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IDマガジン第9号

ID マガジン第9号

  • ID マガジン第9号
  • 君爺の教育デザイナ談義
  • eラーニングフォーラム講師をつとめて
  • 第5弾 STAR遺産モデル
  • ヒゲ講師の新年は正月らしくなく始まった
  • イベント情報
  • 編集後記

ID マガジン第9号 はじめに
ID マガジンのご愛読ありがとうございます。

2005年を向かえ早2週間が経とうとしています。皆様も、お休みモードから通常に戻り忙しく過ごされているのでしょうか。
本年もIDマガジンをどうぞよろしくお願いいたします。皆様が読みたかったと思ってくださるような内容を盛り込んでいけるよう努めます。
また、いつでもご感想・ご意見・叱咤激励のお言葉をお待ちしておりますので
[idportalあっとml.gsis.kumamoto-u.ac.jp]
へご連絡ください。

eラーニングフォーラム講師をつとめて
eラーニングフォーラムで、ヒゲ講師こと鈴木先生と研究員の根本さんとともに講師を務めさせて頂きました。

このチーム(といっても3人ですが・・・)での私の役どころは、
・自分が会社でeラーニングのマネジメントをしている経験を反映させることで、ケースをよりリアルなものにする。
・IDer(自称)として、研修のデザインをサポートする(特に進行・演出面)。
・当日、ファシリテーターとして受講者の皆さんの学習支援をする。
の3つです。

(1)悩みまくった準備

準備段階で最も悩んだことは、約一日という教える側としてはとても短く、学ぶ側としては決して短くない時間をどのように活用していくのかということでした。

「発注者のためのeラーニング要求仕様の作り方と導入マネジメント」という、丹念にやろうとすれば5日間であっても簡単に費やすことができる広く・深い題材を一日に納めるための学習項目の取捨選択、そして効率よく効果的に楽しく学習していただくための演出や構成は本当に悩ましいものでした。

eラーニングに限らず、「マネジメント」の学習を研修で行なうのは難しいものです。
マネジメントに必要な知識は研修で学ぶことが出来ても、その知識を実際に使うための状況対応力が無ければマネジメントは出来ません。そして対応しなくてはならない状況自体も多種多様です。

それがeラーニングのマネジメントとなると、さらに難しくなります。というのも、現場でマネジメントしている人たち(私もその一人ですが)も手探り状況で、まだそれほど多くの事例分析がされているわけではありませんし、定式化されたものがあるわけでもありません。

私たちのチーム内でもeラーニングのマネジメント・サイクルはどのように回っているのか?、ADDIEモデルとの関係は?、必要な知識やスキルは何か?・・・・といった議論を重ねていきました。

検討した(というか悩んだ)結果、eラーニング導入マネジメントの流れを俯瞰してもらうことを重視し、RFP(Request For Proposal:提案依頼書)の説明をした後で、マネジメントの流れの中のいくつかのキーイベントを選び、取り上げることにしました。
最終的に取り上げたキーイベントは
・ブレンディング形態の選択
・ベンダーの選択
・プロトタイプでの検証
・運用(+評価の準備)
・評価
の5つです。

この5つのイベントに際して、マネジメント上考えるべきことをグループでディスカッションしてもらうことにしました。与えられた問いに対して、グループディスカッションを通じて多種多様なアプローチ、考え方、情報に触れることがマネジメント力の向上に繋がると考えたからです。

さらにグループディスカッションは、まず上司(香川課長)と部下(啓太君)の2つの立場に分かれてディスカッションし、次に上司と部下の間でディスカッション(あるいはディベイト)をしてもらうことにしました。
このため、一つの課題ついて上司用・部下用それぞれの思惑を書いたワークシートを作成しました。

これは、2つの立場(視座)から問いを考えることでより多様な意見が出てくることを期待したことと、同じeラーニングに関わるチームの中でも人によって立場や思惑が違うという世界観を持つことが実際のマネジメントに役立つと考えたからです。

そして、多少ゲーム的な演出も盛り込み、楽しみながら学習していただけるようなしつらえも試みました。

(2)動きまくった当日

当日は根本さんがメイン講師として内容や進め方の説明をし、私がファシリテーターとしてグループディスカッションの進行とサポートをし、鈴木先生がコメンテーターとして解説をする、という役割分担で進めました。

最初のセッションの前半は鈴木先生と根本さんがRFPについて解説しました。RFPに関しては書いたことが無い、あるいは見たことも無いという人たちも多かったようで、様々なご質問を頂きました。

その後、ケース全体の説明をしてからグループディスカッションを中心としたセッションを合計5回繰り広げました。

この間の私のファシリテータとしての役割は、
・グループディスカッションの課題の補足説明
・グループの進行状況にあわせたサポート(ディスカッションが活性化しないグループに問いかけをする等)
・発表してもらうグループを選ぶ(1シーンあたり2グループ程度)
・面白い議論をしているグループを捜し、コメントを引き出す
・発表、意見交換、質疑応答のリード
といったところです。

受講者56人(1グループあたり約7人)、グループ数8と大規模なクラスになったため、セッション中、グループとグループの間を飛び回りながらのファシリテーションになり、かなり慌ただしいものになりましたが、殆どのグループでディスカッションが盛り上がり、ディスカション後の発表、意見交換、質疑応答からも、当初の意図通り多種多様な意見や情報がが受講者の皆さんの間で交換されたことが伺えました。

また、グループディスカッションを単に「楽しかった」だけで終わらさず、きちんとした「学び」を得てもらうためにはディスカッションの省察が重要なのですが、この部分は鈴木先生にご担当いただき、各グループからの多種多様な意見を整理しながら、解説をしていただきました。

こうしたセッションを5回繰り返した後、最後に全体の整理と省察、そして活発な質疑応答を経て研修は終了しました。

ちなみに研修終了後、その日の夜遅くまで関係者で反省会をしました。(このあたりはIDerとしての習性かも・・・)

(3)そして振り返り

今回の研修は受講者間のディスカッションが多く、講師側から知識伝授したり情報提供したりする部分は少なかったのですが、これは講師陣が
「マネジメントに関する情報は、実際にマネジメントに関わる受講者側が多く持っているはず。」
「この研修ではディスカッションを通じて選択肢や考え方の多様性を知ってもらおう。『正解』は無いのだから。」
と考えたためです。

幸い、受講者アンケートでも「他の受講者から多くの情報を得られた」「ディスカッションから多くのことを学べた」という受講者の方が何人もいらっしゃいました。講師としてはほっとしたところです。

反面、「理論を持ち帰りたい」「正解を知りたい」という方には物足りなかったかもしれませんし、こちらも受講者アンケートの不満なご意見に現れています。

今後、このコースを改善していく予定ですが、おそらく現在のディスカッション中心のスタイルを崩すことは無いと思います。ただし、研修全体を通じて提供される情報の量と質は向上させていきたいと考えています。

また、ケースについても、もっと精緻かつリアルなものにし、時間の関係でかなり端折ってしまったマネジメントのプロセスをもっと丹念に取り上げていきたいと考えています。

今回は5つのシーンを取り上げましたが、これらシーンとシーンの間にもあるはずの重要なプロセスやタスク、意思決定は省略しています。そのため、特に実際にeラーニングのマネジメントに携わっている皆さんには「え?こんなにジャンプしちゃうの?」「もっと悩ましい意思決定があるはずなのに・・・」といった違和感があったかもしれません。こういった点については特に改善をしていきたいと考えています。

こういった改善の上で最も有益なリソースは、今回のセッションで受講者の皆さんから頂いた豊富な情報(ディスカッションでのご意見、質疑応答でのご質問、アンケート)です。私たち講師も今回の研修を通じ、皆さんからeラーニングのマネジメントとして多くのことを学ばせて頂きました。

今回の研修は私自身にとってもとても貴重な学習機会となりました。鈴木先生や根本さんとのワークや受講者の皆さんとのやりとりを通じ、自分が日頃携わっている「eラーニングのマネジメント」を見つめ直すとともに、IDerとしての仕事のしかたを学ぶ(盗む?)ことができたと感じています。

最後になりましたが、受講頂いた皆さんに、積極的にご参加いただいたことを改めて心から感謝申し上げます。
((株)東京海上日動HRA:北村 士朗)

□□□□□

以下の資料を載せました。(受講頂いた方、お待たせしました。)

*実施したセッション受講者が記入したワークシートを電子化したもの
http://www.et.soft.iwate-pu.ac.jp/~id_magazine/data/kagawa.pdf
http://www.et.soft.iwate-pu.ac.jp/~id_magazine/data/keita.pdf

*実施したセッションの出口アンケートのコメント
http://www.et.soft.iwate-pu.ac.jp/~id_magazine/data/comment.pdf

*e-Learning Forum 2004 Winter(2004.12.8-9実施)の各セッションのハンズアウトダウンロード先
http://www.elc.or.jp/forum/forum_2004winter.htm

STAR遺産モデル
岩手県立大学鈴木研究室では、ID理論に関する通称GreenBook(みどり本)と呼ばれる”Instructional-design theories and models.”のVolume2を輪読しています。今回はその中で第9章のSTAR遺産モデルについて紹介します。

◆概要
STAR遺産モデル(Schwarts, et. al., 1999;三宅・白水、2003)は、教材のすべてを設計・開発者が決めて提供して教師や学習者に何の選択の余地も残さないアプローチと、何も設計・開発者が決めないですべて教師や学習者に任せて助言も提供しないアプローチ(両極端)の中間的な位置づけをねらったIDモデルです。1990年代のアメリカでもっとも注目されたマルチメディア教材「ジャスパーシリーズ」(鈴木、1995)の開発で、小学校の教師が開発者の意図に沿わない利用方法を採用して授業をした経験から、任せるだけではなく何らかの利用ガイドの必要性を感じたことから発想したモデルです。IDプロセスは、初期デザインを行う教材設計者と、利用者である教師や学習者、地域の人々などが協同して行う創造プロセスであると考えて、初期デザインの重要性も認めながら、一定の範囲内で利用者が柔軟に使える適応性を持たせる方法を提案しています。

STARは、Software Technology for Action and Reflectionの略です。ICTの活用により、利用者が次の利用者のために遺産[Legacy]を残せるしくみを9つのステップで提供し、フレキシブルで成長する教材を実現しました。LEGACY画面は学習サイクル(ステップ2~7)をメニュー画面に図示します。利用者に、学習過程の中で今どこに位置するかを思い出させ、次にやるべきことを示すと同時に、何回かまわるときに複数のチャレンジの類似性に気づかせる効果を狙っています。学習サイクルを提示することがこの場合、教材設計者が提供する枠組みで、それを意識しながら教師や学習者が、自分たちの工夫を凝らして問題を解決していく。そのことで、教材設計者が意図する学習プロセス自体を身につけていくことが期待されています。学習の目的は、深い理解を得させると同時に、問題解決や、協同学習、コミュニケーションのスキルを向上させることに置かれています。3回の学習サイクルを繰り返すことで、与えられた問題を考える問題解決型の学習から、自分たちで問題を発見していくプロジェクト型の学習へと進められます。柔軟な適応性を持つ学習環境をサポートする明快なフレームワークを提供し、新しい教育プログラムを考えるときの豊富なガイダンスとモデルの形成過程での実証研究に支えられた方法論を提供していることが高く評価されているモデルです。

◆STAR遺産サイクルの9段階
STAR遺産モデルの骨格をなす方法は、次の9段階です。このうち、第2から第7段階を3回繰り返します。

1.先を見る・あとで振り返る「双眼鏡」
チャレンジすることがどんなことかを理解させ、今すぐにチャレンジする機会を与え(事前テスト)、あとで振り返り自己評価するためのベンチマークを提供。動機づけのための画像、解説、質問。[学習目標を列挙するだけではイメージが湧かないための工夫]

2.最初のチャレンジ(サイクルの始まり)
学習することが何かをイメージさせる(メンタルモデルを持たせる)[3つのチャレンジが用意されている。チャレンジは誰かが困った状況を示して、学習者に解決してくれるように頼むビデオなどが使われる]

3.アイディアを練る(問題と解決策)
アイディアを電子的なノートに書き出し、クラスで共有する。考えを外化させ、アイディアを交換させ、教師にも知らせる。初期段階がどんな状況だったかを記録してあとで成長を実感できるベースラインにする。

4.多視点から眺める(モデルの提示)
専門家の視点と術語に触れ、自分たちのアイディアと比較させる。何が不足しているかを確認し、現実的なゴールを設定する。様々な考え方があることを知らせる。[正解を教えずに、追究の方向性を示す効果がある。同時に、良質のレポートの例を提示する効果もある。]

5.研究と修正(学習者が挑戦する)
情報収集、協同作業、『ジャストインタイム』講義、スキル向上レッスン、他の生徒の残した作品(遺産[Legacy])鑑賞、シミュレーションや擬似体験活動など。

6.度胸試し(形成的なテスト)
準備ができたと感じたときに挑戦させる。多肢選択テスト、小論文、作品作りなど様々な形のテスト。チェックリストなどで何を参考にすれば合格基準に達するかをフィードバック。動機づける。

7.公開(サイクルのおわり)
最良の解決策を提示させる(電子的な公開、プレゼンテーションなど)と同時に、後輩へのアドバイスを遺産[Legacy]として残させる。思考を外化、自己評価・相互評価のやり方を会得させる、達成基準を明確にし、相互に学びあうことやより高い基準を目指すように仕向ける。公開することの意義を理解させ、サイクル全体を振り返らせる。

8.徐々に深める
テーマを相互に関連させて、徐々に高めていく。徐々に大きな問題に高い理解に導く。問題解決型で選択させるチャレンジから、プロジェクト型のデザイン(創造)させるチャレンジに進む。

9.遺産[Legacy]についての振り返りと決断
3回目のサイクルが終わったら、「双眼鏡」に戻ってどのぐらい高まったかを振り返る。困難でいらいらした体験のあとで忍耐強さがもたらす結末(良い結果)を示す。どの遺産がもっとも後輩にとって良いものになるかを決めさせる。最もよい遺産と振り返りの過程をCDに焼き付ける。

以上、大まかにご紹介しましたが、さらに詳しい内容は、鈴木研究室「輪読の輪」のページ(http://www.et.soft.iwate-pu.ac.jp/~core/)の「輪読の輪 第2弾 インストラクショナルデザイン 理論とモデル 2」の第9章に図表などと合わせてまとめたものが載っておりますのでご覧下さい。

参考文献
Schwarts, D. L., Lin, X., Brophy, S., & Bransford, J.D. (1999). Toward the Development of Flexibly Adaptive Instructional Designs (Chapter 9). In C.M. Reigeluth (Ed.). Instructional-Design Theories and Models Vol.II: A New Paradigm of Instructional Theory. LEA.

三宅なほみ, 白水始, 2003, 「学習科学とテクノロジ」, 放送大学教育振興会(第4章 レガシーという仕組み)

今井むつみ・野島久雄,2003,「人が学ぶということ」,北樹出版(社会的文脈に埋め込まれた学習)http://www.coglearning.com/frame08.html

鈴木克明(1995)「教室学習文脈へのリアリティ付与について―ジャスパープロジェクトを例に―」『教育メディア研究』2(1) 13 – 27。http://www.iwate-pu.ac.jp/home/ksuzuki/resume/journals/1995b.html

(岩手県立大学 鈴木克明)

ヒゲ講師の新年は正月らしくなく始まった
IDマガジンご愛読の皆様、新年明けましておめでとうございます。さて今年はどんな年になるのかな、楽しみでもあり、心配でもあります。ま、苦しみもそれを乗り越える楽しみを与えてくれる試練だと解釈すれば、「楽しみでもあり、楽しみでもある」ですね。ID者は、なんといっても楽観主義でないといけませんから。どんなに厳しい条件でも工夫の余地はある、と考えることが『火事場のバカヂカラ』につながります。

そういうわけで、今年もまた、少しでも自分らのID道具箱を充実させて、いざというときに教育の専門家としての『バカヂカラ』が発揮できるように精進しましょう。プロの世界は、楽しいですね、ほんとに。まぁ、この状態を「楽しい」と思える人だけがプロとして長持ちできるのでしょう。

ヒゲ講師の年末年始は、平常心。というか、いつもどおりにせわしなく過ぎました。さすがに5日ぐらいはIDから遠ざかりましたけど。たとえば、正月らしくない年末年始に、こんなことをしました。

●教育システム情報学会誌に解説「教育・学習のモデルとICT利用の展望:教授設計理論の視座から」を執筆・脱稿しました。中身は、IDと学習科学の2つの領域が交流がないままに展開してきたが、『デザイン実験アプローチ』という研究手法によって交流点が模索されていること。IDの理論的基盤が行動主義・認知主義・構成主義と移り変わる学習心理学理論を背景に、広がっていること(eLFテキストで提案した行動・認知・構成主義の「持ち場」の図が掲載されます)。ライゲルースのGreenBookIIに収録されているID理論(認知領域の15種類)についての短い紹介。その中から、メリルの教授トランザクション理論とSTAR遺産理論の詳細な紹介、など。今月発刊される予定(第22巻1号)です。

●日本教育工学会研究会@長崎大学(1月22日)の発表原稿を2つ共同執筆しました。一つは、無料で使える教育用CMSの性能比較と選択ガイドラインの提案についてで、学部生の田中君が発表します。もう一つはフィジーの南太平洋大学での遠隔教育用教材作成チームの実態調査とIDワークショップの企画についてで、根本研究員が発表します。後者の論文は、英語に直して某国際会議に申込済み。査読の結果、採択されたかどうかの通知が2月に来る予定。それまでは「首を洗って待機」の状態なので、どこに出したのかは秘密にしておきます)。長崎大学での研究会プログラムの詳細は、下記のURLに公開されています。
http://www.nime.ac.jp/EduTech/files/20050122.html

●某情報教育事典に、「教材開発プロセス」、「インストラクショナルデザイン(授業設計)」、「AECT」他1項目を執筆・脱稿。「教材開発プロセス」はeLFテキストでも紹介したブロードベンドのプロセス(システムレベルとコースレベルの開発工程)を借用。「ID」の方は、この項目を2000字でどう書くかを悩んだ結果、「教育活動の効果・効率・魅力を高めるための手法を集大成したモデルや研究分野、またはそれらを応用して教材や授業を実現するプロセスのことを指す」という定義をして、効果・効率・魅力についての説明とその高め方の解説を書き下ろしました。「AECT」は「教育工学をはじめよう」をベースに執筆(ここでネタをばらしても仕方ないですがね・・・)。ヒゲ講師の周辺には「あぁ、あれかぁ。まだ書いてないんだよね。」と言うオオモノも多いので、いつ出版されるかは予断を許しませんが、そのうち陽の目を見る日が来るでしょう。

●日本教育工学会論文誌特集号「実践段階のeラーニング」の編集委員に就任。皆さん、投稿の〆切は2月7日です。どうぞお忘れなく、何か投稿してくださいね。「今後の普及のために必要な研究を幅広く扱った特集号」というスタンスで査読をしますので、eラーニングの実践についてこの際まとめて出してくださいね。投稿されてきた論文を査読するだけかと思いきや、同じ特集号に総説「eラーニングのためのインストラクショナルデザイン」の執筆を引き受ける羽目に陥ってます。総説は、編集委員会の依頼により「特定の主題について分野外の者にもわかりやすく解説したもの」だそうなので、教育工学事典向けに2000字に詰め込んだ中身を約4倍に発展させていくことになるでしょう。この依頼原稿は〆切は2月末日、今年の10月に発刊予定です。ご期待くださいませ。
投稿の呼びかけ文は下記のニュースレター4ページにあります。
http://www.jset.gr.jp/letter/pdf/JSET132.pdf

今年もIDマガジンをご愛読いただきますよう、よろしくお願いします。
(ヒゲ講師 記す)

イベント情報
○2005/01/22 日本教育工学会 研究会
「国際交流と教育工学」 場所 長崎大学(長崎市)
URL:http://www.nime.ac.jp/EduTech/files/20050122.html

○2005/01/22 教育システム情報学会 2004年度第5回研究会(東京)
「高等教育におけるICT利用システム-遠隔教育,生涯教育を含む」
URL:http://www.jsise.org/

○2005/01/28 13:30~17:00 第13回SEA新春教育フォーラム
「教育工学の現状を切る ~教育は理論と実践を尊重しているか~」 場所 東京都南部労政会館
URL:http://www.sea.jp/SIGEDU/forum.htm

編集後記
新年明けましておめでとうございます。昨年は、初めから終わりまで騒がしい日々でした。年末に襲ったインド洋の震災の被災地・現地にいた私は(おかげさまで無事でしたが)思わず、自分の1年間が波乱万丈だった事を物語っているように感じながら、一年を終えました。自分の目で見たものから多くのことを教えられました。言葉にすることはとても大切なことでありますが、言葉なしでも伝わるものもあります。
皆様にとって良い一年でありますように心から願っております。
また、私自身も更に充実した時間になると信じ、こつこつと積み重ねていく次第です。本年もどうぞよろしくお願いします。
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皆様からの
ご意見・ご感想・叱咤激励など常時お待ちしております!
【 mail to: idportalあっとml.gsis.kumamoto-u.ac.jp 】

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※このメールは、先日行ったeLF追跡アンケートで、メールマガジンの購読を希望するとお答えいただいた方・IDマガジンWebページより購読の申し込みをして頂いた方に配信しております。

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本サイトは、JSPS科研費「教育設計基礎力養成環境の構築とデザイン原則の導出に関する統合的研究(23300305)」の助成を受け、研究開発を行いました。

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