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IDマガジン 第114号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2022年11月23日━━━
<Vol.0114> IDマガジン 第114号
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皆様、いつもIDマガジンのご愛読ありがとうございます。
涼しくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回も、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

今回のコンテンツメニューはこちら↓
《 Contents 》
1. 【連載】ヒゲ講師のID活動日誌(96) :著者とかかわりながら読書するための問い
2. 【ブックレビュー】『とりあえず日本語で もしも…あなたが外国人と「日本語で話す」としたら』スリーエーネットワーク(2010)荒川洋平 著
3. 【報告】第57回まなばナイト@関西(Zoom開催)「ジョブエイドと教材開発のここだけの話」
4. 【ご案内】第58回まなばナイト年末スペシャル!
5. 【ご案内】第7回人材育成事例検討会のご案内
6. 【イベント】その他、近々行われるイベントは?
★ 編集後記

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【連載】ヒゲ講師のID活動日誌(96) :著者とかかわりながら読書するための問い
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「最近の若者は本を読まなくなった」と言われて久しい。他方で、それでも構わないのではないか、という意見もありそう。本でなくても講義や講演会からも情報は得られるし、より迫力のある映像メディアからも感動を得られる。本に頼る時代ではない、と言われれば、そうかもしれないとも思ってしまう。

では、本でなければ得られないものは何か。講義をやめて教科書を読ませる方法にシフトすることを提案してきたヒゲ講師としては、その答えが気になるところである。この問いに対して、「知識の獲得の過程を通じて、じっくり考える機会を得ることにあるー-つまり、考える力を養うための情報や知識との格闘の時間を与えてくれることだ(p.70)」と明快に答えてくれているのは、教育社会学者で現在オックスフォード大教授の刈谷剛彦氏だ。提供側のペースでどんどん進むことがない読書には、読み手に主導権があり、自分のペースで情報を咀嚼し、思考するチャンスを与えてくれる。世の中で「常識」とされていることを鵜吞みにして自分の頭で考えようとしない。「あなたの意見はどうですか」と聞かれても何も答えられない。そんな思考停止の風潮に対して、刈谷氏が大学で教え始めてから6年が経過した1996年にまとめた書籍『知的複眼思考法』(2002年に講談社+α文庫として発刊)には、今でも響く読書に対するヒントが満載だ(2022年現在、51刷!)。

読書を自分の頭を使って考えるチャンスにするためには、書籍には正解が書いてあるという「常識」を覆す必要がある。著者はその道の専門家であり、自分は中身を咀嚼して情報を吸収するという立ち位置で読んでいくのではなく、いろいろな疑問を持って、段落ごとに、文章を追っていくのがそのコツだという。著者と対等な立場に立ち、書き手の言い分を鵜呑みにしない読書。つまり「批判的な読書を通じて、ものごとに疑問を感じること、物事を簡単に納得しないこと、『常識』に飲み込まれないこと、すなわち自分で考えるという姿勢ができてくる(p.83)」と言う。そのためのヒントとして、以下のようなフレーズを自問自答し、書き込みながら本を読んでみることを提案している。

・「なるほど」
・「ここは鋭い」
・「納得がいかない」
・「どこか無理があるな」
・「その意見に賛成だ」
・「その意見に反対。自分の考えとは違うな」
・「著者の意見は不明確(あるいは、あいまい)だ」
・「同じような例を知っている」
・「自分の身の回りの例だとどんなことかな」(実際に思いついた例を書いておく)
・「例外はないか」
・「見逃されている事実や例がないか」
・「これは他の人にも伝えたいエピソードやデータだ」
・「もっと、こういう資料が使われていれば議論の説得力が増すのに」
・「なぜ、こんなことがいえるのか」
・「自分ならこういうことばを使って表現するな」(そういう場合は実際にその言葉も書いておく)
・「この表現は難し過ぎる」
(同書、p.84-86)

活字になったものは、「完成品」という印象を与えるが、著者の試行錯誤を経て、書くプロセスに含まれていた迷いや選択から生まれた「ほかの文章になる可能性のあったもの(p.81)」である。「私だったらこう書いたかもしれない」「どうして著者はここで、こんなことを書いているのか」を考えながら読む。なるほど、そういう読み方をすると、論理の飛躍とか説明不足の点とかが浮かび上がってくるかもしれない。書いた側の人としては、「そういうことをしないでもいいんですよ」と言いたくもなるが、読むときの態度として身につけられれば、学びが深くなりそうだし、気づくことも多くなりそうですね。

この書籍の随所には、刈谷氏自身が書き手としてたどった舞台裏を開陳して「書くプロセス」を暴露している部分や、読者が「自分で書いてみる」練習も織り込まれている。著者になる疑似体験を踏まえて、読み方の違いを納得できる工夫として興味深い。前回と同様、古い記述ではあるが、一読をお勧めしたいものにまた出会った、と思った。

ということで、一読をお勧めしたい。読者諸氏の本の読み方が激変するかもしれないことを期待して。

(ヒゲ講師記す)


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【ブックレビュー】『とりあえず日本語で もしも…あなたが外国人と「日本語で話す」としたら』スリーエーネットワーク(2010)荒川洋平 著
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突然ですが、私は5、6歳のころ、漠然と「外国人=アメリカ人」と思っていたように記憶しています。年代や地域によるのかもしれませんが、皆さんはいかがですか。あれから〇十年、時代は変わり、今はもうさすがにそんなふうに思っている子供はいないのではないかと思います。コロナ前には日本における外国人留学生は30万人を超えました。日本在留の外国人数は約280万人だそうです。また、最新の報告では海外の日本語学習者は約340万人にのぼっています。

それでは、皆さんは日本語を話す外国人と日常的にどの程度接しますか。相手が日本語の上級話者でない場合、母語である日本語でうまくやり取りできますか。今日ご紹介するのは『とりあえず日本語で もしも…あなたが外国人と「日本語で話す」としたら』という本です。「外国人=アメリカ人」と考える人はいないだろうと書きましたが、それでもまだ「外国人=日本語は話さない」と思い込んでいる日本人が今でもけっこうな割合でいるように感じるのは私だけでしょうか。よく、テレビの街頭インタビューで外国人らしき人に片言の英語で話しかけ、日本語が返ってくると、相手の日本語をほめるといった光景を目にします(やらせ的な段取りもあってのことかもしれませんが)。最近は地図アプリを使うことが多くなりましたが、日本語で道を尋ねてきているのに、なぜか英語で説明しようと焦る人というのも目にしたことがあるかもしれません。反対に、ある程度日本語が話せる人に対して、外国人なのにペラペラと(完璧ではない日本語を)話して、何だかかわいげのないやつだといささか意地悪な印象を持ったという経験はありませんか。本書はそういった日本語母語話者と外国人とのコミュニケーションを「対外日本語コミュニケーション」と名付け、ちょっと立ち止まって考えてみようという内容です。

本の構成は、対外日本語コミュニケーションでありがちな5つの型をエピソードとともに紹介する章、どういうことでそんな事態になってしまうのかについて研究成果や歴史的な背景から考察する章、ではどうすれば外国人と日本語を使ってうまくコミュニケーションできるのかを練習問題とともに紹介する章の三章から成ります。ありがちな5つの型には、「子ども扱い型」、「外見予断型」、「直情直解型」、「高ハードル設置型」、「言い換え失敗型」があるそうです。私のような日本語を外国語として扱う仕事をしている者としては、「ああ、こういう人いる、いる」といった感じがしてしまいます。型にはめて考えることにはよくない側面もあるかもしれませんが、分類することで分かりやすくなりますし、たくさんある外国語の中からわざわざ日本語を選んで学んでくれている外国の人に対して、日本語母語話者としてもっと自由に日本語を使いこなしましょうよ、そして、対等な関係を築いていきませんかという控え目でありながら、しっかりと貫かれている著者の姿勢が感じられます。

確かに、日本語学習者よりはるかに自在に扱えることばであるはずなのに、外国人に対してはうまく日本語が使えないという現実があるように感じます。それは今のように日本在留の外国人や日本を訪れる外国人が多くなったのはつい数十年前からのことで、歴史的に見て当然のことかもしれません。日本経済の停滞、国力低下などが危惧される中、今後日本語を話す外国人がどの程度増えるのかは分かりませんが、自分の母語である日本語を工夫する術を得ることで国際的なコミュニケーションができる人になるのは、すてきなことではないかと思います。

参考URL
『とりあえず日本語で もしも…あなたが外国人と「日本語で話す」としたら』https://www.3anet.co.jp/np/books/5182/ (参照日:2022年11月1日)
独立行政法人国際交流基金 https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/survey/result/survey18.html (参照日:2022年11月1日)
出入国在留管理庁 https://www.moj.go.jp/isa/publications/press/13_00001.html(参照日:2022年11月1日)
独立行政法人日本学生支援機構 https://www.studyinjapan.go.jp/ja/statistics/zaiseki/index.html(参照日:2022年11月1日)

(熊本大学大学院教授システム学専攻 修士13期修了生 立和名 房子)


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【報告】第57回まなばナイトレポート@関西(Zoom開催)「ジョブエイドと教材開発のここだけの話」
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 寒くなったり、暑くなったり気候が定まらない2022年秋、関西発のまなばナイトが開催されました。コロナ禍の中、今年も遠隔による開催でしたが、多くの皆様にご参加いただきました。

 Gsis博士後期課程同窓生の桑原さん司会のもとに始まったまなばナイト、おつまみやお酒を飲みながら気軽に参加、の趣旨のもと、関西の某会議室でも鈴木先生からいただいた!ワインを飲みながら昨年度博士前期課程を修了されたばかりの3名の皆様の、修士論文テーマから発表していただきました(実はウラでは、関西メンバーが慣れない?Zoomの扱いにあたふたしていたことは内緒です・・)。

 今回のテーマは「ジョブエイドと教材開発のここだけの話」です。ジョブエイドは学習者を支援するツールですが、その開発の過程での苦労や反省、後悔などなどここだけの話も含めてご紹介いただき、いろいろな思いを共有して、自身の課題解決に生かせそうなネタを集めてみませんか?という趣旨で登壇していただきました。

 私、不勉強でジョブエイドについて曖昧な理解しかなかったので、少しご紹介。「ある仕事のパフォーマンスに関連して、後々取り出すための情報を保持する能力を持つ道具(Duncan)」とされています。検索エンジンなどでさまざまな情報に自由にアクセス出来る時代ですが、初学者にとってはどこから手をつけていいかわからないことも多く、そのために、特に業務に取り込まれた支援をジョブエイドとして提供することが、とくにパフォーマンス支援の一部として受け入れられている、ということです(根本、2015)。

 テーマは3つで、最初は博士前期課程15期生でキャリアコンサルタントの吉田文子さんから「初学者キャリアコンサルタントの問題把握のジョブエイド開発」というテーマで発表していただきました。ご自身がキャリアコンサルタントでいらっしゃる吉田さんは、キャリア支援時のコンサルタントのインタビューを行う際の支援ツールの開発を修士論文のテーマとされました。

                    論文:https://idportal.gsis.jp/files/2021_yoshida.pdf

 2つ目は同じく博士前期課程15期生の栗山俊之さんによる「GBS 理論に基づくエラー誘発型ロールプレイ教材の開発」です。大学での研究支援人材育成のための教材開発で、この場合の研究支援は大学でのシーズを外部機関と共同で開発を進めていくことを指しており、特に対外折衝スキルを中心とした業務を想定しているということでした。GBSをベースとしたのは本番の業務の場で明確な正解というものがないため、あえて失敗をすることでノウハウを練習する機会を提供したい、ということでした。

                   論文:https://idportal.gsis.jp/files/2021_kuriyama.pdf

 最後のテーマは博士前期課程12期生の川島孝太さんによる「看護管理者のフィードバックを支援するジョブエイドとeーニング教材開発」です。実際の看護業務の管理者に対して、業務に対するフィードバックや確認事項、また管理者としてのあるべき姿について学ぶためのジョブエイドのためのツールを開発されました。ベースとしたのはノベルゲーム(文章を読むことが中心目的のアドベンチャーゲーム)で、登場人物やストーリーには川島さんご自身が登場されたり実際の事例を使ったり、とリアリティのある作りになっていました。

                    論文:https://idportal.gsis.jp/files/2021_kawashima.pdf   

 事例をご紹介いただいた後はグループワークを行いました。テーマは「ご自身が感じている課題の改善に役立ちそう、取り入れられるかもと思った点」「話し合いをふまえて発表者もしくは、鈴木先生への質問」で、ワークの後に各グループからこれらについての発表をしていただきました。

 発表や質問のなかで印象深かったのは、吉田さんの発表の中で形成的評価のために開発ツールを使っていただいた3名のコンサルタントのうちお一人が、面談途中からそのツールを使わなくなってしまった、という点です。「形成的評価ができない」と困ってしまったそうですが、鈴木先生から「なぜ使わなかったか、という点も開発としては大切」というご意見をいただき、思い通りいかなくても、むしろ思い通りいかなかったことからも、思いがけない知見が得られる可能性を実感しました。また皆さんからは、ジョブエイドの対象者の選定について、シナリオを作る上での具体的な手法、などについての質問があり、参加された皆さんご自身が今抱えている課題や困り事についてなにか解決する方法はないか、と具体的に考えられているんだ、ということが想像されました。

質問の中には「本題ではないですが・・・」という前置きのもと、「鈴木先生、評価設計マニュアルはいつ出されますか?」というものもありました。先生からは「まだ全く書いていないが、構想はある」というお返事でしたので、評価について悩んでいらっしゃる皆さん(私もその一人です)、期待して?お待ちしましょう!

 私事ですが、新型コロナ対応で業務が増し(医療従事者養成が本業なので、日常の授業や、特に学生実習に影響が大なのです)、現役Gsis学生であるにも関わらずIDについて取り組む時間が減っている昨今、みなさんが大変な中課題解決に向けて真剣に取り組んでいる様子を拝見して、自分の不勉強さを痛感した次第です。

 今回も多くの参加者の皆さんからいろいろな刺激をもらうことができたと同時に、同窓生の皆様と一緒にIDについて考えることができる貴重な機会であることを改めて実感しました。次回12月17日のまなばナイトも是非参加したいと思います。
(熊本大学大学院教授システム学専攻同窓生・博士後期課程 中前雅美)

○写真入りレポートは以下をご覧ください。
https://www.manabanight.com/info/manabanight57report

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【ご案内】第58回まなばナイト年末スペシャル! 12/17(土)
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熊本大学大学院 教授システム学専攻(以下GSIS)の同窓会一同で開催する「まなばナイト」は、eラーニングの今と未来を、アカデミックな見地も交えながら、一方通行の講演だけでなく、ドリンクとおつまみをつつきながら、参加者皆でワイワイ考える参加型ワークショップです。 

ID(インストラクショナルデザイン)に興味をお持ちの方でしたら、どなたでも参加いただけます。

第58回まなばナイト 年末スペシャル!のご案内

まなばナイトのご案内です。東京会場+Zoomでのハイブリッド開催を予定しています。
※新型コロナウィルスの感染拡大状況等により変更になる場合があります。

テーマ:「独習?自己調整学習?」〜サイバー自習室の取り組みから

ひとり淡々と取り組み成果を得る学習もあれば、そうでないものもあるでしょう。いろいろな課題の根底に、一つこの「自己調整学習」という観点があるように思えます。

第58回まなばナイトは、「サイバー自習室」を掲げ、研究に取り組まれている修了生の髙橋操さんと、「自己調整学習」というキーワードでも多くの研究と発表をされています仲林先生をお招きし、ワイワイガヤガヤする回として企画しております。

「自己調整ができなくて、できなくて苦しみぬいた果てに生み出したのがサイバー自習室です」と語る髙橋さん。いろいろ興味深い話が聞けそうです。
話題提供の詳細やグループセッションの企画はまとまり次第お知らせいたします。気になる方は予定を入れておいてくださいね。
東京の会場(調整中)とオンライン(Zoom)でのハイブリッド開催を予定しています。是非奮ってご参加ください!!

【日時】
2022年12月17日(土) 午後4時30分~午後7時

Zoom待機室入場時間  16:15~

【プログラム】 ※構成は変更になる場合があります。
◎オープニング
---セッション1---
◎話題提供
 ■髙橋 操
  熊本大学大学院教授システム学専攻 博士前期11期生
  熊本大学大学院教授システム学研究センター 連携研究員

◎QAセッション
 ■仲林 清
  千葉工業大学 情報科学部 情報ネットワーク学科 教授
  熊本大学大学院教授システム学専攻 客員教授
 フロアと仲林先生にも参加いただき、髙橋さんの発表についてのギモン質問深掘りしていきます。
◎問いかけ
 登壇者の髙橋さんより、グループディスカッションの問いをいくつかいただきます。

---セッション2---
◎グループワーク(Zoomブレイクアウト)& フリートーク
 話題提供いただいた内容を元に、いろいろな思いをぶちまけてみましょう!! 

18時30分頃から
 グループ毎に共有の発表をしていただきます。

◎クロージング
【定員】
 東京会場:先着20名様 ※12月10日(土)を締め切りとさせていただきます。
 オンライン:先着 90名様
【会場】
 東京(代々木)
 オンライン(Zoom)
【参加費用】
 東京会場:1ドリンク実費
 オンライン:無料 ※おつまみ、お茶菓子、ドリンク類につきましては、各自ご用意ください。
【懇親会】(オプション)
 まなばナイト終了後、東京会場では大忘年会、オンラインではWeb懇親会を予定しています。
 懇親会のみ参加については、info@manabanight.comへお問い合せください。

【まなばナイトへのお申込み】
 お申し込みは、こちらから 
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf4Rn8uw_k_RYkmo6sVGKh2BiZBeaFK3HClbdpiSKfNQvZpoQ/viewform

 12月16日(金)正午までに登録いただいたメールアドレスにアクセス方法をお知らせします。12月16日(金)正午にメールが届いていない場合は、事務局までご一報ください。

【キャンセルについて】
まなばナイト参加キャンセル等のご連絡は,12月14日(水)までに info@manabanight.com までお願いいたします。

【主催者】熊本大学大学院教授システム学専攻同窓会
https://www.gsis.jp

〇まなばナイトホームページは以下をご覧ください。
https://www.manabanight.com/event/manabanight58

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【ご案内】第7回人材育成事例検討会のご案内
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2022年12月3日(土)午後1時〜午後4時30分、愛知県名古屋市で人材育成事例検討会を開催いたします。この検討会は、堅苦しいものではなく、ワイワイガヤガヤと日頃の現場で試行錯誤されていることに関して、1事例に60分間の時間を取り、参加者全員でより良い方略がないかと検討をする会です。ぜひ、事例発表者として、参加者として、ご参加をお待ちしています。参加には、以下のwebから事前申し込みが必要です。

<開催概要>第7回人材育成事例検討会
<開催日時>2022年12月3日(土) 午後1時~午後4時30分
<開催場所>レンタルスペース 一般社団法人 電気通信媒介業協会 名古屋校舎  名古屋市中村区名駅南1丁目23番地17
<参 加 費>1,000円/1人
<発表事例>企業内事例1事例・医療機関内事例1事例 計2事例(予定)

https://sites.google.com/view/zireikentokai/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0


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【イベント】その他、近々行われるイベントは? 2022/11~2023/1
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2022年11月26日(土)・27日(日)
  第29回日本教育メディア学会年次大会@椙山女学園大学
2022年11月26日(土)・27日(日)
  大学教育学会2022年度課題研究集会「アセスメントプランの導入と大学教育の課題」@オンライン開催(東京都立大学)
2022年11月26日(土)
  日本リメディアル教育学会第10回中国・四国支部大会「コロナ禍での授業実践―リメディアル教育における授業の価値を再考する―」@四国大学(徳島市)
2022年12月3日 (土)
  2022年度日本教育工学会研究会「教育の情報化/一般」@鹿児島女子短期大学(鹿児島市)
2022年12月17日(土)
  第58回まなばナイト 年末スペシャル@東京会場+Zoomでのハイブリッド開催
2023年1月21日 (土)
  教育システム情報学会第5回研究会「教育DXと実世界指向学習環境/一般」@拓殖大学(文京キャンパス)


★ 編集後記
温暖な気候の四国・松山にも、少しずつ冬の気配がしてきました。いよいよウインタースポーツのシーズン到来です。四季の中で、冬が一番好きな私は、少しソワソワ落ち着きません。安全のため、年末までにスタッドレスタイヤに履き替えなければと思っています。今後も引き続きIDマガジンおよびIDポータルをご愛読いただけたら幸いです。
(第114号編集担当:仲道雅輝)

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ご意見・ご感想・叱咤激励など常時お待ちしております!
【 mail to: id_magazine@mls.gsis.kumamoto-u.ac.jp】

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<編集>
編集長:鈴木克明
副編集長:市川尚・根本淳子
ID マガジン編集委員:石田百合子・市村由起・甲斐晶子・桑原千幸・高橋暁子・竹岡篤永・仲道雅輝

<発行>
熊本大学大学院社会文化科学研究科  教授システム学専攻同窓会
http://www.gsis.jp/

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本サイトは、JSPS科研費「教育設計基礎力養成環境の構築とデザイン原則の導出に関する統合的研究(23300305)」の助成を受け、研究開発を行いました。

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