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IDマガジン第35号(増刊号)

ID マガジン増刊号

IDマガジンのご愛読ありがとうございます。
2010年も年の瀬となってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今回の内容は熊本大学教授システム学専攻同窓会とコラボしてお送りします。熊本大学教授システム学専攻では、日頃研究活動を発信しておりますが、年末にあたり、2010年のまとめをしてみました。そのいくつかを紹介いたします。
IDを取り巻く動きが概観できたり、みなさんの活動のふりかえりにつながれば嬉しいです。

なお、今月30日に教授システム学同窓会主催によるオンライン忘年会が開催されます。教授システムに関心がある方であれば、どなたでも歓迎です。詳細は【イベント】をご覧ください。

【総括】2010年の研究活動

■2010年度研究活動■
http://www.gsis.kumamoto-u.ac.jp/research_info/index.html
学会発表が中心ですが、ざっと以下のような件数です。
教授システム学専攻の教員を中心とした活動、在校生の研究経過、専攻の運営上
で行われている実践研究などがありますが、修了した翌年の全国大会で、成果や
その後の経過を踏まえた発表も多く行われるようになってきています。

・日本教育工学会研究会(ICTを活用したFDと大 学・高大連携/一般)大分大学:
1件
・日本e-Learning学会2010年度学術講演会(法政大学):1件
・日本教育工学会第26回全国大会(金城学院大学):18件
・教育システム情報学会第35回全国大会(北海道大学):17件
・第17回日本教育メディア学会年次大会(熊本市国際交流会館):4件
・ICoME 2010 (International Conference on Media in Education), Kumamoto:6件
・Global Learn Asia Pacific 2010, Malaysia:3件
・平成21年度日本教育メディア学会第2回研究会@金沢星陵大学:1件

IDポータルのリンクからは、概要情報も読むことが出来ます。
http://www2.gsis.kumamoto-u.ac.jp/~idportal/?page_id=7&ca=69

【総括】2010年のランチョンセミナー

ランチョンセミナーは、熊本大学eラーニング授業設計支援室が主催するeラー
ニングを中心とした学びに関する研究や実践に関する情報の交換の場 です。毎週
一回お昼の時間に行われています。

Web会議システムであるAdobe Connectを利用しており、遠隔からの参加や登壇も
多いです。話題も多岐にわたり、活発な発表が行われています。

2010年に行われたセミナーは35回。タイトルは以下です。ちょっと長いですね。

http://cvs.ield.kumamoto-u.ac.jp/wpk/?m=201001
・第39回 (1/20) Bbカンファレンス2009in大阪 参加記:鈴木克明
・第40回 (1/27) FD担当者のID的基礎とは何か:鈴木克明

http://cvs.ield.kumamoto-u.ac.jp/wpk/?m=201002
・第41回 (2/3) 学生参画型FDの取り組み:今岡義明
・第42回 (2/10) 「数学講演の多地点中継実験」の話:麻生和彦
・第43回 (2/17) 語り方を知るべき6種類の物語:鈴木克明
・第44回 (2/24) Moodle 1.9で新しくなった「評定」機能:喜多敏博
・第45回 (3/3) twitter -遠隔教育での活用を探る-:西本彰文

http://cvs.ield.kumamoto-u.ac.jp/wpk/?m=201004
・第46回(4/14) MoodleとMaharaの開発拠点への訪問:喜多敏博
・第47回(4/21) eラーニングでの学習を成功させたい!~学習者特性とSRL
度の関係から必要な学習支援を予測する自己調整学習サイクルにおける計画段階
における学習者分類のための質問紙開発(中間発表)~:合田美子
・第48回(4/28) 愛媛大学リーダーズ*スクール修了報告:上田勇仁

http://cvs.ield.kumamoto-u.ac.jp/wpk/?m=201005
・第49回(5/12) 教育神話を疑う!:大森不二雄
・第50回(5/26) 新しいWeb技術とeラーニング:中野裕司

http://cvs.ield.kumamoto-u.ac.jp/wpk/?m=201006
・第51回(6/2) 研究支援のためのMahara:久保田真一郎
・第52回(6/10) ストーリー型教材開発に関する先行研究:柴田喜幸
・第53回(6/16) BBT大学:開学後2ヶ月の活動記録と今後:宇野令一郎
・第54回(6/24) 学校教育と知的財産権:入口紀男
・第55回(6/30) みんな気になる?BBT大学の授業(速報版):高橋暁子

http://cvs.ield.kumamoto-u.ac.jp/wpk/?m=201007
・第56回(7/7) 携帯電話による大学教育のIT化:米谷淳
・第57回(7/21) ARCS本の単著と翻訳本が出ました!
~提唱者John Keller教授を迎えての質問タイム~:鈴木克明&ジョン・ケラー

http://cvs.ield.kumamoto-u.ac.jp/wpk/?m=201008
・第58回(8/4) スパイラルカリキュラムによるソフトウェアー工学教育
:山崎進
・第59回(8/11) “OJT”再考:北村士郎

http://cvs.ield.kumamoto-u.ac.jp/wpk/?m=201009
・第60回(9/2) 遠隔指導は「その気」にさせられるか
-メタボリック症候群の保健指導を通じて-:都竹茂樹
・第61回(9/8) 比較教育文化論的アプローチのススメ:渡邊あや
・第62回(9/22) ibstpi(R)とIDコンピテンシー改訂作業のゆくえ:
鈴木克明
第63回(9/29) 学士課程教育における教養カリキュラムの見直し:本間里見

http://cvs.ield.kumamoto-u.ac.jp/wpk/?m=201010
・第64回(10/7) Dynamic Synchronization of Learning Contents
among
distributed Moodle systems:宇佐川毅
・第65回(10/22) 大学における学習支援の取組~学習支援のキーパーソンは
誰だ!?~:上田勇仁
・第66回(10/27) 「教職実践演習」導入によるティーチング・ポートフォリ
オの動向:谷塚光典

http://cvs.ield.kumamoto-u.ac.jp/wpk/?m=201011
・第67回(11/10) 大学生を側方支援する試み:米国調査報告(1)CRLAチュ
ータートレーニング認証制度 :鈴木克明
・第68回(11/17) テキストを映像に自動変換する技術 T2V の紹介:麻生和彦
・第69回(11/24) Moodleに独自機能を追加する(1)
-ブロックのインストール-:喜多敏博

http://cvs.ield.kumamoto-u.ac.jp/wpk/?m=201012
・第70回(12/2) 大学生を側方支援する試み:米国調査報告(2)
NADE学習支援センター認証制度:鈴木克明
・第71回(12/8) ibstpiのインストラクターコンピテンシー:現場での使われ方
~米国最大の非営利団体の使用例から分かること~:青木太郎
・第72回(12/15) インストラクショナルデザイン可視化言語に関する
研究の行方:根本淳子
・第73回(12/22) Sakai OSP で作るポートフォリオ:宮崎誠

録画と資料のアップもありますので、気になるタイトルがありましたらいつでも
見ることができます。是非ご活用下さい。登壇募集の情報などもあります。
http://cvs.ield.kumamoto-u.ac.jp/wpk/

【イベント】gsisオンライン忘年会

IDをこよなく愛する皆さま
教授システム学専攻同窓会からのお知らせです。突然ですが…

「gsisオンライン忘年会」を開催することとなりました!

みなさん、お忙しい時期と思いますが、ご都合をつけて、是非ご参加ください。
教授システム学専攻の同窓生・在籍生と共にIDの輪を広げましょう。

日時:12月30日 20:00-21:00

忘年会での主なネタ:
1)学会発表で振り返るgsisの2010年
http://www2.gsis.kumamoto-u.ac.jp/~idportal/?page_id=7&ca=69
~インタビューorミニ発表を計画中(発表したい方募集中~)

2)ランチョンセミナーで振り返るgsisの2010年
http://cvs.ield.kumamoto-u.ac.jp/wpk/wp-content/uploads/2009/08/luncheon-2010.pdf
~ランチョン活用術と登壇に向けて

3)本棚作りました!
http://booklog.jp/users/gsis
~専攻の指定図書を中心に参考書籍や蔵書を紹介~

4)来年の活動にむけて

5)その他(相談、質問等)

参加方法:
a.Adobe Connect(URL:http://cn.gsis.kumamoto-u.ac.jp/alumni/
マイクで発言参加されたい方、話題提供者向けです。
※録画はしませんので、自由に語らいましょう。
b.Ustream+Twitter
1.の映像音声をUstreamで流します。チャットで参加される方向けです。
URL:当日、1.のログイン画面に掲載&twitterでつぶやきます。
c.オフライン
残念ながら都合が付かない方も、上記ネタの1.2.などで気づいた
ことなどありましたら、同窓会アカウント @gsisOBOG宛て #gsis付きで
つぶやいておいて下さい。当日使わせていただく場合があります。

各自お酒でも用意して、オンラインで語り合いましょう!
皆さまとオンラインでお会いできるのを楽しみにしています。

【ご案内】23年度入学募集情報(熊本大学教授システム学専攻)

さて、最後にお約束の・・・

熊本大学大学院 教授システム学専攻 23年度入学募集情報です。

博士前期(修士)課程は、教育や学習の効果・効率・魅力を高めるシステム的な方
法論であるインストラクショナルデザイン(ID)を中心に、情報 技術(IT)、インス
トラクショナルマネジメント(IM)、知的財産権(IP)の「4つのI」からなる教授シ
ステム学を学び、eラーニングを実際 に開発・実施・評価できる高度専門職業人
を養成することを目的とする課程です。

出願期間は年明け、平成23年1月5日(水)~1月11日(火) です。

http://www.gsis.kumamoto-u.ac.jp/exam_info/index.html
※博士後期課程、科目等履修生についても上記ご参照下さい

★ 編集後記

今回の記事はすべて教授システム学専攻同窓会の皆様に作っていただきました。
今後もこのように同窓会のみなさんの活躍で、IDの輪が広がっていくことを期待
しています。

今後ともIDマガジンをご愛読お願いします。よろしければ、お知り合いの方に、
Webからの登録をお勧めしてくださいませ。

また、皆さまの活動をこのIDマガジンに載せてみませんか?
ご意見・ご感想・叱咤激励など常時お待ちしております!
【 mail to: idportalあっとml.gsis.kumamoto-u.ac.jp】

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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編 集 ID マガジン編集部 根本 淳子
発 行 熊本大学 大学院社会文化科学研究科
教授システム学専攻 鈴木 克明
http://www.gsis.kumamoto-u.ac.jp/
++++++++++++++++++Copyrights(c)id_magazine ml.gsis.kumamoto-u.ac.jp+++

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おすすめ情報

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謝辞

本サイトは、JSPS科研費「教育設計基礎力養成環境の構築とデザイン原則の導出に関する統合的研究(23300305)」の助成を受け、研究開発を行いました。

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