
<あらまし>
自主的
な
学習の機会を提供する非同期分散型
e
ラーニングでは
,
自己調整
(
制御
)
学
習
サイクルを実践しながら
,
適切に援助要請行動を取る必要がある
.
本研究の目的は
,
e
ラーニングに
おける援助要請行動とコースの完了率および満足度
との関係を明らかにすることである.援助要請行
動は,
質問の必要性とリソース
から,
4
タイプ
(
1
.質問無
,
2
.質問有
,
アクション
(
フォーマル
)
,
3
.
質問有
,
アクション
(
その他
)
,
4
.質問有
,
アクション無
)
に分類
した
.
タイプ
3
が完了率・満足度共
に一番高い平均値を示した
.
完了率と援助要請タイプには有意な結果で
はなかったが
,
満足度とは有
意
差が
みられた
.
満足度に関して
,
タイプ別に更に分析した結果
,
タイプ
1
と
2
,
2
と
3
,
3
と
4
の間
で有意差が検出された
.
-
リンク
井ノ上 憲司・鈴木 克明(2012.9)「JQueryを用いた新しい教員向けLMSインターフェースの開発」日本教育工学会第28回全国大会(長崎大学)発表論文集631-632
<あらまし>
本研
究では,
e
ラーニングを行うための学習管理システム
(
以下,
LMS)
の普及をす
すめるために
LMS
間で共通して使用でき,なおかつマニュアルを見ることなく使えるユーザイ
ンターフェース
(
以下
UI)
を設計し,
開発
するものである。本稿では,
JQuery
を用いた
UI
の
実装
方法および,
LMS
との
データのやりとり方法を
Moodle1.9
上に実装した本システムを使い,説明
する。
<キーワード>
e
ラーニング
,
LMS
,
ユーザインターフェース
(UI)
,ゲームニク
-
リンク
久保田真一郎(2012.9)「Maharaによるポートフォリオテンプレートを利用した学習」日本教育工学会第28回全国大会(長崎大学)発表論文集565-566
<あらまし>
e
ポートフォリオ
(
eP
)
による学習は,
メタ認知活動
の育成
を可能にすると考えら
れている.その一方で,メタ認知活動は高次の活動であり,メタ認知活動に慣れない学習者にとって
e
P
を利用した学習は困難であると考えられる.本研究では,
学部1年生やメタ認知活動に不慣れな受
講者を
eP
による学習へ導くために
,
科目コースにおいて,
ポートフォリオのテンプレートを提供
する
ことで
手軽な利用を可能にし,ワークシート形式のテンプレートにより評価指標を与え,自分で考え
るきっかけを与える.
本研究では,
オープンソースの
e
P
システム
Mahara
により検討した.
-
リンク
中嶌康二・中野裕司・渡邊あや・鈴木克明(2012.9)「MVPモデルの拡張に基づくARCS-VモデルのV要素下位分類の提案」日本教育工学会第28回全国大会(長崎大学)発表論文集261-262
<あらまし> 学習意欲を取り扱ったインストラクショナルデザインの代表的なモデル「ARCSモデ
ル」が近年,提唱者であるJ. M. Kellerによって「ARCS-Vモデル」として拡張されている.こ
こでは,
「意志(volition)」の要素に焦点が当てられ,一旦動機づけられたあと、その意志を学習目標到達ま
で持続させるための方策が必要であることが明示された.現在の日本国内におけるARCSモデルの理解
にこれらの変化を反映し,現場実践に資するものとするためのV要素の下位分類を提案する.
<キーワード>
学習意欲の動機づけ,
ARCS
モデル,
ARCS-V
モデル,
MVP
モデル
-
リンク
仲道 雅輝・鈴木 克明(2012.9)「パリッシュの学習者個人に係わる要因を活用した初年次教育(新入生セミナー)の効果検証」日本教育工学会第28回全国大会(長崎大学)発表論文集279-280
あらまし:本発表では, 実践対象校で初年次教育科目として開講している新入生セミナーを通じて,学習者の学ぶ
姿勢を育成しているかどうかの効果検証及び調査項目の提案を行う.その基礎となる調査項目の着眼点
をパリッシュの「学習経験の要因モデル」の学習経験のレベルを左右する要因から探っていく.具体的
には,学習状況に係わる要因と学習者個人に係わる要因があり,これらの要因によって,学習経験の質
が変化すると捉えている.その中で,
「学習者個人に係わる4要因」を基盤に調査項目を立案・調査・実
施した結果を報告する.
キーワード:
高等教育,初年次教育,教育評価,評価方法,学習者要因,
-
リンク
中野裕司・永井孝幸・久保田 真一郎・松葉龍一・喜多敏博(2012.9)「eポートフォリオ時代に適応するオフラインWeb アプリ組み込みコンテンツの提案と試行」日本教育工学会第28回全国大会(長崎大学)発表論文集667-668
<あらまし> 学習成果の視覚化、省察による学習理解の深化等の観点から、近年eポートフォリオの重要性
が高まってきた。eポートフォリオの入り口としてまず学習成果の蓄積が必要であるが、せっかく
LMS
上で学習
しても、そのデータをeポートフォリオに蓄積するには難しい点がいくつかある。例えば、ディスカッションやクイズ
等の学習活動は
LMS
上でしか閲覧できない場合が多い。このような場合、
LMS
へのリンクという形では
LMS
のユーザ登録の消失や
LMS
の更新で、eポートフォリオからデータが消えてしまい、長期間の活用を考え
たeポートフォリオシステムでは大きな問題となる。昨今の
HTML5
や
jQuery
を活用した
JavaScript
を使え
ば、
Web
ブラウザさえあれば、オフラインであってもスタンドアロン動作が可能なアプリケーションが作成可能で
ある。このようなオフライン
Web
アプリを学習活動が記録されたコンテンツ自体に組み込むことで、
LMS
がなく
とも、
LMS
上でそのコンテンツを閲覧している状態に近い形で、そのファイルをどこに置いても閲覧が可能とな
る。本研究では、このようなファイル保存形式の提案と、ディスカッションフォーラムを学習活動が記録されたコ
ンテンツの例とした試行を行った。
<キーワード> システム開発、
Web
利用、eポートフォリオ、標準
-
リンク
野田 啓子・渡邊 あや・合田 美子・鈴木 克明(2012.9)「大学事務職員を対象とした学習支援職務ミニマム・スタンダードの開発」日本教育工学会第28回全国大会(長崎大学)発表論文集713-714
<あらまし>
大学を取り巻く様々な状況の変化に伴い
,
職員には
,
学生が
,
正課授業もしくは授
業以外の時間や場所において主体的に学べるよう
,
指導や助言を行うことのできるスキルを身に付け
ることが必要とされている.本研究では
,
学生対応において職員が身に付けるべき学習支援職務ミニ
マム・スタンダードを開発した.スタンダードの開発には
,
米国および日本における学習支援職務コ
ンピテンシーおよびガイドラインにおける共通項の抽出を行
い
,
また
,
筆者勤務先における学生の窓
口対応に関するアンケート結果を活用した.
<キーワード>
人材開発
スタッフ・ディベロップメント
社会人教育
OJT
評価項目
-
リンク
及川義道・松葉龍一・喜多敏博・鈴木克明・中野裕司(2012.9)「Moodleに対応した類題生成ブロックおよび類題演習モジュールの開発」日本教育工学会第28回全国大会(長崎大学)発表論文集233-234
<あらまし>
学生の教え合いを活発化する類題を用いた演習を支援するため,
Moodle
用類題生成
ブロッックおよび類題演習モジュールを開発した.雛形は通常の問題と同様,問題エディタで入力し,
生成された問題も問題バンクで管理されるため,ほとんどの問題タイプで活用できる.類題生成ブッ
ロック内で生成される変数は解答欄およびフィードバック欄でも使用することが可能で,生成された
問題文に合わせた解答およびフィードバックを用意することができ
-
リンク
須曽野仁志・合田美子・鈴木克明(2012.9)「ARCS動機づけモデルに着目したデジタルストーリーテリング制作授業の設計と実践」日本教育工学会第28回全国大会(長崎大学)発表論文集259-260
<あらまし> 三重大学教育学部の授業で、
2006
年度より大学生が
2
分程度のデジタルストーリ
ー制作にとり組んできた。そのデジタルストーリーテリング制作授業を設計する上で、基本とな
る①学習目標②学習者③構造④方略⑤学習環境について整理した。さらに、インストラクショナ
ルデザインの目的の一つである魅力に注目し、デジタルストーリーテリング制作実践前後で
ARCS
動機づけモデルの
4
要素(注意、関連性、自信、満足感)がどのように変化したか調査し
た。
<キーワード>
デジタルストーリーテリング、インストラクショナルデザイン、魅力
-
リンク
高橋 暁子・吉里 孝子・本 尚美・鈴木 克明(2012.9)「フィジカルアセスメント教育のペーパーペイシェントを用いたeラーニングクイズ教材の試作」日本教育工学会第28回全国大会(長崎大学)発表論文集379-380
<あらまし>
本
報告
では,新人看護師を対象としたフィジカルアセスメント教育の
ペーパーペイ
シェントを題材とし,自学自習用の
e
ラーニングクイズ教材を試作した
.受講者
のレベルに応じて段
階的にスキルアップ
することを目指し,出題形式が異なる初級・中級・上級の
3
種類のクイズ教材を
用意した
.
今後,
看護教育以
外の
事例ベースのクイズ
教材
への応用可能性を
検証する.
<キーワード>
インストラクショナルデザイン,
e
ラーニング,
看護教育,
LMS
,クイズ教材
-
リンク
本間里見・根本淳子(2012.9)「初年次教育科目「ベーシック」の開発と運用」日本教育工学会第28回全国大会(長崎大学)発表論文集407-408
<あらまし>
本稿では、
2011
年度からスタートした
熊本大学の
新カリキュラムにおいて新設した初年次
教育科目「ベーシック」について、その概要と一年目の実施状況を報告する。ベーシックは熊本大学の学生と
し
て共通して身につけるべき、基礎的な知識と学習スキルを習得する科目であり、
一年生
1800
名を対象とした
一単位の必修科目である。
本稿では、
ベーシック
を受講した学生に実施した
授業開始前と終了後
の
学習効果
の自己評価の結果から、本科目の成果と課題を明らかにする。
<キーワード>
初年次教育
,
e
ラーニング
,
学習到達度
,
教材開発
,
学習コンテンツ
-
リンク
野田啓子, 渡邊あや, 合田美子, 鈴木克明(2012) ゴールベースシナリオ(GBS)理論に基づく大学事務職員向け学習支援職務eラーニングプログラムの開発.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:14-15
あらまし:
近
年,大学職員の役割は,単なる事務処理を司るだけでなく,「学習支援」という新たな領域に
拡大している.学生が,正課授業もしくは授業以外の時間や場所において主体的に学べるよう,指導や助言
を行うことのできるスキルを身に付けることが必要とされている.本研究では,大学職員向けの
e
ラーニン
グプログラムを,学習者が実際の対応事例を疑似体験できるようなストーリーを用いたシナリオ型教材とし
て開発し,現場職員による形成的評価を実施した.
キーワード:
e
ラーニング,インストラクショナル・デザイン,
GBS
,学習支援
-
リンク
米山基, 中野裕司, 久保田真一郎, 合田美子(2012) 学習成果の観点からみたLMS・学習ツール間連携技術の比較検討.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:116-117
あらまし:
近年
e
ラーニングにおいては
LMS
だけではなく
,
そ
の外部
にあ
る
学習ツールを併せて活用す
る動きがみられる.
これらの試み
に
は教育方法の幅を広げるという点でメリットがある一方
,
学習の成果
が
それぞれのツール内に分散してしまう
というデメリットも
あ
る
.そこで本稿では
LMS
側に外部ツール
内で
生成された学習成果データを統合するという
方法でこの問題を解決することを
想定
し
,学習ツール
と
LMS
の
間の連携を達成するために開発された技術
である
GLUE!
,
The Campus Project
および
IMS LTI v1.1
の機能についての
比較検討を行った.
キーワード:
LMS
,学習成果,データ連携,
IMS LTI
,
OKI OSIDs
,
GL
UE!
,
The Campus Project
-
リンク
石井 嘉明, 久保田 真一郎, 北村 士朗, 中野 裕司(2012) 柔軟な協調学習環境を実現するGoogle Docs・Moodle連携システムの開発.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:172-173
あらまし:
同期から非同期まで広く対応した柔軟な協調学習環境の実現を目指して,優れた共同編集機能
を持つ
Google Docs
を
Moodle
の活動として利用できるモジュールを開発した.
Google
のドキュメント,
スプレッドシート,プレゼンテーション,トーク,カレンダーを自由に組み合わせて利用でき,それらの
成果物や活動履歴を
Moodle
上に保存することが可能である.本稿では,これらの開発について形成的評
価も含めて発表する.
-
リンク
桑原千幸,喜多敏博,合田美子,鈴木克明(2012) キャリア教育における多段階相互評価学習の実践と効力感.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:88-89
あらまし:
主体的にキャリアを形成するためには進路選択自己効力を高めることが必要であるが,その適
切な介入方法は明らかではない.本稿では,キャリアに関わる相互評価学習の実践について,形成的評価
としての相互評価学習の繰り返しが,キャリア態度や学習課題に対する動機づけにどのように影響したか
を,学習者への事後アンケートをもとに検討した
.その結果,相互評価学習を
繰り返した群のほうが
1回
のみの群
よりも
,キャリアプランの発表と相互評価に対する効力感が高かった
ことが明らかになった.
キーワード:
キャリア教育,効力感,相互評価,
Moodle
,
ARCS
モデル
-
リンク
合田 美子, 山田 政寛, 松河 秀哉, 畑 耕治郎, 安浪 誠祐(2012) ソーシャルラーニングへの適性度基礎調査:CSCL における学習行動と態度の説明要因.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:96-97
あらまし:
本
研究は
,
ソーシャルラーニングへの適性度に関する基礎調査を目的としている
.
近年
,
注目
されているソーシャルラーニングでは
,
適性度が高い学生のみが活発に参加するという課題がある
.
ソー
シャルラーニングが
CSCL
を包含するという立場を取り
,
CSCL
のオンラインディスカッション活動から
学習行動と態度に関する予測モデルを開発した
.
91
名の学生のオンラインディスカッションにおける
発
言回数
,
満足度
,
自己認識する貢献度と
,
ソーシャルラーニングに影響を与え得る要因との関係について
重回帰分析を用い探索的に明らかにした
.
学習スタイルの連続性
(5)
の領域
11
項目と
27
項目で,発言数,
満足度,貢献度を高い割合で説明,予測できるという結果になった.
キ
ーワード:
ソーシャルラーニング
,
CSCL
,オンラインディスカッション
,
適性度
-
リンク
柴田 喜幸, 鈴木 克明(2012) ストーリー型eラーニングにおける先行2理論の適合の相互関係分析.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:364-365
あらまし:
「学習意欲」と「シナリオ作成」の代表的な先行理論がストーリー型eラーニングコースにど
のように用いられているかを照合する手法を先に開発した.これをもとに市場評価が高い既存コースにお
ける両理論の適合を詳細に分析したところ,各々の理論の利用のされ方における相互関係が示唆された.
これをもとに,両理論の相互補完的利用によるコース開発の知見を得た.転じて研究の上位目的である魅
力的なコースの開発支援ツール開発の示唆を得た
-
リンク
甲斐 晶子, 根本 淳子, 松葉 龍一, 鈴木 克明(2012) 関心と学習段階に適応して言語使用場面型タスクを推薦する日本語学習ナビゲーションシステムの形成的評価.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:158-159
あらまし:
本稿では
,比較的動機づけの弱い学習者のために開発した日本語学習ナビゲーションツールの
形成的評価から得られた知見について報告する.筆者らは既存の学習教材に場面設定を付与し,学習者ご
との興味や学習段階に適応した課題を推薦することにより,教材を学習者中心の設計にみせるツールを開
発した.形成的評価の結果,本ツールの使用により楽しさや使用場面の想起に向上がみられることが明ら
かになった
-
リンク
廣庭晴香,白木信義,岩永康之,森田晃子,早川勝夫,鈴木克明(2012) 医療従事者パフォーマンス改善プロジェクトにおける現状分析-94床急性期病院の取り組み事例-.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:206-207
あらまし:
ひとりの患者のニーズに応えるため、異なる専門職がチームを組み、医療を提供するチーム医療が推奨さ
れ、各施設において試行錯誤しているのが現状である。本稿では、当病院において多職種で編成されたプロジェクトを
立ち上げ「職種間連携」に関する患者および職員の満足度調査を実施した。「職種間連携」の問題は存在し、意図的に
解決するシステムが必要である。今後、患者満足度を向上するための「職種間連携」における医療従事者のパフォーマ
ンス改善システムを構築する予定である。
-
リンク
荒井直美,鈴木克明(2012) ビデオ教材を使用した医療者用教育コースの現状と今後の展望-患者急変対応コース for Nurses 〈KIDUKI コース〉-.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:210-211
あらまし
:
看護師教育のために開発された「患者急変対応コース
for Nurses
(以下
KIDUKI
)」は、心肺
停止前の前駆症状に気づくためのコースとしてこれまで
1,000
以上が受講し、学習者満足度が高いコース
である。しかし、ガニェの学習成果分類を用いて分析を行ったところ、学習目標と成果の不一致が認めら
れた。知的技能の学習成果を獲得するためには、更なる追加時間が必要と考えられる。研修時間を増加さ
せないために、今後は知的技能部分の
e
ラーニング化を含めて検討していく。
キーワード
:
ビデオ教材、ガニェ、学習成果分類、
KIDUKI
-
リンク
岩永 康之, 廣庭 晴香,森田 晃子, 早川 勝夫, 鈴木 克明(2012) ID初心者がIDを体感するためのID学習会方略‐既存心肺蘇生講習会の三変化‐.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:212-213
あらまし:
当院
では,現在「病院革命」という名のプロジェクトを進行中である。そのうち、看護師の
ラダー改善に
取り組むチームにおいて、全ての基本は学習・教育
であるとの考え
の下、
インストラクショナルデザイン(
ID
)を学ぼ
う
という気運が高まり、
ID
学習会を企画し開催した。
ID
について全くの初心者がその対象であったこと
から
、心肺
蘇生講習会を例に、「よくある普通の研修」、「少し改善された研修」、「
ID
に基づいた研修」
の三変化を体感して
もらい、その明らかな違いを認識することで
ID
への理解を図ったものである。事後テストとアンケート結果から
一
定の評価
は
得られ
たが
、今回の試行をプロト
タイプとし
た
形成的評価
から
改良すべき点が明らかとなった
。
今後も
改善・修正を重ねて、より効果の高い
ID
学習会を開発する予定である。
キーワード:
インストラクショナルデザイン,初心者,プロトタイプ,形成的評価,研修
-
リンク
根本 淳子, 竹岡 篤永,井ノ上 憲司,久保田 真一郎,柴田 喜幸,鈴木 克明(2012) オンライン学習の研究活動を支援するコミュニティ形成要因の検討-一大学院の事例をもとに-.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:370-371
あらまし:本発表では研究活動の支援を目指し、これまで取り組んだアンケートとインタビュー調査を踏まえ、研究活動を促す要因と支援策について検討した.
-
リンク
鐘ヶ江力, 松葉龍一, 江川良裕, 鈴木克明(2012) 高等教育機関におけるeラーニング活用向け支援サービス構築ツール開発.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:372-373
あらまし:本稿では、教育におけるeラーニング活用の課題を踏まえ、eラーニングサービスベンダーに所属するサポートエンジニアが、顧客である教育機関へ対してeラーニングを利用する教員がより良い教育活動が可能になるように支援サービスを再構築する提案を効率的に行うためのツールを開発した.
-
リンク
加藤 泰久, 鈴木 克明(2012) フロー理論に着目した学習教材・学習環境の再設計支援ツールのeラーニング教材に適用した際の評価について.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:376-377
あらまし
:
フロー理論に着目した学習教材・学習環境の再設計支援ツールとして開発した,フロー理論適合度
チ
ェックリスト
を
,eラーニング教材に適用した際の
チェックリストの
信頼性の検証を形成的評価のプロセスを通し
て
実施した
.同一
教材に対して,評価者(教授者/教材設計者)が,改善すべき点を
本
チェックリストで検出でき
るかどうかの評価実験
を実施し,
十分な
信頼性があることを示すとともに
,チェックリスト
利用上の
課題を明確化
した.
キーワード:
フロ
ー理論,
チェックリスト,
学習環境再設計,評価
-
リンク
鈴木 雄清, 松葉龍一, 喜多敏博, 鈴木克明(2012) ARCS動機づけモデルに基づく授業診断システムの構築.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:108-109
あらまし:
学生アンケートを積極的に授業改善へ活かすために,
ARCS
動機づけモデルに基づく
ARCS
評価シートを利用した学生アンケートの実施後,回答結果を集計・改善点の分析・公開を可能にするシス
テムの構築を進めている.アンケート回答に携帯電話を利用することで,学生の利便性と,回答後の教員
への開示時間の短縮を図った.教員は,
Web
上で集計データや
ARCS
動機づけモデルに基づいた診断結
果を実施後即座に参照できる.
キーワード:
ARCS
動機づけモデル,学生による授業アンケート,授業改善,
FD
-
リンク
米谷淳, 合田美子(2012) Web-based FDのID論的検討 -FDの現状分析-.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:110-111
あらまし:
本研究はインターネットを利用した広義のファカルティ・ディベロップメント(
FD
)
すなわち
Web
-
based FD
について、インストラクショナル・デザイン(
ID
)の立場から検討しようとするものであ
る。今回はその初報として文献レビューと
某
大学の事例をもとに狭義の
FD
の現状分析を行い、
Web
-
based
FD
の
意義について議論する
。
キーワード
:
FD
,
ID
,現状分析
-
リンク
鈴木克明(2012) オンライン学習者コンピテンシー標準をどう活用すればよいか.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:160-161
あらまし:
国
際職能標準として
ibstpi
が提唱してきた教育設計(
ID
)
,
インストラクタ
,
研修管理者
,
評価
者
のコンピテンシー標準に加えて
,
新しい「職能」標準としてオンライン学習者コンピテンシー標準が発
表
される見込みになった.本発表では
,
教育の受益者側に「職能」標準を設定した背景にある意図に基づ
い
て
,
これをどう活用すればよいかについて
,
オンライン学習者自身のみならず
,
教育提供者側も視野に
入
れて考察を加えた.オンライン学習環境で学ぶスキルを向上させるとともに、学習者にとってよりよいも
のにするためにオンライン学習者・学習支援者・教育提供者に様々な活用法があることが分かった.
キーワード:
e ラーニング,オンライン学習者,コンピテンシー,国際標準,活用法
-
リンク
【2012年度大会奨励賞受賞】千葉 佑介, 北村 士朗, 喜多 敏博, 合田 美子(2012) 講師力の定義・構造化と有用性の検証~研修事業会社の講師力向上への取組みを例として~.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:164-165
あらまし:
筆者が勤務する研修事業会社における講習会品質のうちの講師
に求められる
力にフォーカス
し
、
集合研修の
現場で発生している
講師に起因する
問題
の
解決を目的とし、講師力定義を開発した。開発した
講師力定義は、インストラクショナルデザインの専門家と研修部門幹部社員・講師指導者それぞれの評価
とその結果を踏まえた改善
により、妥当性・明瞭性・網羅性・有用性を確保
するとともに
、現場から活用
アイデアを募り、研究目的の実現性を高めた。
キーワード:
企業内・社会人教育
,
教育ビジネス
,
講師力定義
,
コンピテンシ
-
リンク
前田 和哉, 鈴木 克明, 片野 俊行(2012) プロジェクトマネジャー育成のためのゴールベースシナリオ理論に基づいたeラーニング教材の設計及び開発.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:224-225
あらまし:
プロジェクトマネジャー育成のため,主に
PMI
倫理職務規定に沿った
PMP
®
(プロジェクトマ
ネジメントプロフェッショナル)に求められる行動原理の習得を目指すための教材設計及び開発を行った。
発生する出来事に対し適切に判断をすることが求められる
PMP
®
資格の特性等を考慮して,本教材設計及
び開発にあたっては,架空のシナリオの中で「失敗することにより学ぶ」という
ゴールベースシナリオ理
論
に基づき,設計・開発を行った
.
キーワード:
インストラクショナルデザイン
,
PMP
®
,
プロフェッショナルの責任
,
PMI
,
GBS
-
リンク
仲林 清(2012) アンケート調査によるSCORM規格活用形態の現状分析.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:234-235
あらまし
e
ラーニングベンダや利用者を対象として
SCORM
規格の普及状況と課題に関するアンケー
ト調査を行った.
SCORM
規格の利用状況を,調査対象者の職種,作成するコンテンツの種別,利用す
るオーサリングツールや
LMS
種別などの関連の観点から分析した.標準規格を利用することで,多様
なツールの活用が可能となり,一人の技術者が多種の
LMS
に対応できていることが明らかになった
-
リンク
市川 尚・鈴木 克明(2012.9)「ID理論の学習スキルへの活用状況に関する一検討」日本教育工学会第28回全国大会(長崎大学)発表論文集963-964
<あらまし> 筆者らは,インストラクショナルデザイン(
ID
)理論が教授の設計に限らず学習ス
キル(認知的方略)としても有用であるとの視点にたち研究を進めている.本研究では,大学の教職
科目において受講生が学んだ
ID
理論を,実際に自らの学びに活用しているのかについて,講義の振り
返りの一環として調査した結果を報告する.結果として,ID理論を自らの学習に活用する学生がいた
こと,一方で意識はしたが活用には至っていない学生が多いことが明らかとなった.
<キーワード>
インストラクショナルデザイン,授業実践,学習スキル,認知的方
-
リンク
竹岡 篤永・根本 淳子・喜多 敏博・鈴木 克明(2012.9)「学習者はどのようにしてストーリー文脈を自分の現実・体験に結びつけるのか」日本教育工学会第28回全国大会(長崎大学)発表論文集965-966
<あらまし>
社会人学生にとっては、学習内容を現実の仕事
・経験
と結びつけることが、学習を
深める鍵となる。
本研究は、
熊本大学教授システム学専攻で提供されているストーリー中心
型
カリキュ
ラム(
Story Centered Curriculum
:
SCC
)
を題材に、学習者の経験を学習に結びつけるための付加的
な
方法(アドオン)の提案を目指している。本論は、その前段階として、
社会人学生がどのようにし
て学習カリキュラムで提供される文脈を自分の現実に
結びつけるのかを
整理し
た
。学習者は、
同級生
との
関わりの中で、仕事
という大きなフレームなど
を手がかりにしていることがわかった。
<キーワード>
学習
支援、社会人
学習者
、eラーニング、
ストーリー
、
GBS
-
リンク
根本 淳子・鈴木 克明(2012.9)「FDワークワークショップ実践報告-デザイン力向上の支援を目指して-」日本教育工学会第28回全国大会(長崎大学)発表論文集967-968
<あらまし>
日本教育工学会
が実施する
FD
研修会
第
3
回
として
,
授業改善を目的とした
1
日の
ワーク
ショップを
,
29
名
を対象
に
設計・
実施した
.
参加者
各自が持参したシラバスや授業案をもとに
,
開発したワークシートを用いて授業改善の検討を行う
実習中心
の
内容とした
.
最終レポート
か
ら
は
目
標・評価の見直
し
と授業案の具体
性
が高まり
,
本研修の効果を確認できた
-
リンク
鈴木 克明・根本 淳子(2012.9)「大学教育ICT利用サンドイッチモデルの提案-ポートフォリオは応用課題に、LMSは基礎知識に-」日本教育工学会第28回全国大会(長崎大学)発表論文集969-970
<あらまし> 大学が講義と定期試験に依存する教育から脱皮することを意図して、ポートフォリ
オにおいて公開可能な応用レベルの学習成果を中心に全体設計する ICT 利用サンドイッチモデルを提
案する。基礎知識は学習管理システム(LMS)で自動的に繰り返し提示・確認を行い、授業時間を応用
レベルの取り組みにあてる。その際、授業外の学習支援機能を充実させるために、学生チューターの
活用とその育成を担当する専門家が重要な役割を果たす必要があることを述べる。
<キーワード>
インストラクショナルデザイン 高等教育 ICT ポートフ
-
リンク
桑原 千幸・喜多 敏博・合田 美子・鈴木 克明(2012.9)「キャリア教育における多段階相互評価の実践と進路選択自己効力の向上」日本教育工学会第28回全国大会(長崎大学)発表論文集423-424
詳細はありません。
-
リンク
鈴木克明(2012.8)「遠隔教育者を支える同価値理論と交流距離理論」第19回日本教育メディア学会年次大会(東北学院大学)発表論文集 27-28
要約:本研究では、サイモンソンが提唱する同価値理論とムーアが提唱する交流距離理論を取り上げ、遠隔教育に携わる者がそれらの理論をどう活用して自らの教育実践構築に生かす可能性があるかを論じた。その際、筆者がこれまでに経験してきた通信制高等学校にける放送教育や、内外の遠隔大学・大学院の設計・運営を省察した。
-
リンク
仲道雅輝・佐藤慎一・鈴木克明(2012.8)「全学的なe-learning普及施策を踏まえた教育のe-learningへの意識変容に関わる研究」第19回日本教育メディア学会年次大会(東北学院大学)発表論文集 55-56
要約:本研究では、全学的なe-learning推進のために、施策を行うことによって、e-learningに対する教員の意識変容を考察する。ブレンデッド型授業に取り組み始めた教員のヒアリング調査を実施し、検証結果を報告する。取り組みを成功に導くための鍵は、「教員に対するe-learningの多様性と利便性を意識付けること」を目的とした「仕掛け」を用意することと、技術面だけでなく授業のマネジメントも行うことのできる専門性の高い支援部門の確立である。
-
リンク
高橋暁子・吉里孝子・本尚美・鈴木克明(2012.8)「フィジカルアセスメント教育のeラーニングにおける教材作成者向けの事例型クイズテンプレートの試作」第19回日本教育メディア学会年次大会(東北学院大学)発表論文集 63-64
要約:本報告では、新人看護師を対象としたフィジカルアセスメント教育のラーニングにおいて、教材作製者向けの事例型クイズテンプレートを試作した.本テンプレートは、1つの基本事例をベースとして出題形式の異なる3種類のクイズ教材の生成を支援するものである.今後、看護教育以外の事例ベースのクイズ教材への応用可能性を検証する.
-
リンク
市川尚・鈴木克明(2012.8)「認知的方略の学習を支援するドリル型教材シェルの設計」第19回日本教育メディア学会年次大会(東北学院大学)発表論文集 77-78
要約:筆者らは、インストラクショナルデザイン理論が学習者の認知的方略(学習スキル)として活用できるとの視点に立ち、研究を進めている.本研究では、ドリル型の教材シェルについて認知的方略の学習を支援できるように設計を行った.教材シェルはあらかじめ組み込まれたアルゴリズム(方略)と入れ替え可能なデータを用いて、同じ方略の異なる教材を提供することが可能であり、認知的方略の学習に役立つと考えている.
-
リンク
竹岡篤永・根本淳子・喜多敏博・鈴木克明(2012.8)「ストーリー文脈を自分の現実・体験に結びつけるアドオンの提案」第19回日本教育メディア学会年次大会(東北学院大学)発表論文集 83-84
要約:本研究は、学習と学習者の経験とを結びつけるための付加学習方法(アドオン)の提案を目指している。熊本大学教授システム学専攻で提供されているストーリー中心型カリキュラムを題材に、SCC学習者への調査を行い、(A)学習者同士のコミュニティづくり、(B)ストーリーの枠組みをベースにした業務スタイルづくり、の促進が望まれると整理し、3つのアドオンを提案した。
-
鈴木克明「高等教育とICT(指定討論者)」日本教育工学会 高等教育シンポジウム(2012.6.16 東京工業大学)
詳細はありません。
-
村上幸生・喜多敏博・江川良裕・中野裕司(2012.5)「Basic LTIに準拠した学習支援ツールの開発」情報処理学会CLE研究会(関西学院大学)2012年度第7回研究会研究報告CLE7-4
詳細はありません。
-
谷塚光典・東原義訓・渡邊あや・喜多敏博・鈴木克明(2012.5)「教員養成カリキュラムにおける体験的活動の検討-NCATE Blue Ribbon Panelのデザイン原則を手がかりに-」『日本教育工学会研究報告集 JSET12-2』19-24
詳細はありません。
-
寺嶋浩介・市川尚・稲垣忠・鈴木克明(2012.5)「教職科目における「授業設計マニュアル」に基づいた指導上の課題の分析」『日本教育工学会研究報告集JSET12-2』25-28
詳細はありません。
-
リンク
多賀万里子, 阪井和男, 鈴木克明(2012) 学習者の行動変化を促すケースメソッドの効果とCan-Doリストの拡張および他の科目への展開 ? 法学部教養教育における実験的取り組み -.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:226-227
詳細はありません。
-
リンク
櫻井 良樹, 寺田佳子, 高根祐次, 五十嵐寿恵, 合田美子, 権藤俊彦, 森田晃子(2012) eラーニング専門家人材に必要なコンピテンシーの体系再構築-HPIを包含する役割定義と標準業務プロセスの見直し-.教育システム情報学会第37回全国大会(千葉工業大学)発表論文集:222-223
詳細はありません。