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IDマガジン第1号

IDマガジン創刊号

  • IDマガジン 創刊号 はじめに
  • スペシャリストとの出会いとIDコミュニティの実現
  • ヒゲ講師のID活動日誌(1)~ヒゲ講師eLCの名誉会員になる!~
  • eLF追跡アンケートの集計結果
  • ケラー教授を囲む会参加者募集
  • 近々行われる、イベントは?
  • 編集後記

IDマガジン 創刊号 はじめに
ID マガジンのご愛読ありがとうございます。

今日は、また新たなスタート。
なぜなら、このように皆さんにID マガジンの創刊号をお送りできたからです。
(ちょっと、時間はかかってしまいましたが。)

ID マガジンは「eLF」を通して知り合った方々をはじめ、少しでも教育に携わる方、関心のある方へ
「魅力あるモノ作り」をコンセプトに、より求められる人材育成とスペシャリストの遭遇 ができるコミュニティを作り出せるよう皆様へ少しでもお役に立てるような場を提供していきたいと思っています。

発行は非定期ですが、適宜情報をお送りする予定です。
読者の皆様も、時には情報をご提供ください。管理者までメールを戴ければ 是非、是非掲載させて戴きます!お待ちしております。

スペシャリストとの出会いとIDコミュニティの実現

IDは役に立つ奥深いプロの道具だと伝えよう!

ヒゲ講師こと鈴木克明@岩手県立大学です。2003年9月に試行した SCS特別講義「eラーニングファンダメンタル(eLF)」から、
はや 8ヶ月が過ぎようとしています。あれからいろいろありました。ヒゲ講 師にとっては、職業人生の転機になったと実感しています。
皆さんの周 辺はどのように変化したでしょうか。

ID(Instructional Design)があちらこちらで認知されるようになっ てきたのは喜ばしい限りです。
IDは人の学びを支援するために役に立 つ、実用的な道具です。
この道具が広まって、「効果的で効率的で魅力的」な学習支援環境が増えていく可能性が高まっていると実感します。
一方で、IDはとても奥深いプロの道具です。IDを使えばインスタン ト食品のように誰でも簡単に、何も考えずにできてしまうレベルにまで自動化されている道具ではありません。
自らの経験をIDという道具を 使って整理・反芻し、与えられた状況を思慮深く分析し、次の一歩を大 胆に創造・実行できるプロフェッショナル仕様の道具です。
ID専門職 を育成する大学院教育の整備が急務だと思っています。

このたび創刊したIDマガジンは、「IDは役に立つ奥深いプロの道具 である」というメッセージを基本に据え、IDのプロを自認する、
ある いはIDの道をより深めていきたい(これが私の生きる道?!)とお考 えの読者を想定して、日々進歩するID最新情報を交換する仮想広場に
していきたいと考えてスタートしました。どうぞ、末永くご愛読・ご参 画くださいませ。

ところで、eLF2003以降いろいろあり過ぎて、eLFの続編の準備が遅れて います。たぶん、夏休みの開講は難しく、冬休みになりそうです。
今年度は、「eラーニングマネジメント」の企画完成・試行を目指します。
まずはユーザサイドのレベルアップを優先することで「厳しいお客様」 を育てて実効性のあるeラーニングを実現していただこうという趣旨です。
eLF2003追跡調査で準備に協力いただけると意思表明してくださっ た方々とともに、インパクトのある講座にしていきます。
ご期待ください。

ヒゲ講師のID活動日誌(1)~ヒゲ講師eLCの名誉会員になる!~
5月20日(木)、東京千駄ヶ谷の日本青年館で第3回日本イーラーニ ングコンソシアム通常総会が開かれた。
雨模様の悪天候に関わらず、例 年になく多数の参加者があった。記念講演者はヒゲ講師、講演のタイト ルは「インストラクショナルデザインの本音」、
これがいつもより多数 の参加者が集まった原因だったかどうかは定かではない。

それはともかくとして、メッセージとして伝えたかったのは3つのこと。
1)IDはプロジェクトマネージメントだけじゃない。IDプロセスを 下支えする研究知見がたくさんある。
2)IDは教材開発技法だけじゃ ない。もっと上流工程の職能直結の問題解決にも使われている。そして
3)IDは倫理規定に基づいてプロの仕事をする専門職である。
eラ ーニングベンダが質の良くない教材を悪いと知りつつ提供していてはプ ロ集団とはいえない。
お客さんにそっぽを向かれないように切磋琢磨し てくださいね、と結んだ。

聴衆の中にはeLF修了者もいただろうし、一方でヒゲ講師の話が初めての人もいただろう。
両方の聴衆にとって「聞いてよかった」と思ってもらう話をIDに基づいてデザインしたつもり。
その結果がどうだったかの情報が収集されていないところがID的ではないですね。

引き続き行われた懇親パーティーで名刺交換をさせていただいた29名 のうち13人が社長か取締役か執行役員だった。
この日ヒゲ講師がeLC 名誉会員に推挙されたことが原因か、それとも記念講演が良かったのが 原因だったか、それはわかりません。
いずれにしても、とても充実した日でした。 「不名誉会員」と言われないように、しっかり精進します。
小松理事長、ありがとうございました。

(ヒゲ講師記す)

[PDF]記念講演の配布資料

eLF追跡アンケートの集計結果
eLFのアンケートを4月15日にご協力お願いしました。その集計結果をまとめましたのでご報告いたします。
以下のURLにアクセスしてみてください。

URL: http://www.ino-lab.com/~ichikawa/cgi-bin/eLF2003/enq/result.cgi (リンク切れ)

ケラー教授を囲む会参加者募集

以前eLFのアンケートでも予告させて戴きましたが、ケラー教授の来日を記念して『ケラー教授を囲む会』を企画しました!

残念ながら、都内での実施のみ・・・になりますができるだけ多くの方の参加をお待ちしています。
[決定事項]
-日時 2004年7月27日(火)
-場所 未定
-参加費 5,000 前後(ラフな懇親会スタイル)
-参加条件 最低ひとつ質問を持ってくること
-定員 50名 (現在参加予定者:20名)
-その他

応募される方は、nemoto@iwate-pu.ac.jp まで、
件名: 『 ケラー教授を囲む会参加者応募』で

①お名前
②メールアドレス
③勤務先
④eLFご受講の方はニックネーム
⑤ご意見・ご要望

を明記のうえ、メールにて送付ください。
たくさんのご参加を引き続きお待ちしております。
また、問い合わせの方も上記メールアドレスにご連絡ください。

*ケラー教授は、8月3・4日関西大学で開催される日韓合同セミナー(日本教育メディア学会主催)の招待講演で来日されます(来聴歓迎)。
http://tdmo2.med.kutc.kansai-u.ac.jp/%7Ejaems/

近々行われる、イベントは?

○6/9 SIGEDU月例会
URL:http://www.sea.jp/SIGEDU/

○6/19JET シンポジウム
URL:http://www.japet.or.jp/jet/

○7/1-2 SIGEDU事例研究会
URL:http://www.sea.jp/SIGEDU/

○7/27 ケラー教授&鈴木先生を囲む会
URL:ございません

○7/28-30 e-Learning World 2004
URL:http://www.elw.jp/

編集後記
月日が経つのが早く、本当に毎日があっという間です。盛岡は東京よりも気温も湿度も低いので、この心地よい気候が初夏から夏にかけて続きます。あつーい夏がやってくれば、もう7月、8月と感じますが同じような気温が続くと知らないうちにカレンダーをめくることになり、はっとします。
さて、メールマガジンとしてこちらを提供させていただいてますが、皆様からの情報発信をお待ちしております。是非、ご執筆いただける方!ご連絡ください。
……………………………………………………………………….

皆様からの
ご意見・ご感想・叱咤激励など常時お待ちしております!
【 mail to: idportalあっとml.gsis.kumamoto-u.ac.jp 】

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※このメールは、先日行ったeLF追跡アンケートで、メールマガジンの購読を希望するとお答えいただいた方・IDマガジンWebページより購読の申し込みをして頂いた方に配信しております。

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謝辞

本サイトは、JSPS科研費「教育設計基礎力養成環境の構築とデザイン原則の導出に関する統合的研究(23300305)」の助成を受け、研究開発を行いました。

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