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IDマガジン第4号

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  • ケラー先生を囲む会
  • 日韓合同セミナー連名発表者になる
  • e-Learning World 2004
  • イベント情報
  • 編集後記

IDマガジン第4号 はじめに
ID マガジンのご愛読ありがとうございます。
7月から8月にかけて、長旅をしてきました。eラーニングワールドからはじまって、world youth meeting や日韓合同セミナー(日本教育メディア学会主催)など多くの方と出会い、影響を受けてきました。暑さに負けないようにこちらも、熱さでパンチ。といいながら結構バテてますが。

ケラー先生を囲む会
7月27日東京駅付近にある中華料理店で、来日されたケラー先生を囲んで勉強会&懇親会が行われた。参加者には事前にARCSモデルの予習と、質問を用意して参加していただくようにした。今回のために質問登録用Webサイトを作成し、できるだけ皆さんに積極的に参加してもらえるようにしたかったからだ。Webには誰かが情報を登録すると確認メールがこちらに送信されるように設定してあったが、サイト構築時には便りは全くなかった。こんなものかな、なんて思っていた頃、少しずつ質問情報が登録され出した。どんな場でも言えることだが、効果を上げるには、充分な準備が必要。そして、考えを実行しなければ前には進むことはない。私にとって「学習の場」設計の学習となった。

私自身、この日がケラー先生とお会いするのが初めてだった。六本木で待ち合わせて、お昼をご一緒した。先生は、皆さんからどんな質問が出ているのかとても興味と関心を持っていた。ご本人が考えたARCSモデルに関心がある人達に、自信と責任を持って対応したいという気持ちが伝わってきた。この勉強会の後、8月8日までほとんどケラー氏の旅に同行させていただくことになるのだか、この時感じた「プロフェッショナル」はこの時以上にお別れした後の今の方が強く感じている。

質問をまとめた用紙を渡すと、表情が突然変わった。仕事人の顔だ。一問ずつ内容を確認し、各質問者はどんな人なのか順にたずねる。時には笑顔で、時には真剣な目で、自分が持っている情報を記憶から引き出し、相手が求めるものと近いものになるように結び付けていく。さらに勉強会直前には、もう一度最後に30分ほど時間がほしいと言われた。

勉強会は、勉強会らしくない雰囲気の中進んだ。中華料理店でカラオケマイクを使って説明され、皆が質問を聞く(笑)。不思議な感じ。約1時間の勉強会と2時間弱の懇親会。参加者から頂いた質問への回答には、現場で直面している悩みなど生の声がいくつも含まれている。それぞれが、それぞれの思いを抱きながら参加されていたことと思う。

ケラー先生の回答に対する個人的な印象は、一言で言えば「IDを中心としたとてもスタンダードな回答」だった。そのすっきりとした説明が、今まで聞いたことのある内容が必要なところだけ取り出し、不足していたところには情報が追加する。なるほどIDなのだと思った。

質問の内容を一部紹介する。

1.eラーニング市場について
メディアの発達により、今までやりたくてもできなかったことがどんどんできるようになってくる。それと同時に今まで考えなかったようなアイディアが生まれる。遠隔地を結んだ会議室なども設計されてきているが、今はその距離を感じないようなことも実現されてきた。今までは、自分達がe-learning で何を実現することができるかわからなかったものが、明確になり、実現したいことが理解されてきた。

2.実際にARCSを使ってアンケートを作成しているが、より精緻な評価をするための具体的なアンケート設問文章を教えてもらえないか?
ケラー氏が作成した質問紙がある。ひとつは教室における一斉学習を評価する評価シート、もうひとつはマルチメディアを評価する評価シートである。英語のみであるがよろしければ皆さんにも使用してほしい。日本語版としては、向後さんが開発したものがある。
(論文のURL:http://kogolab.jp/research/paper/1996/kyosys.html)
補足:eLFの追跡調査アンケートで最初に使った16項目です。

3.ケラー氏が書いた論文”Levels of evaluation: Beyond Kirkpatrick Human Resource Development Quarterly”(1994)を発見した。このbeyondとは何をbeyondしたのだろうか?
Kaufman&Keller(1994)が考えた評価法は、カークパトリックを二つの観点で超えている。ひとつは適応範囲がトレーニング以外の部分にも適応できるという点、もう一つはレベル4は組織に与えるインパクトを示しているが、その上のレベルとして社会に与えるインパクトを追加した点である。例:タバコ会社が儲かると社会には、マイナスの影響を与えることがある。だから、組織のレベルのみではなく、社会のレベル(企業倫理)でもインパクトを評価したほうがよいと提言した。ジャックフィリップのレベル5は有名だが、組織vs社会レベルという観点からみると、組織のレベルの話であり、社会レベルの話ではないため、レベル4bである。ROIというのは組織の評価を数量化したものであり、それはジャックフィリップスのオリジナルではなくHumblin(1984)によって20年も前に提案されたものである。

4.eラーニング教材にARCSモデルを適用しようとするときに、いつも3つの点で悩んでしまいます。
a.その教材で学ぶ多くの受講者が動機づけられるような方略を考えるのが難しい。 ← ケラー氏曰く、“Yes.”
b.多様な動機づけ方略を実現するにはお金と時間がかかる。 ← ケラー氏曰く、“Yes!”
c.学習初期においては、学習者が動機づけられるような方略でも、学習者の状況の変化によっては、途中でその学習者には合わなくなる可能性も考えられる。← ケラー氏曰く、“Yes!!”
しかし、eラーニングにおいては、一度、教材に組み込んでしまった方略は途中では変えられないことが多い。やはりeラーニング教材においては、教材自体はシンプルに作って、メンタリングやチュータリング、自己管理による学習、人事制度との連携などの外部環境においてARCSモデルを適用した方がよいのでしょうか?しかし実際の仕事では、学習の外部環境の設計までは力が及ばないのが実情です。そういった意味で、いつも大きなジレンマを感じています。なにかいいアドバイスがあればお願いします。
この個人差の対応がARCSモデルにおいて最も大事なところで、原則は意欲のある人間には動機づけさせようとしないこと。早く勉強したいと思う人間に学習開始時に動機づけで時間をかけて、早く学習内容に入ってくれと思わせるようなことがあってはいけない。そのためには、学習者にとって何が学習意欲を阻害させる要因になるか分析を行うことが必要で、これを学習者分析と呼ぶ。必要な動機づけ方略(作戦)だけを使うようにしましょう。(学習者分析ついての内容の説明)以前は動機づけ設計は注目されなかったが、徐々に注目されるようになってきた。まだまだ成長過程にある。今後ともみんなで関心を持って研究の成果を蓄積していきたい。

気をつけてほしいところは、ARCSを使うことが目的ではないこと。手段と目的を取り違えることが多い。目的はより魅力的なeラーニングを作ることである。動機づけ設計はまだこれからである。
(根本 淳子記)

日韓合同セミナー連名発表者になる
8月3日(木)と4日(金)、ヒゲ講師は関西大学総合情報学部(高槻キャンパス)にいた。昨年ソウルで始まった年1回の日韓合同セミナー(日本教育メディア学会研究委員会主催)に出席して、3件の連名発表者(つまり、他人に発表させて名前だけ後ろに連ねるという安楽椅子的立場)になった。今回の活動日誌では、いずれもIDに関連する連名発表の中身をかいつまんでご報告します。
■8月3日セッションC1
題名邦訳:企業内教育のためのGBSチェックリスト
発表者:根本淳子(岩手県立大学研究員・eLF2003修了者)・鈴木克明

シャンクが提案して旧アンデルセンコンサルティングで成果を挙げたシミュレーション型WBT教材作成用のID理論ゴールベースドシナリオ(GBS)を紹介し、企業内教育向けに開発された教材がどの程度GBSの考え方に沿っているかを診断するチェックリストを提案した発表。GBSは、教材利用者が夢中になって取り組む価値を感じられる実際的な仮想課題にチャレンジしていくプロセスで、自然と必要な知識・技能を身につけてしまうように教材をデザインするための理論。ミッション・カバーストーリー・役割・ゴール・シナリオ操作・フィードバック・資源の7つの構成要素を組み合わせてシミュレーション型教材を作っていく手法になっている。 まずは研究の第1弾としてGBSの概要とGBSが依拠する記述的心理学理論(ケース準拠による推論;CBR)を紹介し、GBSに基づいていると言えるかどうかのチェックリストを提案した。「GBSチェックリスト」は、既存の教材や教材設計書をレビューするときに用いる設計最終段階用のツール。この実用性が確かめられたら次には教材設計書を作成するときに用いるツールとして、「GBS教材設計マニュアル」を準備していく。この2つの道具が揃えばデザインと評価ができるようになる、という計画です。どなたか、身近なシミュレーション教材をチェックしてみませんか(実験台募集中)?

注記:この発表については、7月1・2日のソフトウェア技術者協会教育分科会事例研究会で貴重な意見をいただき発表内容を整えたこと、関係各位に感謝します。また、この発表の日本語版を日本教育工学会第20回全国大会(9月23-25日@東京工業大学)で発表の予定です。

■8月3日セッションC3
題名邦訳:トレーニング評価の理論分析
発表者:徳村朝昭(岩手県立大学大学院D1・eLF2003修了者)・鈴木克明

カークパトリックの4段階とそれを拡張したジャックフィリップのROI(5段階)は企業内教育で有名あるが、それらの枠組みが注目されてきた背景にはどんな理論があったのだろうか。この発表では、教育評価の理論的枠組みをサーベイし、目標準拠評価から成果準拠評価へと移行してきた13の教育評価モデルを概観した。ニーズ分析モデルとして定評があるコーフマンが提案する評価の枠組み(組織レベルの次に社会レベルを置くもの)、あるいは、ROIの次の段階として6段階目・7段階目を提案するものなど、多様な理論枠が提案されていることが分かった。
この発表は、徳村さんが手がけている国際協力分野でのトレーニング評価手法を相対的に位置づけて、どのような拡張が可能かを探るために行ったもの。評価の理論枠にもいろいろあり、目的に応じて使い分けていくのが良いことが読み取れる。
先日(7月28日)のeラーニングワールドでのヒゲ講師の講演(B-2)にも、この研究の成果を一部取り入れて、評価とROIについてお話をした。社会人大学院生に助けられてヒゲ講師の講演も充実しているという一例でもあります(感謝)。

■8月4日セッションB6
題名邦訳:トレーナー訓練のパフォーマンス向上方法:ドミニカ共和国での経験
発表者:伊藤拓次郎(岩手県立大学大学院D2)・鈴木克明

JICAプロジェクトとしてドミニカ共和国の医療センターで働くトレーナー(もともとは医者)訓練に派遣された筆頭発表者が、プレゼンテーション用ソフトウェアの操作方法の講習と見せかけてIDの基礎を訓練して成果をあげた事例の紹介。教育のやり方については自信たっぷりの(聞く耳を持ちにくい)専門職でも、苦手なIT関連の講習が受けられるとなれば素直に教えてもらう気になる。そこに着目し、トレーナーに操作方法を教える中で、プレゼンテーションの極意として「見せ方よりも内容」、「目標に即した内容」、「プレゼンの成否を確かめる評価の計画」などのID技法を忍び込ませる。少数のトレーナーを選抜して極意を伝授し、その訓練成果を確かめるために自身がトレーナーになってプレゼン技法を教える訓練セッションの講師をさせる。それができるようになれば、自前で訓練が実施できるようになる(本来の意味での技術移転)。なぜそれがうまく言ったのかを分析し、他の国際協力分野での教育案件にも生かせる知見にしたいと締めくくった。
国際協力分野では、短期で派遣された専門家が現地の状況を踏まえ、技術移転をする相手の準備状況(知識・技能・態度のすべて)に応じて訓練プログラムを立案しながら実行していくことが要求される。あらかじめ準備したものを現地の状況にお構いなしに実施するのであれば楽だが(そういうケースが多いらしい)、IDをかじった者としてはそれは許される行為とは思えない。ニーズに合わず、効果も上がらず、行動変容にもつながらないことが容易に予想されるからである。つまりは、ラピッドプロトタイピングの手法が求められているかなりチャレンジングな状況であり、その中で効果的な貢献をするためにはID的発想ができる伊藤さんのような短期専門家が多く育つことが不可欠なんですね。
聞く耳を持たない人を相手にするときに有効な工夫はないか。これは何も国際協力分野に限った難問ではないような気もする。現地の状況に応じて考えながら実行するためのノウハウも、たとえばコンサルテーションに入って受注生産する際にも参考になるのではないか。そう考えれば、国際協力分野の研究知見も注目に値する(でしょ?)。

ーーーー
このセミナーでは、4日午前のセッションB5で座長を引き受けた以外は「裏方」に徹するつもりでいた。セミナー前夜に韓国から来日のVIPを囲んで酒を呑んだり、初日のパーティーを盛り上げたり、終了日に温泉ツアーを企画したり、ヒゲ講師の得意分野でそれなりに貢献したつもり。eLF2003テキストのはしがきにも書いたように、何しろ韓国の教育工学者の層は厚い。フロリダ州立大学の同窓生をはじめ米国留学経験者が多いので、ヒューマンリレーションズがヒゲ講師の役回りだと自認している。
しかし突然、4日昼前の招待講演で、ARCSモデルの生みの親ジョン・ケラー教授の紹介者を依頼され、表舞台に引きずり出されてしまった。ネクタイもしていないヒゲ講師は、即興で作ったメモをもとに、尊敬してやまない恩師を親愛の情をこめて壇に送った。たっぷりと90分の熱弁を振るい、上から下までレベルがばらつく質問に一つずつていねいに答えていた恩師に、還暦を越えても第一線で活躍する研究者の真摯な態度と衰えなき研究成果を学んだ。進化するID理論としてのARCSモデルの最新の姿がそこにあった。
(ヒゲ講師記す) —

e-Learning World 2004
7月28日~30日の3日間、東京ビッグサイトにおいてe-Learning World 2004 が開催されました。
我らが師匠、鈴木ヒゲ講師もなんと2セッション独占という画期的な形でご講演されました。
7月28日水曜日の午後のセッションB-2、B-3です。 実は、私はイーラーニングコンソシアムのスタッフとして参加していました。
ぜひとも、鈴木先生のお手伝いをさせて欲しいと頼み込んで当日のセッションの担当にしてもらったわけです。
当日は人気者の鈴木先生のセッション、大入りでした。さすが! 内容についても3日間の中でも特によかったと思います。

ところで、私はe-Learning World 2004に3日間とも参加したのですが、全体の印象 は「本質に迫ってきたなぁ」というもの。
従来は、どちらかというとeラーニング導入事例を中心にeラーニングの良さをア ピールするセッションが多かったように思います。
eラーニング普及の秘訣は、やはりうまく活用すること。そのためには、うまく教材を作成し、運用していく事が重要だと思います。
そうです。要は、きちんとIDでもって研修の設計をした上で教材を作成、運用することがeラーニングのカギであるという事がわかってきたということなのでしょう。
また、会場に展示しているブース数も減少しているのが印象的でした。
ブームに乗って雨後の筍のごとく登場した様々な企業も淘汰され、しっかりしたコンセプトをもっている企業が生き残ったという感じでしょうか。
前置きが長くなりましたが、そんな中で鈴木先生の講演はインパクト満点です。 いきなり、ベンダー批判をするなど、今まででは考えられなかった事です。 では、内容をおさらいしつつ所感を述べていきたいと思います。

【詳説インストラクショナルデザインⅠ:評価とROI】
私は、eラーニングの担当をやっていますが、集合研修の企画、設計、実施もしています。
ですから、研修効果測定については少なからず勉強をしました。カーク・パトリックの4レベルやジャック・J・フィリップスの5レベルなどについてもある程度理解しています。
鈴木先生が、ROIについてどのように考えているのか・・・興味津々です。
結論からいうと、「ID者はROIの測定をやるより大事な事があるよね」ということでした。
同感です。
そもそも、研修効果測定に莫大な時間を費やし、しかもその測定が果たして合っているのかどうかもわからない。 そのようなことに労力をかけるよりも、受講者のために何が出来るのかを考えることのほうがよっぽど大切であるということです。
また、ROIの測定では無理やり教育の効果を分解しますが、それもナンセンスだと思います。
集合研修の場合、日常から離れ違う空気の元、会ったこともないような人たちと交わる事自体にも価値があると思うのです。
メンタル的な面、人脈構築の面からも見えない効果があるものです。 研修の効果測定については、受講者にとってもメリットのある形で実施する事が大切だと思います。
研修フォローという形でeラーニングを使っていけば、レベル3の行動変容まで追跡でき、しかも受講者のスキルアップにもつながる。このような形で実施するのが望ましいと痛感しました。
研修効果測定に時間を費やし、自己満足している暇はないですよね。

【詳説インストラクショナルデザインⅡ:トレーニングを減らす設計法】
このセッション、衝撃的なサブタイトルで幕を開けます。
「ベンダーさんにあえて申し上げる:無駄な製品を売るのはプロじゃないよ」
このサブタイトルを見て、鈴木先生は無事に帰ることが出来るだろうかと心配しました。だって、会場にはベンダーさんが半数程度いるんですから・・・
何かあれば身を呈して助け出さねばと妙な緊張感が走っていました。

冗談はさておき、このセッションの結論は、トレーニングの3つの無駄を省く事が大事であるというものでした。IDの本領発揮ですね。トレーニングの3つの無駄とは、「コンテンツ内部の無駄」「システム全体の無駄」「ユーザー要求の無駄」です。
そもそも、IDに則って教材開発をしていけばこのような無駄が発生するはずはないのですが、ちまたのコンテンツは無駄の塊のようなものも見受けられます。 そこには、ベンダーのジレンマがあるのでしょう。 効果音やBGM、動画や写真、アニメーションがなぜ必要で、どのような効果が期待できるのかが理論的に説明できなければそれは無駄となります。
IDの要である分析段階でその部分を明らかにしなければ、出来上がったものは無駄の塊になってしまうという事でしょう。
だいたい、その教材自体が本当に必要なのか・・・それすら検討できないようでは無駄のタレ流しになるのではないでしょうか?結局、キチンとIDに則った教材づくりがベンダーの未来を明るくするのだと思います。
今こそ、教材屋から職能向上コンサルタントに進化する時なのです。 さあ、コンサル力を身につけてeラーニングの未来を作っていきましょう!

最後に、鈴木先生の話を聞いての総合所感です。
今まで、なんか良さそうだから教材化しとこうか、そしたら、アニメとか動画とかいれればインパクトも出るしうけるよねぇ・・・って感じで教材を作っているようなものも見受けられました。本当に必要なの?どう使うの?って、あまり考えてなかったかもしれないですね。
また、最近になって、ブレンディングがもてはやされていますが、これもきちんとした信念をもってやらないと、ただの押し付けになります。
研修は、受講者本人の能力向上だけではなく、受講者の周辺にも影響を及ぼし、シナジー効果によって組織力が向上していくように設計しないとダメだと思います。
そうすれば、おのずと研修の効果も評価されると思いますし、ROIの算出などという面倒な手続きも必要なくなると思います。
将来、研修など実施しなくてもみんなが元気に明るく仕事をし、自分と周囲の者たちとの良い影響により能力が向上し、新たな知識も積極的、自主的に収集する。
そんな環境を作り出せるようなID者になりたいと思います。

(四国電力 小笠原 記)

eラーニングワールド2004講演資料:
「詳説インストラクショナルデザインI:評価とROI」(B-2)
http://www.anna.iwate-pu.ac.jp/~ksuzuki/resume/addresses/a40728a.pdf

「詳説インストラクショナルデザインII:トレーニングを減らす設計法」(B-3)
http://www.anna.iwate-pu.ac.jp/~ksuzuki/resume/addresses/a40728b.pdf

イベント情報
○8/20-22 教育システム情報学会第29回全国大会 大会テーマ:e-Learningにおける新たな教育学の構築を目指して
URL:http://jsise2004.eng.kagawa-u.ac.jp/

○9/23-25 日本教育工学会 第20回全国大会
(自由研究発表申込(原稿〆切)7/30)
URL:http://www.mr.hum.titech.ac.jp/jset2004/

編集後記
今回は、最近の活動報告といった形になりました。
読者の皆様の、活動または日ごろ感じていることなどありましたらぜひこの場でお話しして頂きたい。
是非、ご執筆いただける方!ご連絡ください。
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皆様からの
ご意見・ご感想・叱咤激励など常時お待ちしております!
【 mail to: idportalあっとml.gsis.kumamoto-u.ac.jp 】

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※このメールは、先日行ったeLF追跡アンケートで、メールマガジンの購読を希望するとお答えいただいた方・IDマガジンWebページより購読の申し込みをして頂いた方に配信しております。

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本サイトは、JSPS科研費「教育設計基礎力養成環境の構築とデザイン原則の導出に関する統合的研究(23300305)」の助成を受け、研究開発を行いました。

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