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継田優子(2006)「中学生を対象とした著作権教材ポータルサイトの開発」『岩手県立大学ソフトウェア情報学部 2005年度提出卒業論文』
第
1
節
動
機
文
部
科
学
省
で
は
平
成
1
0
年
1
2
月
1
4
日
に
小
学
校
及
び
中
学
校
学
習
指
導
要
領
を
、
平
成
1
1
年
3
月
2
9
日
に
高
等
学
校
学
習
指
導
要
領
を
公
示
し
た
。
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
の
普
及
が
進
む
中
、
新
し
い
学
習
指
導
要
領
の
主
な
ポ
イ
ン
ト
の
1
つ
に
「
情
報
化
へ
の
対
応
」
が
挙
げ
ら
れ
、
中
学
校
技
術
・
家
庭
科
で
は
情
報
に
関
す
る
基
礎
的
な
内
容
を
必
修
し
、
高
等
学
校
で
は
教
科
「
情
報
」
を
新
設
し
、
必
修
に
す
る
こ
と
を
掲
げ
た
。
著
作
権
情
報
セ
ン
タ
ー
が
2
0
0
4
年
6
~
7
月
に
全
国
の
国
公
私
立
の
小
中
学
校
な
ど
約
4
,
0
0
0
校
を
対
象
に
実
施
し
、
約
1
,
8
0
0
校
か
ら
回
答
を
得
た
ア
ン
ケ
ー
ト
調
査
に
よ
る
と
、
過
去
3
年
間
に
著
作
権
を
行
っ
た
学
校
は
全
体
で
5
9
.
4
%
、
中
学
校
と
高
校
で
は
7
0
%
を
超
え
て
い
る
と
い
う
結
果
が
出
て
い
る
。
そ
れ
に
も
関
わ
ら
ず
、
著
作
権
に
関
す
る
研
修
を
受
け
た
教
員
が
1
人
も
い
な
い
学
校
が
5
5
.
1
%
、
著
作
権
の
例
外
規
定
を
知
っ
て
い
る
教
員
が
1
割
と
い
う
現
状
が
あ
り
、
教
員
の
著
作
権
意
識
の
問
題
も
指
摘
さ
れ
て
い
る
。
ま
た
、
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
上
で
高
音
質
の
M
P
3
シ
ス
テ
ム
を
使
っ
た
違
法
行
為
が
相
次
い
で
摘
発
さ
れ
、
音
楽
を
違
法
に
配
信
し
て
い
た
の
も
、
受
信
し
て
い
た
の
も
共
に
1
0
~
2
0
代
の
若
い
世
代
が
中
心
と
言
わ
れ
る
中
、
著
作
権
教
育
の
必
要
性
が
出
て
き
て
い
る
。
「
平
成
1
4
年
度
山
形
市
教
育
研
究
所
情
報
教
育
調
査
研
究
に
関
す
る
報
告
」
よ
る
と
、
著
作
権
に
関
係
が
あ
る
設
問
に
対
し
、
「
は
い
」
と
回
答
し
た
割
合
を
表
1
と
し
て
ま
と
め
た
。
著
作
権
に
関
す
る
指
導
が
な
さ
れ
て
い
る
の
に
も
関
わ
ら
ず
、
中
学
生
の
認
識
度
は
低
い
。
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山田健太郎(2006)「業務分析に基づくレジ業務のトラブル対処方法を学ぶ教材の開発」『岩手県立大学ソフトウェア情報学部 2005年度提出卒業論文』
第1節
動機
スーパー
のチェックアウト
部門
でアルバイト
をしていた
時に従業員
の仕事
のできに
差が
生じ,レジ
業務全体
の作業効率
が低下
しているのではないかと
感じるようになった
.その
原因
として
考えられるのは
,新人時
にレジ
操作
の基礎事項
(機械操作
,金銭授受
の仕方
な
ど)は研修
で教育してくれるのだ
が,業務中
にトラブル
が発生
した
場合
の対処方法
などの
応用事項
は研修
では
教育
できていない
.そのため
レジ
業務中
にトラブル
が発生
すると
一人
では
トラブル
を対処
することができ
ないため
,正社員
や先輩
が自分
の仕事
を一度中断
して
新人
の代わりに
対応
している
.このため
混雑時
などは
,一つの
トラブル
を対処
するのに
多
くの
時間
が割かれるので
他の客を待たせることになる
.また
トラブル
が発生
して
初めて
,
発生
した
トラブル
をどのように
対応
すればよいかという
方法
を知る.これは
研修
として
時
間を割いて
学習
しているのとは
違い、従業員自身
の体験
と体験
した
時の正社員
・先輩
のア
ドバイス
にトラブル
の対処方法
を知るので
,なかなか
正しい
トラブル
対処方法覚
えること
ができないというのが
現状
である
.
これらから
,研修時
に教育
された
基礎事項
はできているのだが
応用事項
ができる
従業員
できない
従業員
といった
差が生じ,できない
分を他の人がカバー
していることが
レジ
業務
全体
の作業効率
が低下
しているのではないかと
考えた
.
そこで
従業員
の仕事
のできの
差を解消
することができれば
,レジ
業務全体
の作業効率
が
あがり
,それにともなってもっと
多くの
客により
多くの
サービス
を従業員一人
ひとりが
提
供できるのではないかと
考えた
.
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中川智博(2006)「英文マップを用いた英文読解法学習教材の開発」『岩手県立大学ソフトウェア情報学部 2005年度提出卒業論文』
第1章はじめに
.
1研究の概要
現在のボーダレス化社会を生きる私達にとって, 英語力はもはや必要不可欠な能力とな
っているが, 英語を苦手としている日本人は多い.
特に英文読解については,
5
文型などの基本的な知識は与えられるものの, 実際に英文
をどのように読解していくか未だに理解できずにいる人も沢山いると思われる.
「英文読解」について, さまざまな読解方法を記した本が出版されている. 神戸康弘(2004)
は自著の解説本において, 「英文マップ」を用いた英文読解方法を提案している.
英文マップとは, 読解したい英文の単語をあらかじめ定められたルールに従って独自の
マップ内に当てはめて行く事で英文の構造を視覚的に理解し, 読解に役立てる方法の事で
ある.
実際に英文マップを使用して英文読解の効果を確かめてみたところ, 基本的な文型の英
文であれば, 一見難しい長文でもマップに当てはめる事で文の流れを掴み, 後は単語の意
味さえ分かれば英文を読める事が実感できた.
本研究では, 英文マップの作成方法をパソコン上で学習し, 英文マップを用いた読解方
法を練習できる教材を開発し, 教材を利用する事によって英文マップ作成の知識・能力が付
くかどうかについての評価を行った
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鎌田奉訓(2006)「統合型ドリルシェル『ドリル工房』の拡張」『岩手県立大学ソフトウェア情報学部 2005年度提出卒業論文』
第1節 開発動機
佐藤
(2003)が開発
した「ドリル工房
」(以下
,旧システム)は,作成
した問題
を実行
することで
ドリルとしてユーザの学習
を支援
することができる上に,アイテムの動作
を可視化
することで,
今までに提案
された出題
アルゴリズムの動作
を視認
しながら学習
することができる.しかし,旧
システムを試用
してみて使いづらい点や動作
が不安定
な部分
などがあることがわかり,改善
す
る余地
があるのではないかと考えた.
そこで本研究
では旧システムの改善
と機能
の拡張
を行った
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長内聡子(2006)「進路指導を題材とした普通教科「情報A」のサポートサイトの開発」『岩手県立大学ソフトウェア情報学部 2005年度提出卒業論文』
第
1節 開発の動機
平成
15
年度
より
高等学校
の必修教科
に教科
「情報
」が新設
された
.「情報
」の
授業
は高等学校
ごとに
取り組む内容
が異なっている
.さらに
,高校
時代
は自分
の
進路
について
考える
重要
な時期
である
.そこで
,筆者
は「情報
」の授業
に進路指
導を取り入れることで
「情報
」の授業
を有効
に使えるのではないかと
考えた
.教
科「情報
」に進路指導
を取り入れた
先行研究
としては
,「進路指導
を題材
とした
「情
報
A
」のカリキュラム
」(小関
2004
)(
以下
小関
カリキュラム
)が挙げられる
.
小関
カリキュラム
を公開
し,実際
の授業
で利用
できるように
整備
すれば
,「情報
」
の授業
で有効
に使われると
考えたことが
本研究
の動機
である
.そこで
,進路指導
を題材
とした
普通教科
「情報
A
」のサポートサイト
(以下
本サイト
)を開発
し
た.小関
カリキュラム
については
次章
で詳しく
述べる
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大村亮憲(2006)「非同期分散型の活動を支援する研究室向けグループウェアの改善」『岩手県立大学ソフトウェア情報学部 2005年度提出卒業論文』
近年
,組織
のコミュニケーション
支援
や,情報共有
のために
グループウェア
が注目
されている
.
野呂
は,グループウェア
とはどのような
特質
を持ったものか
,これまで
共同活動
の支援
として
ど
のようなことが
行われてきたかを
調べ,これを
基礎知識
とした
上で,岩手県立大学
ソフトウェア
情報学部社会情報
システム
学講座
(以下
,鈴木研究室
)の活動
をまとめ
(表 1-1),
研究室
の非同
期分散型
の活動
を支援
することを
目的
とした
グループウェア
の開発
を行った
.
本研究
では,野呂
(2004)にて
開発
された
グループウェア
(以下
旧システム
)の問題点
を改善
し,
運用
,評価
を行う.
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及川美紀(2006)「ARCS動機づけモデルに基づいた“ハンバーガーショップで学ぶ楽しい統計学”の改善」『岩手県立大学ソフトウェア情報学部 2005年度提出卒業論文』
第1節 開発の動機および研究内容
eラーニングにおいて自立的な学習が求められるとき,学習者には「好きなときに好きな場所で好きなだけ」学習する権利が与えられると同時に,「好きなときに学習をやめる」権利も与えられる.ここで,学習者の「やる気」,学習意欲をどう維持していくかという問題が生まれる.eラーニングではこの問題に対して,「
動機づけ設計」を行うことで対応する.動機づけは心理学研究の中心的課題であり,さまざまな研究成果が
得られている.Web教材「ハンバーガーショップで学ぶ楽しい統計学」は,ハンバーガーショップを舞台に店員とお客(学習者)が協力して,他店と自店の商品の人気を比較したり,新商品の開発に取り組む過程で統計学の基礎を学んでいくという構成になっている.全10章の内容を1章から順番に進めていき,各章の最後に「通過テスト」を受け,合格したら次の章に進むことができる.また,教材内に親しみやすい要素を盛り込むなど,数学的な内容に抵抗感を覚える学習者でも取り組みやすい教材になっている.この教材は独習用として用いられる教材であるため,特に学習者の学習意欲の維持に対しての工夫が重要になる.そこで,ARCSモデルに基づいて改善を行えばさらに良い教材になるのではないかと考えた.本研究ではWeb教材「ハンバガーショップで学ぶ楽しい統計学」をARCSモデルに基づいて改善した.
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井本玲雄(2006)「バナー型学習支援システムの開発と学習行動の調査」『岩手県立大学ソフトウェア情報学部 2005年度提出卒業論文』
第1節 動機
学習行動を長期にわたって維持することは、学習意欲が高いまたは、絶対にやらなければならいというよな
状況でなければ、とても難しいことであると思われる。そのような絶対達成しなければならない状況下とは
異なる場合において、例えば、英語は、いつかは使えるようになりたいといった場合など、このような状況下では、学習意欲の強さが大事になってくると思われる。このような状況下でも、継続的に学習行動を行うことが出来ないかと思い、学習意欲を常に維持するよりは、なんらかの行動を学習行動に導くことが出来れば、継続的に学習行動を誘発できるのでは、ないかと
考え、誘発するメディアであるバナー広告に着目した。バナー広告は、ブラウザを立ち上げたときに最も目に入りやすい位置に設置されていることが多い。これは、ブラウザを閲覧するという行動中に、興味を示すようなテキスト、アニメーションを設置することで、閲覧者に、興味・関心を引き起こさせ、サイトに誘引するということを行っている。この誘引する効果を学習行動に応用できないかと考え、バナー広告にドリルを設置すれば、ブラウザを立ち上げるという行動を、学習行動に導くことができるのではないかと思い本研究を行った。