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IDマガジン第88号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2020年 8月 5日━━━━
<Vol.0088> IDマガジン 第88号
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皆様、いつもIDマガジンのご愛読ありがとうございます。
ようやく梅雨が明けて本格的な夏が到来しましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回も、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

今回のコンテンツメニューはこちら↓
《 Contents 》
1. 【連載】ヒゲ講師のID活動日誌(82):グリーンブック第4巻日本語版、発刊される
2. 【ブックレビュー】『超一流になるのは才能か努力か』アンダース・エリクソンほか 文芸春秋(2016)
3. 【報告】第45回まなばナイトレポート「コロナ禍でのICT対応」
4. 【ご案内】第46回まなばナイト8/22(日)「『学習者中心の教育を実現するインストラクショナルデザイン理論とモデル』を読んで~監訳者 鈴木克明先生に聞きたいこと~」
5. 【イベント】その他、近々行われるイベントは?
★ 編集後記

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【連載】ヒゲ講師のID活動日誌(82) :グリーンブック第4巻日本語版、発刊される
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前回予告した通り、『学習者中心の教育を実現するインストラクショナルデザインの理論とモデル』の日本語版が発刊された。IDの巨匠ライゲルースがグリーンブックは第3巻で終わりだ、との宣言を前言撤回してまでも刊行したグリーンブック第4巻を日本の読者の皆様にお届けできたことに監訳者として安堵している。
アマゾン売れ筋ランキングでは2020年8月3日現在、書籍全体で1000位を切って984位(これがどのぐらいすごいことか実感は湧かないが、出版社は喜んでいた)、学習指導と教育学の2つで9位と好調である。512ページにもなってほとんど自立的に立てて置ける(?)ぐらいの大著が、高額に関わらずも売れているというのは、嬉しい限りである。お買い上げありがとうございます!

この翻訳にあたったのは日本医療教授システム学会(JSISH)の有志諸氏。ということで、JSISH主催の記念イベント「刊行記念WEBトークライブ」を8月8日午後にやります、とアナウンスしたら200名を超える申し込みをいただいたという。無料だから当日欠席もある程度見込まれるだろうが、豪華な顔ぶれで、たっぷり4時間お楽しみいただけるラインナップも揃い、とても楽しみである(https://pro.form-mailer.jp/lp/8d0e5ac3201210)。チャットをフル活用してリスナーからの質問も、その場でたっぷり時間をとって取り上げる予定なので、ぜひとも盛り上げてくださいませ。

さらに、名古屋への参集ができなくなった8月22日の第46回まなばナイト@オンラインでもこの本を取り上げてくれた。同窓会にも感謝感謝である。まなばナイトでは本の中身に目を通していることを前提にしたZOOMブレークアウトの計画もあり(詳細は下の記事を参照ください)、益々、売上向上に寄与してくれることだろうと期待している。「監訳者に質問」するというコーナーもあるので、当日は、ついうっかりの失言に十分に注意しながら、存分に楽しみたいと思っている。高額を投資したからには、元を取れるようにむさぼり読みましょう。

それにしてもこの本、ボリュームが半端じゃありません。「学習者中心」へのパラダイムシフトを(これまで通り)提案し、具体的な動きを紹介して「こうやればできる」という道筋をいくつか示しているのは前書(第3巻:翻訳済み)からの流れとして当然である。IDの第一原理を根幹に据え、いつでも使える普遍的原理と状況依存原理を区別してデザインしていくというアプローチも踏襲されている。他方で、パラダイムシフトを実現するためには、これまで教育方法論中心のIDが扱ってこなかったカリキュラム理論(方法論に対して内容論)を統合することが必要であると主張し、第5章「カリキュラムの新しいパラダイム」では、MESSに変わる4つのカリキュラムの新しい柱を提案した。
これを書いたのが何とあのマーク・プレンスキーである。MESSという命名も彼らしい(直接的には書いてなかったので、たぶん彼がそういう思いで命名しただろうと想像して少し加筆した=文化差を埋めるための監訳者特権行使)。デジタル移民がデザインした教育システムではデジタルネイティブの本領が発揮できない、若い人の可能性に蓋をするな、というプレンスキーの過激な主張を読む絶好のチャンスである。
この分厚い本の中で最初に読むべき章はどれか、と聞かれれば、迷うことなく第5章を勧めたい。そう断言しておいて、「私にとっては第5章よりは第〇章の方がもっと刺激的でしたよ」という異論を楽しみに、各イベントを迎えようと思う。

次の監訳書『教育デザイン研究を始めよう』(仮)も全訳を脱稿し、近々校正作業に入るだろう。その間には、日常業務の合間を縫って、単著『評価設計マニュアル』に取り組む所存(ライゲルースが第4巻ならば、ヒゲはシリーズ5冊目じゃ)。コロナ騒ぎで出張が減った分だけ能率よく執筆活動ができました、と言える日がそう遠くない将来に訪れるのを楽しみに、序二段からの復活優勝を成し遂げた照ノ富士にあやかって、粛々と前に進めていきたいと思う。前にも書いたと思うが、「執筆は順調ですか」と時折、各方面からのリマインダをいただけることを狙った有言実行的自己調整学習方略でした。オオカミ少年になる前に、何とか実現したいものである。

読者各位の健康と安全を祈念しています。

(ヒゲ講師記す)

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【ブックレビュー】『超一流になるのは才能か努力か』アンダース・エリクソンほか 文芸春秋(2016)
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イチロー、マイケル・ジョーダン、ココ・シャネルなどの「天才」を見ると、「かっこいい!あんな風になりたい!」と思うと同時に、「生まれ持った才能の塊なんだろうなぁ」とつい考えてしまう。彼ら彼女らは違う世界に住む住人だと思ってしまう。
それでも、同時に少しでも近づきたいとも思う。
この本は、「超一流の○○になりたい」「世界レベルのエキスパートになりたい」「より効率的に効果的に成長する方法を知りたい」という方にオススメである。
本書では、心理学者アンダース・エリクソンが30年以上にわたる研究で導き出した「超一流」になるための方法を詳細に説明している。

今回のまとめは、以下の疑問を満たしてくれるだろう。
・その分野のエキスパートになるためには何をすればよいのか?
・「目的のある練習」とは?
・「限界的練習(deliberate practice)」とは?

【エッセンシャル版】【長編版】の2種類を用意した。
エッセンシャル版を読み、より詳細を知りたい場合は長編版も読んで欲しい。
エッセンシャル版は約5分、長編版は約20分の読了時間を想定している。

それでは、早速はじめていこう。

【エッセンシャル版】
■その分野のエキスパートになるためには何をすれば良いのか?
エリクソンは述べる。
今までは、色んな潜在能力を決まった量だけ持って生まれてくるのであり、どれを伸ばすか(伸ばさないか)を選択することはできるが、どの「カップ」もへりまでしか満たすことはできない、という事を意味する。
だが今では、能力の規定量などというものは存在しないことがわかっている。脳には適応性があり、絶対音感をはじめとする能力は、予め存在していなかったとしても訓練によって生み出すことができるのだ。
これは従来の常識を覆した。
なぜなら、今や学習は人々が生まれ持った能力をうまく使えるように導くためのものではなく、新たな能力を生み出す手段となったからだ。
では、自らの選んだ分野で能力を高めていくにはどうすればいいのか?特定の活動における技能を向上させるのに最適な方法は何か?うまくいく方法?いかない方法はどんなものか?それはなぜなのか?
正しい訓練を、十分な期間にわたって継続することが向上につながるのだ。
では、「正しい訓練」とは何か?
また、どうすればそれを実践できるか?

自らの分野において世界最高水準に到達した人、技能の頂点を極めた人の能力を理解することを目的とした研究で、傑出したプレーヤーとそれ以外を分ける要素を解明した。
分野を問わず、技能を向上するための最も有効な方法は例外なく、同じ一般原則を満たしている。エリクソンは、この普遍的アプローチを「限界的練習(deliberate practice)」と名付けた。
限界的練習の原則は傑出した技能を持つ人々の研究を通じて発見されたものだが、原則自体は何らかの分野において能力を少しでも向上させたいと思っている人なら誰にでも実践できる。

■「目的のある練習」とは何か?
この程度できれば充分と言う水準で頭打ちになる一般的な練習方法より効果的であり、我々の最終的な目標である限界的練習に一歩近づくものだ。

目的のある練習の4つのポイントがある。
1、目的のある練習にははっきりと定義された具体的目標がある
2、目的のある練習は集中して行う
3、目的のある練習にはフィードバックが不可欠
4、目的のある練習には、コンフォートゾーンから飛び出すことが必要

■「限界的練習」とは何か?
・限界的練習は、すでに他の人々によって正しいやり方が明らかにされ、効果的な訓練方法が確立された技能を伸ばすためのものである。練習のカリキュラムは、エキスパートの能力とその開発方法に通じた教師あるいはコーチが設計し、監督する。

・限界的練習は、常に現在の能力をわずかに上回る課題に挑戦し続けることを求める。

・限界的練習には、明確に定義された具体的目標がある。通常は対象とする技能のいくつかの側面を向上させることを目標とし、漫然と技能全体の向上を目指すものではない。

・限界的練習は、意識的に行う。つまり学習者には全神経を集中し、意識的に活動取り組むことが求められる。

・限界的練習には、フィードバックと、そのフィードバックに対応して取り組み方を修正することが必要だ。トレーニングの初期にはフィードバックの大部分は教師やコーチが提供するもので、上達ぶりを評価し、問題を指摘したり、その解決方法を教えたりする。

・限界的練習は、有効な心的イメージを生み出すと同時に、それに影響受ける。技能の向上は心的イメージの改善と密接に関連している。技能が向上するにつれて心的イメージも詳細で有効なものになっていき、それがさらなる技能の向上を可能にする。

・限界的練習では、すでに習得した技能の特定の側面に集中し、それを向上させることでさらなる改善や修正を加えていくことが多い。時間をかけて一歩ずつ改善を積み重ねていくことが、最終的に傑出した技能の獲得につながる。

【長編版】は、以下のURLをご参照ください。

https://idportal.gsis.jp/files/id_magazine/id_magazine_bookreview_kamegaya202008.pdf

(熊本大学大学院教授システム学専攻 博士後期課程 亀ヶ谷友佑)


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【報告】第45回まなばナイト@オンライン レポート「コロナ禍でのICT対応」
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まなばナイトが始まって45回を数えるなか、初のフルオンライン開催となりました。

緊急事態宣言も出され、この間社会全体さまざまな場面で、急激な変化に見舞われています。今回は修了生の中から、企業1名、大学2名の事例紹介に加え、入学したばかりの大学一年生からも受講生の立場から事例の共有をいただきました。

事例1:千葉さん(5期生:企業の教育や研修への取り組み)

岩手県立大で鈴木先生の授業を受けたことなどの自己紹介から、幾度か仕事の場を変える中、現在の置かれた立場状況で、あるもの、学んできたこと、経験してきたことを活かし、使えるものは使ってできることをやる という働きっぷりを語っていただきました。


事例2:桑原 千幸さん(大学での対応):博士5期生 京都文教短期大学 ライフデザイン学科 准教授

学科主任もされ、多忙な中講演をまとめてくださいました。

非常勤教員への集中サポートWeekや、学生が通学できない期間への適応サポート等数々の取り組みを紹介いただきました。「学生との命綱は、メール」「LINEオープンチャット(アカウントを晒すことなく参加できる)がうまくいった」「課題を前倒して受け付ける」などの工夫をされているとのこと。

息抜きをさせるにはどうすればよいか? といった課題感を持っていることも、質疑にこたえる形で共有いただきました。


事例3:淺田 義和さん(大学での対応):9期生   自治医科大学 情報センター 講師

じわじわと対応が迫られた時系列に、学生を帰省させたりというところから学内のオンライン授業化の支援まで、慌ただしくも新たな知見も得られた2か月ほどをご紹介いただきました。

追加コストは大丈夫だったのかという質問には、オンライン授業のための基盤整備に奔走された苦労話で返されていました。


事例4:大学生(受講者のリアルな声)

4番目の登壇者は現役の大学1年生。この春入学し、まだ一度も大学に足を運んでいないという、ナマのオンライン受講生から体験を語っていただきました。オンラインでも結構いける。でもイケてない先生の講義は本当に授業になっていないと手厳しく、学校関係者からは耳が痛いとの感想が漏れていました。


グループセッション

休憩を挟んで、グループセッションはZoomのブレークアウトルームを使って複数グループに分かれ、話題提供者の講演内容や身の回りに起きている課題などについてディスカッションしました。

私が参加したグループでは、「いまは毎日朝会していて意識共有が密になった。孤独にさせないことが在宅勤務では大事」といった企業の現場の話から、遠くサウジアラビアから参加くださった修了生の、ご当地ロックダウン事情などでも盛り上がりました。


クロージング:鈴木先生

「同じ大学にもどってはしかたない、期待値はあがっている。」修了生の働きっぷりにエールをおくりつつも、いまこそIDで変化を力に新しいスタイルを創っていこうと檄を飛ばされました。また、IDマガジンへの寄稿や、歴史的なアーカイブが出来つつあるとしてNIIのサイバーシンポジウムを紹介いただきました。

ヒゲ講師のID活動日誌(81):with新型コロナの「ニューノーマル」をデザインする http://idportal.gsis.kumamoto-u.ac.jp/?page_id=55&cat=32&n=23696

4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム https://www.nii.ac.jp/event/other/decs/


途中参加、途中退場もありましたが、最大75名ほどの参加をいただきました。


本編に続き、Zoomを使ったWeb懇親会も行われました。別会場としてRemoとspetial.chatの2つのサービスも体験しました。

今年も隔月で開催予定のまなばナイトですが、会場で直接集まれるようになっても、ハイブリッドな開催に取り組んでみたいと思います。

(熊本大学大学院教授システム学専攻同窓生 加地 正典)


○写真入りレポートは以下をご覧ください。
https://www.manabanight.com/info/manabanight45report


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【ご案内】第46回まなばナイト 8/22(日)「『学習者中心の教育を実現するインストラクショナルデザイン理論とモデル』を読んで~監訳者 鈴木克明先生に聞きたいこと~」
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名古屋の夏といえば、まなばナイト@名古屋!開催時期を迎え、東海地区メンバーで企画を練ってきましたが新型ウイルスの猛威には何ともなりませんでした。今年で7年目を迎える名古屋での集合開催は断念して、第45回に引き続きオンラインでの開催とさせていただきます。

【日時】
2020年8月22日(日)午後6時~午後8時30分

【セミナー概要】
『「学習者中心の教育を実現するインストラクショナルデザイン理論とモデル」を読んで ~コロナ禍でのいま、監訳者 鈴木克明先生に聞きたいこと~』
 
■□■□■ オープニング ■□■□■
熊本大学教授システム学研究センター 連携研究員 大石 奨
 
■□■□■ ディスカッションタイム ■□■□■
1.話題提供
熊本大学大学院 教授システム学専攻 専攻長(前期担当)
熊本大学教授システム学研究センター センター長 鈴木 克明 教授
『「学習者中心の教育を実現するインストラクショナルデザイン理論とモデル」を読んで 〜コロナ禍でのいま、監訳者 鈴木克明先生に聞きたいこと〜』
 
突如現れた新型コロナウイルスの影響で、社会環境はあっという間に変化して「新しい生活様式」を取り入れる必要性が高まりました。学校や職場にも影響し、テレワークの推進や集合研修の見直しなど早急に対応しなければならない状況下にあります。
この状況下において、熊本大学大学院教授システム学専攻(GSIS)は休学することなく、学生は履修を続けることができています。それは綿密な教授設計がなされているからこそでした。
今回のまなばナイトは、GSISの専攻長であり、熊本大学教授システム学研究センター長、そして我が国におけるインストラクショナルデザインの第一人者の鈴木克明先生にご登壇いただき、コロナ禍における学習者中心の教育をどう進めたらよいのかを皆さんで考えたいと思います。

2.グループワーク(Zoomブレイクアウト)
(1)私が一番興味を引いた部分
参加者同士の自己紹介を含めて「学習者中心の教育を実現するインストラクショナルデザイン理論とモデル」を読んで、各自が最も心を惹かれた部分を発表し合います。
(2)私の仕事で活かそうと思った具体策
参加者一人ひとりが「学習者中心の教育を実現するインストラクショナルデザイン理論とモデル」を読んで、仕事などでどのような場面で何を生かそうかと思ったか、また生かしていることを発表し合います。
(3)私からあなたへの提案
参加者同士での学び合いを深めるために、他の参加者への提案をします。インストラクショナルデザインに不慣れな方でも、「学習者中心の教育を実現するインストラクショナルデザイン理論とモデル」の内容から何か1つだけ伝えてください。
(4)監訳者 鈴木克明先生に聞きたいこと
グループ内で、監訳者の鈴木克明先生に聞きたいことを決めます。聞けることは各グループで2つだけ。何を聞くかは、グループで話し合って決めてください。
 
■□■□■ クロージング ■□■□■
熊本大学大学院教授システム学専攻 同窓生 佐久間 あゆみ

【定員】
専用フォームからの申込み 先着 90名様
【会場】
オンライン(Zoom)での開催となります。
【参加費用】
無料
※おつまみお茶菓子、ドリンク類につきましては、各自ご用意ください。
【懇親会】(オプション)
まなばナイト終了後、Web懇親会を予定しています。
懇親会のみ参加については、info[a]manabanight.comへお問い合せください。 

※詳細、申込フォームは下記をご覧ください。
https://www.manabanight.com/event/manabanight46

【主催者】
主催:熊本大学大学院教授システム学専攻同窓会 
http://www.facebook.com/gsisAlumni


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【イベント】その他、近々行われるイベントは? 2020/8~2020/9
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2020/08/03(月)  ~ 2020/09/30(水)
    日本イーラーニングコンソシアム eラーニングコース「第45期」開講 
2020/08/17(月)  ~ 2020/08/18(火)
    ICoME(International Conference for Media in Education)2020@オンライン開催 
2020/08/22(土)  ~ 2020/08/23(日)
    第12回日本医療教授システム学会総会・学術集会@オンライン 
2020/08/29(土)  ~ 2020/08/30(日)
    情報処理学会156回研究発表会@オンライン 
2020/09/02(水)  ~ 2020/09/04(金)
    教育システム情報学会第45回全国大会@オンライン 
2020/09/05(土)
    日本医療教授システム学会「医療IDセミナー授業設計編」@CIC田町 
2020/09/06(日)
    日本医療教授システム学会「医療IDセミナー研修設計編」@CIC田町 
2020/09/12(土)  ~ 2020/09/13(日)
    日本教育工学会2020年度秋季全国大会@オンライン 
2020/09/27(日)
    教育システム情報学会 2020年度第3回研究会 「数理・データサイエンス教育と学習支援システム/一般」@オンライン 


★ 編集後記
オンライン授業に翻弄された前期も、ようやくゴールが見えてきました。よく「eラーニングが専門だから余裕でしょ?」と言われるのですが、対面を前提に設計していた授業を制約のあるオンラインに置き換えることの難しさを痛感しています。それと同時に、学習目標達成のために本当に必要なことは何か、自分の授業デザインを見直すきっかけにもなりました。この経験を、次の学びに生かしていきたいです。(第88号編集担当:桑原千幸)

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編 集 編集長:鈴木 克明
ID マガジン編集委員:根本淳子・市川尚・高橋暁子・石田百合子・竹岡篤永・仲道雅輝・桑原千幸
発 行 熊本大学大学院社会文化科学研究科  教授システム学専攻同窓会
http://www.gsis.jp/
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謝辞

本サイトは、JSPS科研費「教育設計基礎力養成環境の構築とデザイン原則の導出に関する統合的研究(23300305)」の助成を受け、研究開発を行いました。

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