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IDマガジン第52号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014年06月05日━━━━
<Vol.0052> IDマガジン 第52号
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IDマガジンのご愛読ありがとうございます。

2014年も半分近く経ちましたが、皆様どうお過ごしでしょうか。
今回のIDマガジンマガジンは、暑い夏にむけた情報を特盛りでお送りいたします。いつものヒゲ講師活動日誌、ブックレビューもありますので、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

今回のコンテンツメニューはこちら↓
《 Contents 》
1. 【連載】ヒゲ講師のID活動日誌(48)
2. 【ブックレビュー】ストーリー中心型カリキュラムの理論と実践:オンライン大学院の挑戦とその舞台裏
根本淳子・鈴木克明(編著)、竹岡篤永・高橋暁子・柴田喜幸(著)2014年、東信堂
3. 【イベント】ロバート・リーサー先生 来日記念イベント特集
4. 【イベント】まだ間に合う、この夏のイベント特集
★ 編集後記

【連載】ヒゲ講師のID活動日誌(48)~歴史的な一歩前進とレジェンドがつくった古典の継承~

ASTD(アメリカ研修開発協会)が創立61周年を迎えてその組織名をatdに変更すると、2014年5月6日に公式発表した。何故か小文字表記になってSが抜けたが、新名称が示すのはAssociation for Talent Developmentである。ワシントンDCで開かれていた年次大会の全体会での出来事。ヒゲ講師は日本からの参加者のFacebookへの書き込みでそのニュースを知った。帰国後に参加者としてその場に居合わせた人から話を伺うと、かなり大々的な演出を伴う発表だったらしい。ついに長い歴史の中で、Trainingという言葉がASTDの団体名称から消えた(American Society for Training and Developmentの前は、American Society for Training Directorsの略だったらしい)。同じTでもTrainingからTalentになり、国際組織であることを強調するためか、団体名からAmericanも消えた。歴史がまた一歩動いた、と言っていいだろう。ASTDジャパンも連動して名称を変えるのだろうか、巨大組織ゆえに、この変化が落ち着くまでにはしばらくかかりそうだ。

ヒゲにとって、この名称変更よりも大きなニュースがあった。名称変更発表の3日後に、教育評価の伝道師でASTDから2006年「伝説的人物(レジェンド)」の称号を受けていた巨匠がその90年の生涯を全うして「伝説」となった。その人の名は、ドナルド・カークパトリック。4段階評価モデルを提唱した人で、皆さんもご存知ですよね。この訃報もFacebookで知った。ASTDも早速、Webを介して大々的にレジェンドの死を報じた。

ヒゲが巨匠カークパトリック博士をミルウォーキー郊外の引退者住宅にNHKのカメラマンを引き連れて訪問したのは2005年5月のこと。2006年度から始まる放送大学大学院の講義「人間情報科学とeラーニング」のための取材だった。もう9年前のことになるが、振り返ってみればあの時巨匠は御年81歳だったことになる。あのインタビューでは、ジャック・フィリップで有名になったROIについては「あれはレベル5じゃなくてレベル4bだ」という解釈を聞いたり、「アクションプランはレベル1じゃなくてレベル3でしょ」という確認ができたことなど、直接お会いして聞きたかったことが聞けて満足したことを思い出す。

放送番組や印刷教材には含めなかったが、インタビューの冒頭でいきなり「トイレはどこですか?」と日本語で話しかけられて唖然としたことが懐かしい。第二次世界大戦後に軍人として日本に駐留していたことがあったそうで、今でも生活には困らないさ、と豪語していた。同行したディレクター氏はインタビュー後に、この爺さんどうなることかと最初は思っていたそうだが、話し出すとしっかりとしていて、要点を短時間にまとめて話してくれたことに驚いたと感想を漏らした。確かにかくしゃくとして、しっかりと簡潔に、しかもとても平易な言葉で話してくれた。秘蔵インタビュー映像をノーカットで聞き直してみると、まるでEvaluationg training programs: The four levels (2nd Ed.)の一説を話してくれているようだ(トイレのくだりは別として・・・)。インタビューだけでなく活字になっている情報も、とても分かりやすい文章だなぁ、と今更ながら思う。この名著の第3版が新しい事例をふんだんに盛り込んで息子との共著で出版されたが、いずれの版にもまだ翻訳がない。

『はじめての教育効果測定』の姉妹書として、『教育効果測定の実践』が日科技連から出版されたときに、その推薦の言葉を依頼された。カークパトリックの名著を引き合いに出して、実践事例集の刊行を祝した。巨匠はあの本が売れた理由を聞いたときに、躊躇なく、こう答えた。「それは、あの本の後半に納められている事例のおかげだよ。4レベルに分けて教育効果測定をやろうという考え方はずいぶん前に自分が書いた博士論文で考え出したもので新しいものではない。その枠組み自体は有名になったが、あの本には自社でそのまま活用できるノウハウが事例として満載されている。それが好評だったので、新しい事例を入れて今、第三版を出すことになったんだ。」

ID理論やモデルほど実践的なものは他にない。なぜならば、数多くの教育研修実践を経てそれを抽象化・一般化したものがID理論やモデルだから。これはARCSモデルのケラーが強調していることである。一方で、ID理論やモデルは、それだけでは理解しにくい。それを活用し、「こんなに良くなった」という事例が伴えば、納得感がぐんと高まる(同業他社・他者の事例ならばなおさらだ)。カークパトリックの4段階評価モデルは、教育評価の混沌を整理した功績が世界で認められて「古典」になったが、それが世界で実際に活用されているということが、事例に触れると良く分かる。ID第一原理の「Show me, not tell me」としても強調されていることだ。

巨匠がこの世を去っても、カークパトリックの4段階評価モデルを応用した事例は作り続けられるだろう。事例によってレジェンドの偉業が継承されていく。我が国の研究者・実践者も、その一翼を担えたらいいなぁと思う。

(ヒゲ講師記す)

【ブックレビュー】「ストーリー中心型カリキュラムの理論と実践:オンライン大学院の挑戦とその舞台裏」 根本淳子・鈴木克明(編著)、竹岡篤永・高橋暁子・柴田喜幸(著)2014年、東信堂

今回は、最近出たばかりの「ストーリー中心型カリキュラムの理論と実践:オンライン大学院の挑戦とその舞台裏(根本淳子・鈴木克明(編著)、竹岡篤永・高橋暁子・柴田喜幸(著)、2014年、東信堂」をご紹介します。

ストーリー中心型カリキュラムとは、Story-centered Curriculum(SCC)の和訳であり、学習内容をストーリーの中で、より効果的・効率的に学べるよう設計されたカリキュラムのことです。この本では、まず第1部で実際に熊本大学教授システム学専攻(GSIS)で提供されているSCCを紙上で再現することで読者がSCCを疑似体験できるようにした上で、読者がオリジナルのSCCを作るときの手順とヒントを示しています。第2部ではGSISでのSCC実践の舞台裏を明らかにしています。シナリオがどのように作成されてきたのか、それを既存のカリキュラムとどう連動させたのか、そしてそれをどう改善したのかということが、ID、IT、運用の各側面で語られています。そして第3部はSCCを踏まえた上で、ストーリーを活用した研究や学習支援設計について概説していて、さらに実践の中で理論のブラッシュアップをしていくデザイン研究について、SCCを一つの例としてあげながら説明されています。

この本にはGSISのSCCの内容が再現されています。GSISのSCCを体験したことがある人は、その記憶を蘇らせることができますし(学んだことを想起させるのは、IDの基本ですよね)、SCCを体験したことがない人には、本来ならGSISに入学しないと体験できないことが紙上で体験できるというお得なつくりになっています。とは言え、SCCの全貌は実際に体験しないとわからないので、そのチャンスがある方はぜひ体験することをおすすめします。

かく云う私は、体験するチャンスがありつつ、そして体験することを選びつつ、最後までやりきれませんでした。それはシナリオに乗ろうとする自分と、SCCを一つの技法として客観的に見ようとする自分が、学びの中で行ったり来たりして、中途半端になってしまったからだと考えています。しかし、この本で全貌を知ったあとでは、知った上でシナリオに乗るということも楽しそうだなと思えました。もし、SCCを実際に体験できるという果報者の中で、私と同じようにシナリオに乗りきれずにまごついている方がいらっしゃったら、この本で裏舞台も含めた全貌を知った上で、乗りなおしてみるというのもいいかもしれません。

SCCとは、GBSの考え方をカリキュラムに対応させたものと言えます。GBSは、人は体験の中でこそ深く学べるという構成主義の考え方を教材に反映させたものです。SCCは、カリキュラムを構成する各科目を、単元単位でバラバラにし、一つのシナリオの中で再構成しています。そうすることで、科目間をまたいだ単元のつながりが生まれます。また、シナリオの進行の中でその単元を学ぶ必然性が示されることで、その単元を学ぶためのモチベーションが換気されます。考えてみれば、我々は、実生活の中で非明示的であってもミッションが示され、それを解決していくことを繰り返しています。その中で失敗した時は、どうすれば成功するかを考えますし、成功したら、もっとよくするにはどうするかを考えます。「物事を解決したい」というモチベーションは強力ですから、SCCはそのあたりをうまく活用していると思います。

いくつか印象に残った部分をあげていきます。「SCCだけでなんとかなるというわけではない。元となるカリキュラムがきちんとしていることが大事」という記述がありました。SCCの面白いところは、既に存在するカリキュラムの効果・効率・魅力を向上させる「ブースター」となる可能性を持つところだと思います。しかし、本文中にもあるように、まずは「元となるカリキュラムがきちんとしていること」が必須です。SCCは、ジクソーパズルの完成を促進してくれる可能性はありますが、パーツが足りないジクソーパズルのパーツを埋めてくれるものではないということですね。

SCCのシナリオ作成における「リアル」の扱いについても興味深かったです。「リアルであることとリアリティがあることは異なる。例えば、コンテンツ作成者が、コンテンツの著作権について調べることを上司から指示されるのは、業務の範囲という意味ではリアリティがないが、実はよくあることなのでリアルである」というような記述がありました。SCCにおけるシナリオは、学習者の学びをサポートするためのものですから、リアルに基づいた上で、学びを促進させる上での最適なリアリティを追求することが大事なのだろうと理解しました(ここはもしかしたら著者の意見とは少し違う理解かもしれません)。

さて、本文中に書かれていたことからは脱線しますが、どうしてSCCやGBSが効果があるのだろう?と考えてみました。認知心理学に、人の記憶は、より認知リソースを使った場合のほうがよく記憶されるという知見があります。例えば、Hot-Coldという単語の対を覚える場合、Hot-Coldをそのまま覚えるよりも、Hot-□□□□と表示して、これは「対照となる言葉」と指示し、□の中身を自分で考えて穴埋めさせたほうが記憶成績がよいのです。ここでは自分の持っている単語リストから記憶を探り出し、最適なものを選び出すという認知作業が必要なため、示された単語をただ覚えるよりもリソースがより消費され、記憶の爪あと(記憶痕跡)がより深くしっかりとつくからと言われています。普通の科目で示された課題をやっていくよりも、シナリオを与えられて、その解決手段や、その作業と科目との関連付けを「自分で考える」ことは面倒くさいことかもしれません。しかし、それによってより認知負荷が高まり、その内容が身につくのではないかと推察します。

最後に、私がこの本をまた読みなおすことになるだろうと思える理由を書いておきます。それは、この本はSCCのことを知るためだけでなく、デザイン研究のことを知るための書でもあるからです。デザイン研究って、面白そうだし役に立ちそうだしと思うのですが、いざ「研究」としてどのようにしていけばよいのかと言われると、なかなか難しく思えます。この本では、SCCがどのような理論や先行研究をベースにし、どのように実践し、実践の中で改良し、そこから得られたものを研究としてどのようにまとめていったのかが詳細に書かれています。つまり、デザイン研究のプロセスを詳細に示しているのです。自分でデザイン研究をしている人や、しようとしている人にとっては、ひとつのお手本として役立つことでしょう。

(熊本大学 教授システム学専攻 特任准教授 平岡 斉士)

【イベント】リーサー先生 来日記念イベント特集

リーサー先生(Prof. Robert A. Reiser)は、フロリダ州立大学の教授システム学専攻の先生で、本マガジンおなじみのヒゲ講師の先生でもあり、現在熊本大学eラーニング推進機構ランチョンセミナーで絶賛輪読中の「Trends and Issues in Instructional Design and Technology(翻訳本名:インストラクショナルデザインとテクノロジ~教える技術の動向と課題~)の著者です。
2007年にも日本に来日され、について講演されました(詳しくはこちら:http://www2.gsis.kumamoto-u.ac.jp/~idportal/?p=2337)。

そんな先生が、今月なんと、再来日されます。
今回は、東京、名古屋、熊本、さらにオンライン(インターネット中継)で講演会等を開催します!
それぞれ下のような日程場所となっております。

6月13日(金)17時~(東京田町)講演会+サイン会
先着30名様限定、ご参加には事前申し込みが必要です。
詳細・お申込みはこちら

6月14日(土)17時半~(名古屋) 第14回 まなばナイト(サプライズゲスト)
今回は、「ダブルディグリーのススメ ~インストラクショナルデザイン+医療系資格の事例から~」でお送りいたします。残り2名!ですので、ご参加希望の方はお早目に下のURLの「【追加募集中】申し込みフォーム」からご登録ください。
お申込み・詳細はこちら

6月17日(火)夕刻頃~(京都駅付近)懇親会+質問会
リーサー先生を囲んでお話しできる場です。参加希望の方は12日(木)まで事前申し込みください。
お申込み・お問い合わせはこちら: koji28115 あっと kumadai.jp(幹事中嶌)

6月18日(水)17時~(熊本大学)第23回 eラーニング連続セミナー
事前申し込み・詳細はこちら

6月19日(木)12時~(熊本&インターネット中継)ランチョンセミナー第200回記念
ランチョンセミナーは、質問形式で進めていくセミナーです。リーサー先生への質問を事前募集しておりますので、どしどしお寄せ下さいませ。
ご参加・質問はこちらから

4回チャンスがありますので、ぜひこの機会にIDのレジェンドとお話してみませんか?
多数のご参加をお待ちしております!

【イベント】まだ間に合う、この夏のイベント特集

夏といえば、IDや教育工学分野の学会、研究会、講演会などのイベントが多い時期でもあります。今回は夏のイベント特集ということで、今からでも間に合うイベントをピックアップしてみました。事前申し込みが必要なイベントなどありますので、確認してどしどしご参加ください!

6月7日(土)~8日(日)(沖縄) 日本医療教授システム学会 第1回研究会
医療機関の方向けの研究会です。学会会員の方以外も参加可能です。
参加申し込み・詳細はこちら

7月13日(日)13時~(長崎・佐世保市) 教育メディア学会 第1回研究会
発表申し込みを6月13日まで受け付けております。発表のしやすい研究会ですので、どしどしご応募をお待ちしております。
お申込み・詳細はこちら

9月10日(水)~12日(金) (和歌山) 教育システム情報学会 第39回全国大会
日本の教育工学・ID関係の大きな学会です。参加やご発表の申し込みを受け付けていますので下のURLからご確認ください。
申し込み・詳細はこちら

9月19日(金)~21日(日) (岐阜) 日本教育工学会 第30回全国大会
日本の教育工学・ID関係の大きな学会です。ご発表の申し込みは今から始まりますので、発表予定の方は、下のURLからご確認ください。
申し込み・詳細はこちら

その他、今後のイベント一覧です。

2014/06/05(木) ~ 2014/06/09(月)
ITS 2014@Honolulu, Hawaii, USA
2014/06/22(日) ~ 2014/06/27(金)
HCI International 2014@Heraklion, Crete, Greece
2014/06/23(月) ~ 2014/06/27(金)
AACE EdMedia2014@Tampere, Finland
2014/06/24(火) ~ 2014/06/25(水)
CSLE 2014@Hong Kong, China
2014/07/04(金) ~ 2014/07/07(月)
EDM 2014@Institute of Education, London, UK
2014/07/04(金) ~ 2014/07/07(月)
UMAP 2014@Aalborg, Denmark
2014/07/20(日)
教育システム情報学会2014年度第2回研究会「ICTを活用した教育の質保証とその評価/一般」@千歳科学技術大学
2014/07/26(土)
JSISH主催「ID基礎セミナー」2014年@レールダル本社
2014/08/02(土) ~ 2014/08/03(日)
「ARCS / ISDセミナー」2014年

★ 編集後記

今回のIDマガジンいかがでしたか?
リーサー先生の来日をはじめ、今からでも間に合う夏の特集を行ってみました。
九州はすでに梅雨に入り、いよいよ暑い日日が来るのかなと思っている今日この頃です。夏はイベントの多い時期でもあります。
みんなで盛り上がって夏の暑さを吹き飛ばしましょう!
それではまた、次号でお会いしましょう。

よろしければ、お知り合いの方に、Webからの登録をお勧めしてくださいませ。

また、皆さまの活動をこのIDマガジンに載せてみませんか?
ご意見・ご感想・叱咤激励など常時お待ちしております!
【 mail to: id_magazineあっとml.gsis.kumamoto-u.ac.jp】

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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編 集 ID マガジン編集部 井ノ上 憲司・根本 淳子
発 行 熊本大学 大学院社会文化科学研究科
教授システム学専攻 鈴木 克明
http://www.gsis.kumamoto-u.ac.jp/
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本サイトは、JSPS科研費「教育設計基礎力養成環境の構築とデザイン原則の導出に関する統合的研究(23300305)」の助成を受け、研究開発を行いました。

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