-
井ノ上憲司・鈴木克明(2012.3)「ゲームニクスによる人間中心デザインの教員用LMSユーザインタフェースの実装」教育システム情報学会研究報告26(7),11-18
詳細はありません。
-
加藤泰久・鈴木克明(2012.3)「フロー理論に着目した学習教材・学習環境の再設計支援ツールの評価」教育システム情報学会研究報告26(7),135-140
詳細はありません。
-
柴田喜幸・鈴木克明(2012.3)「ストーリー型eラーニングの設計を支援する魅力分析ツールの開発」教育システム情報学会研究報告26(7),141-146
詳細はありません。
-
仲林清(2012.3)「技術イノベーションを主題とするビデオとオンラインレポートを活用した授業実践の評価」教育システム情報学会研究報告26(6),43-50
詳細はありません。
-
井ノ上憲司・市川尚・根本淳子・鈴木克明(2012.3)「ID基礎力育成Webサイトのコンセプト検討」『日本教育工学会研究報告集 JSET12-1』337-340
詳細はありません。
-
市川尚・鈴木克明(2012.3)「認知方略の学習を支援する教材シェルの検討」『日本教育工学会研究報告集 JSET12-1』333-336
詳細はありません。
-
根本淳子・竹岡篤永・井ノ上憲司・久保田真一郎・柴田喜幸・鈴木克明(2012.1)「研究活動を支援するイノベーティブなコミュニティ形成の要因調査」教育システム情報学会研究報告 26(5),75-76
詳細はありません。
-
リンク
高橋 暁子・喜多 敏博・中野 裕司・合田 美子・鈴木 克明(2011.11)「課題分析図に基づくMoodle用の事前・後テストモジュールの出題効率向上と学習計画の立案支援を目的とした改訂」第18回教育メディア学会年次大会(国際基督教大学)発表論文集13-14
要約:
本研究では
,課題分析図に基づく
Moodle
用の事前・事後テストモジュールの改善
を行った
.
自己評価に基づくより効率的な出題
を狙い,
テスト開始時
のイントロダクシ
ョン画面おいて,
課題分析図に基づいて
1問目の出題領域を
学習者が
選択
できるように
した
.
また,テスト後の
レビュー
画面に
おいて
は,学習計画の
立案の
支援を目的に
修得
目標
日
設定機能を追加
した
.
キーワー
ド
:
インストラクショナルデザ
イン
,
学習課題分析
,
事前・事後テスト
-
リンク
竹岡篤永・根本淳子・喜多敏博・鈴木克明(2011.11)「学習者の現実の文脈とシナリオ文脈の「ずれ」を見つけ出すために」第18回教育メディア学会年次大会(国際基督教大学)発表論文集163-164
要約:
現実的な文脈設定での経験を通じて学ぶ
GBS
(ゴールベースシナリオ)型学習が
新しい方法として実践されている。本研究は、
GBS
の一つである
SCC
(ストーリー中心
カリキュラム)を題材
に
、主に社会人学生が
GBS
のメリットをより享受するための仕組
み
作りを
目的とする。第一段階として
SCC
学習者の書き込みデータを分析
し
た結果
、
学
習者文脈と設定間の
業務スタイル・業務内容の近接度を着眼点として
得る
ことができた。
キーワード
:
ストーリー中心カリキュラム
(
SCC
)、
GBS
、
シナリオ、社会人教育
-
リンク
鈴木克明・根本 淳子・烏中啓子・高橋暁子・吉田あきえ(2011.11)「オンライン大学院における公開科目提供事例」第18回教育メディア学会年次大会(国際基督教大学)発表論文集169-170
要約:
本発表では、著者らが所属しているオンライン大学院において公開科目を提供した事例
について報告する。公開し
ている科目は現在3科目であり、提供の趣旨が異なる。提供科目のう
ち2科目については英語バージョンもあわせて公開中であり、残りの1科目も英語での公開を予
定している。提供の趣旨が広報・事前学習・公開保存にあったことなどについて述べる。
-
リンク
鈴木克明・根本淳子(2011.10)「教育設計における社会・文化的配慮についての動向」日本教育工学会研究報告集11-4:185-188
<あらまし>
教育設計における社会・文化的配慮についての
研究動向を
紹介
する
.
多様
な文化背景を持つ学生向けの
大学
授業の設計フレームワークとして提案されているモデル
と
支配的
な文化的規範
と
異なる見方を
13
の観点から整理した対応表
,
ならびに
国際的文脈
で活躍する教育設計実践者からの聞き取り調査
を取り上げ
,
今後の課題を整理した
.
<キーワード>
教育設計
社会・文化的配慮
研究動向
-
高橋 暁子・喜多 敏博・中野 裕司・合田 美子・鈴木 克明(2011.10)「LCM(Learner"s Controlling Map)/LCMエディタの汎LMS化の検討」情報処理学会CLE研究会(帝京大学)2011年度第5回研究会研究報告CE111CLE5-10
詳細はありません。
-
喜多敏博・根本淳子・上田公代・宇佐川毅(2011.10)「通常教室での授業でLMSを利用するための2つの追加機能の開発」情報処理学会CLE研究会(帝京大学)2011年度第5回研究会研究報告CE111CLE5-2
詳細はありません。
-
リンク
及川 義道・松葉 龍一・喜多 敏博・鈴木 克明・中野 裕司(2011.9)「Moodleに対応した類題生成サーバの開発」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集235-236
<あらまし>教室での問題演習を行う場合、学生枚に数値や選択肢・文言の一部を変更した類題を提示すると自発出来な教え合いが生起し、学習上有効な傾向が見られた.この類題表示による問題演習を支援するための手法として、類題生成する類題生成サーバの開発を試みた.当該サーバは拡張したMoodleXML形式で定義された問題定義ファイルを基に、Web経由にて類題を自動生成するものであり、Moodle自体にモジュールを追加する必要がない.また、生成された類題もMoodleXMLとして出力されるため、Moodleのインポート機能を利用して、問題パンクに取り込む事ができる.
-
リンク
石井 嘉明・久保田 真一郎・北村 士朗・中野 裕司(2011.9)「Webアプリケーション間連携による協調学習環境の実現に向けた調査及び検討」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集247-248
あらまし> Webアプリケーション間連携による協調学習環境の実現に向け、
標準化、
SSO連携、
個別連携の3つに分類し、調査・検討した結果、様々な形で連携の可能性があることがわかった。
<キーワード>
遠隔教育・学習
,
学習環境
,
コミュニケーション
,
教育工学
,
協調学習
-
リンク
井ノ上 憲司・鈴木 克明(2011.9)「ゲームニクスによる教員用LMS インターフェースのペルソナ/シナリオ法による妥当性検討」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集249-250
<あらまし> 本研究では,e ラーニングを行うための学習管理システム(以下,
LMS
)の操作性
向上のため,テレビゲーム業界のインターフェース設計理論「ゲームニクス」を用いた,新しい
教員向けユーザインターフェース(以下,
UI
)を開発している。本稿では,ターゲットユーザの行
動シナリオをペルソナ/シナリオ法で記述することで,開発しているUIの妥当性を検討した。
<キーワード>
e
ラーニング
, LMS
,ユーザインターフェース,ゲームニク
-
リンク
市橋 貢・中野 裕司・根本 淳子・喜多 敏博(2011.9)「学習管理システムにおける学習者相互の『つながり感』を高める機能に関する研究」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集251-252
<あらまし> Webアプリケーション間連携による協調学習環境の実現に向け、
標準化、
SSO連携、
個別連携の3つに分類し、調査・検討した結果、様々な形で連携の可能性があることがわかった。
<キーワード>
遠隔教育・学習
,
学習環境
,
コミュニケーション
,
教育工学
,
協調学習
-
リンク
桑原 千幸・鈴木 克明(2011.9)「キャリア教育の評価研究の枠組みと動向」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集261-262
<あらまし>
近年の社会状況や労働市場の変化に伴い、高等教育機関
の
キャリア教育においても
効果の可視化が求められるようになってきた。本報告では、国内の高等教育機関におけるキャリア教
育の実践例における教育評価方法を
「能力・コンピテンシーを基準にした評価」「学習意欲を基準にし
た評価」「職業観・就業観を基準にした評価」「自己効力感を基準にした評価」
「中長期的な
評価
」の
5
種類に分類し、
先行研究
1
7
事例を調査した結果、複数の評価方法が使われていることが分かった
。各
分類で用いられて
い
る評価尺度を整理し、今後の課題を述べた。
<キーワード>
キャリア教育、教育評価、
研究動向、
授業設計
、高等教育
-
リンク
片野 俊行・根本 淳子・中野 裕司・鈴木 克明(2011.9)「SCCに基づいたe ラーニングによるプロジェクトマネジメントコースの実施結果報告」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集373-374
あらまし> グローバルなプロジェクトマネージャ資格として知られる PMP®試験対策講座をス
トーリー中心型カリキュラム(以下 SCC)に基づいて改善した結果を報告する。実践的な試験対策講座
の場合、学習意欲の観点から、現実的な課題に直結することが学習効果を高めると考え、SCC に基づい
た改善を行った。そこで、ゴールベースシナリオ理論に基づくストーリー中心型カリキュラム(以下
SCC)に基づいて設計、開発した実務型資格試験対策用 e ラーニング講座の実施結果を報告する。実運
用中の PMP®試験対策講座において、SCC オプションとして
10 個の自由選択課
題を提供した結果、50
名中 34 名が選択し、うち 9 名が全課題を修了した。この 9 名 は、より多くの学習を要したにもかか
わらず、学習期間が平均より短く、しかも模擬試験の成績もよかったことから、SCC による改善効果が
ある程度認められたと考える。
<キーワード>ストーリー中心型カリキュラム e ラーニング 社会人教育 プロジェクトマネージ
-
リンク
野田 啓子・渡邊 あや・合田 美子・鈴木 克明(2011.9)「大学事務職員を対象とした学習支援職能開発プログラムの基本設計」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集381-382
<あらまし>
大学を取り巻く様々な状況の変化にともない,大学職員の業務は,従来
の事務領域を越え,学生生活支援,就職などの課外活動支援や,学生の学習そのものの
支援領域へと広がっている。しかし,大学職員が学習支援職務を担う際に必要とされる
職務力量を身につける
ための
職能開発プログラムが実践されている例は極めて少ない。
本研究では,大学事務職員を対
象として,学習支援職務を初めて担当する者を対象とし
た
e
ラーニングによる職能開発プログラム
の基本設計とプロトタイプ開発を行った
。
<キーワード>
インストラクショナルデザイン
教材開発
人材開発
高等教育
スタッフ・ディベロップメント
e
ラーニング
ADDIE
モデル
-
リンク
中嶌 康二・中野 裕司・渡邊 あや・鈴木 克明(2011.9)「教員のeラーニング実施における初動と継続を支援する動機づけ支援方策の提案」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集395-396
あらまし> 大学において,教育の質向上に資する取り組みとしてeラーニングの有効活用が挙
げられるが,大学が機関として教員個々の e ラーニング実践を支援することは不可欠といえる.この
支援を的確に実施するために提案された,機関による教員動機づけのための ARCS+AT モデルとの連関
で,教員がeラーニング実践を完了するまでの継続的な意志を支援することを目的としたVolitionチ
ェックリストを提案する.これにより,機関のeラーニング支援者と教員は,eラーニング実践実現ま
でに予想される障壁を活動前計画の段階で予めチェックし,これを乗り越えるための対処法を備えて
おくことができるようになる.
<キーワード>
インストラクショナルデザイン,
e
ラーニング,動機づけ,
ARCS
モデル,
ARCS+AT
モデル
-
リンク
喜多 敏博・根本 淳子・上田 公代・宇佐川 毅(2011.9)「通常教室での授業でMoodleを使うための追加機能の開発 - pdf2submissionブロックとbarlogin認証プラグイン -」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集433-434
<あらまし>
LMS
の代表格の一つである
Moodle
を通常教室
(
普通教室
)
での授業でも利用す
るために、
2
つの追加機能(プラグイン)を開発した。これらを用いると、紙に書かれたレポート
や試験解答を、
Moodle
上に提出された文書であるかのように扱うことができ、また、携帯電話や
モバイル端末を利用した
Moodle
へのアクセスが手軽に行うことができるようになる。
<キーワード>
QR
コード
,LMS,
紙資料のデジタル化
,
携帯電話
,
モバイル端末
-
リンク
合田 美子(2011.9)「他者と自分のスキーマを掛け合わせた協調学習支援システムの開発と形成的評価」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集459-460
他
者
と
自
分
の
ス
キ
ー
マ
を
掛
け
合
わ
せ
た
協
調
学
習
支
援
シ
ス
テ
ム
の
開
発
と
形
成
的
評
価
Development and F
ormative Evaluation on Collabor
ative Leaning Support System
to
Cross One
’
s and Others
’
Schemata
合田
美子
Yoshiko GODA
熊本
大学
Kumamoto
University
<あらまし>
本研究は
,
学習コミュニティにおける多様性を活性化し
,
協調学習
を促進する
ため
に開発した
Cross
-
Breeding Diversity S
u
pport (CBDS)
システムの効果について形成的評価を行うこ
とを目的としている
.
システムの開発には
,
ISTE(International Society for Technology in Education)
のデジタル時代の学習者
が習得すべきスキル
(NETS
-
S 2007)
の創造性とイノベーションスキルに関す
る
4
指標をフレームワークとし
た
.
機能設計時には
,
自分と他者の情報収集スキーマを掛け合わせ
,
コ
ミュニティの創造性を高めるための支援を目指した
.
形成的評価のためのパイロットスタディでは
,
大学生
38
名を
,
4~6
名のグループに分け
,
CBDS
を使用した実験群
1
群と検索エンジンを自由に使用
した統制群
8
群にランダムに割り
当て
,
オンラインディスカッションを行った
.
情報検索について
,
実
験群と統制群を比較すると
,
サイト閲覧数が実験群の方が有意に多かった
(
t
(33)=
-
11.42,
p
=.00)
.
実験
群では
,
指標
4
「トレンドや予測」は
,
平均
2.5
とやや低い傾向を示した
-
リンク
宮崎 誠・松葉 龍一(2011.9)「eポートフォリオを活用した授業実践 ミネソタ大学訪問調査報告」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集463-464
<あらまし>本稿は、ミネソタ大学ダルースキャンパスを筆者らが訪問調査した報告である.15年前より一貫してポートフォリオの活用を進めてきた関係者らのインタビューにより、eポートフォリオを火通用した授業実践のためにさまざまな支援体制が構築されていること、さらにキャンパスにおける学習目標と学生の学習効果を紐付けるための枠組みの構築が進められていることがわかった.
-
リンク
久保田 真一郎・中野 裕司・永井 孝幸・杉谷 賢一・松葉 龍一・喜多 敏博・宮崎 誠・宇佐川 毅(2011.9)「eポートフォリオへの学習活動データ統合の検討」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集469-470
<あらまし> eポートフォリオは、個人を軸に学習成果を蓄積し、学習の振り返りによる理解を促進すること
が大きな役割である。本研究は、その中で学習成果を蓄積することに焦点化し、できるだけ多くの学習活動デ
ータを電子的に収集し、eポートフォリオシステムへ統合することについて検討した。既にデジタル化されたもの
に関しては、
IMS ePortfolio
、
Leap2a
等の標準化や
IMS Basic LTI
等のシステム間連携等を考慮し、デジタ
ル化されていないものに関してはデジタル化手法について検討した。
<キーワード> eラーニング、eポートフォリオ、標準
-
リンク
石田 百合子・根本 淳子・松葉 龍一・鈴木 克明(2011.9)「キャリア・コンサルタント向け継続学習ツールの要件提案」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集575-576
<あらまし>
キャリア・コンサルタントが資格取得後のスキル維持
,
向上のために自己研鑽を
行うことは
,
コンサルティングの質を高めるために重要である
.
しかしセミナー受講
など
,
組織か
らの
金銭的援助
が
得られない
場合が多く
,
個人
へ
の
負担が大き
い
.
ま
た
資格認定団体が
実施
す
るセ
ミナーは
カウンセリングやメンタルヘルスをテーマにしたものが多く
,
主訴が転職
に
関する場合な
ど,
必要な知識を
十分に
カバー
できていない
現状がある
.
今回
,
キャリア・コンサルタント
の上位
資格
,
職業紹介に
関
わ
る
資格
の学習内容
を調査し
,
更
に
対象者
として
女性を例に
コンサルティング
に
必要
な
知識
の
整理
を
行い
,
キャリア・コンサルタント向けの
継続
学習ツール
の
要件
を
提案する
.
<キーワード>
社会人教育
,
企業内教育
,
教材開発
,
コンピテンシー
,
カリキュラム
-
リンク
紙谷 あゆ美・合田 美子・根本 淳子・玉井 ゆう子・北村 士朗(2011.9)「内視鏡カメラ管理業務の効率化を図るための教材設計」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集621-622
<あらまし> 本研究は、軟性内視鏡の洗浄手技教育のための教材を設計・開発し、内視鏡カメラ
管理業務の効率化を図る目的で実施される。内視鏡カメラを介した感染症の伝播を防止するための徹
底的な洗浄と検査運用をスムーズにするための管理ができるスタッフの育成が急務となっている。当
センターの現状と抱える問題を洗い出し、これまで実施してきた教育方法の見直しを行うことで、ど
のような方法を利用すれば業務負担の軽減になるのかを述べた。なお、本研究は公立大学法人横浜市
立大学附属病院内視鏡センターおよび看護部より協力を得て実施しているものである。
<キーワード>
教材開発 学習コンテンツ インストラクショナルデザイン 評価項
-
リンク
上田 勇仁・合田 美子・根本 淳子・鈴木 克明(2011.9)「Project Based Learning における学習評価手法の動向と特徴」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集677-678
<あらまし>高等教育機関においてProjectBased learning(以下PBL)を用いた事例が多く報告されている.しかし、報告のなかには、学習評価を実施することの難しさが指摘されている.本研究はPBLの設計を支援することを目指し、プロジェクト中の評価方法をプロジェクト終了後の評価方法という観点からPBLの評価方法をせいりした.その結果、青果物評価、自己評価、相互評価、学習効果測定、外部評価、貢献度評価等の評価手法がみられた.
-
リンク
甲斐 晶子・根本 淳子・松葉 龍一・鈴木 克明(2011.9)「学習者の関心・学習段階に応じた日本語学習課題推薦ツールのユーザビリティ評価」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集739-740
<あらまし>
筆者ら
は学習者の関心・レベルに合わせ
た日本語
学習課題を推薦するシステムを開
発しており
,
本研究は
開発の一環として
準備段階として
ユーザビリティの評価及び改善を行った
もの
である
.
本システムは
言語使用場面をベースとした構成であり
,
レコメンドエンジンを用いた使用場
面の推薦と最
低限の学習制御とで学習課題への興味喚起と難易度の調整を実現している
.
二階層の複
雑なシステ
ム構成
をより分かりやすく表示する
ため
の新画面開発と評価を実施した
.
調査の結果で
は
分かりやすさの点では肯定的であったものの
,
魅力の面で否定的な回答がみられた
.
<キーワード>
レコメンド
,自己効力感,日本語教育
,
ユーザビリテ
-
リンク
鈴木 克明・根本 淳子(2011.9)「米国の大学で用いている学習スキルの教科書に見られる工夫 多様性と個性伸長に関する章を中心に」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集849-850
<あらまし> 米国取材で入手した大学入学段階で学習スキルを教える科目で用いられている教
科書の多様性と個性伸長に関する内容と教授方略上の工夫を抽出した。教授方略上の工夫としては、
類似概念との対比、比喩の活用、学説を現在進行形のものとして紹介、導入的紹介と専門的診断の区
別、大学生活での応用支援などがあった。
<キーワード>
インストラクショナルデザイン 高等教育 教科書 教授方略
-
リンク
根本 淳子・椿本 弥生・渡辺 雄貴・美馬 のゆり・鈴木 克明(2011.9)「高等教育機関における学習支援アプローチとその役割 米国学習センターの事例から得られたこと」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集865-866
<あらまし>本発表では高等教育機関における学習支援の可能性について,米国における学習セン
ターの事例を題材に整理した
.
各実践が活かされる土台として
,
学習センターなどの支援構築
は
重要
である
.
本発表では
,
米国にて調査した2つの学習センターの事例について紹介し
,
それらの事例で
取り組まれていた学習支援を授業外学習支援リストとしてまとめた.
<キーワード>
学習支援,高等教育,学習センター,
調査
報告
-
リンク
高橋 暁子・喜多 敏博・中野 裕司・合田 美子・鈴木 克明(2011.9)「課題分析図に基づくMoodle用の事前・事後テストモジュールの形成的評価」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集911-912
<あらまし>
本研究では,課題分析図に基づく
Moodle
用の事前・事後テスト
モジュール
の形成
的評価
(
1
対
1
評価)
を行った
.
評価の結果,使い勝手に大きな問題はなく,操作性は十分であるこ
とが確認できた.また,テスト後の
レビュー画面
で表示
される色分けされた課題分析図によって,
学
習者が
修得箇所と未修得箇所を把握できる
点などが
有用だと認識されていることがわかった.
<キーワード>
LMS
,インストラクショナルデザイン,学習課題分析
,
e
テスティング
-
リンク
早川 勝夫・根本 淳子・合田 美子・喜多 敏博・鈴木 克明(2011.9)「学習者の視点で捉えた知識と行動学習における学習環境の役割」日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)発表論文集925-926
<
あらまし
>
本研究
は
,
学習者が
,
成人学習
環境
,
協調学習
環境に加え自己決定学習を促進する学習モデル
に
基
づ
く
学習プロセスにて
,
知識獲得
や行動変容
による
スキル獲得
の学習
を行い
,
学習終了時点にて
,
学習者の視点
から学習成果に及ぼした
学習環境を検討することを目的とする
.
一企業で行われた新入社員教育にて
,
学習終了
後に
アンケート調査をおこな
い
,
ア
ンケ
ート調査を因子分析し
,
知識獲得と行動変容の学習成果に影響を及ぼし
た学習環境の
因子を特定したので報告する
.
<キーワード>
学習環境
,
成人学習
,
協調学習
,
自己決定学習
,
自己効力感
-
リンク
市川 尚・井ノ上 憲司・根本 淳子・鈴木 克明(2011.9)ID基礎力養成Webサイトの初期検討.日本教育工学会第27回全国大会(首都大学東京)講演論文集,921-922
<あらまし> 本稿では,
ID基礎力を養成するWebサイトの基本コンセプトと機能要件の検討を行
った.本サイトはIDに関する知識とスキルの両方の習得をめざし,厳選したID技法を用いて1つの
レッスンをデザインする「基礎」と,多様なID技法を利用する「応用」の2つの柱で構成する.ツー
ル等の既存のID関連リソースを活用し,レイヤーモデル等によってID技法を整理して提供する.
<キーワード>
インストラクショナルデザイン,レイヤーモデル,
e
ラーニング,
ID
基礎力
-
リンク
Kato, Y. & Suzuki, K. (August,2011) An Evaluation of Compatibility Checklist based on Flow Theory for Redesigning Learning Environments. A paper presented at ICoME 2011 (International Conference on Media in Education), Korea. (Proceedings, p.67)
A
BSTRACT
This paper shows
the plan of the formative evaluation to confirm
the validity of the checklist,
which could check the compatibilit
y with flow theory, and could be applied in educational areas,
such as classroom teaching, e
-
learning, etc. A formative evaluation
includes
the identification
of the credibility of the checklist with given course materials.
T
h
e
checklist
could
be
proved to
be
very valid because most instructional designers and instructors
give
almost the same scores
of the compatibility with each checklist item and their standard
deviation
is
relatively
small.
Keywords:
Flow Theory, Learning Environment, E
-
learning, Design
Approach
-
リンク
丸田拓,渡邊あや,入口紀男(2011)デジタル教科書における著作権に関する一考察.教育システム情報学会第36回全国大会(広島市立大学)発表論文集:150-151
あらまし
:総務省(原口ビジョン)によれば、
2015
年を目標に教科書のデジタル化が計画されている
。
しかし、教科書のデジタル化にあたっては、デジタル教科書や情報環境をどのように開発するか、また、
開発したものを学校や家庭にどのように普及させるか、開発・運用コストはどのようにするのか等課題
が多く、
著作権
の問題についても解決しなければならない。著作権の問題は、著作権者
の許諾に莫大な
時間と労力を要
することが予想されている。
そこで、現行の教科書制度を検証し、実際にデジタル教科書を作成した出版社の事例を参考に、教科
書のデジタル化に伴う著作権の課題について検討し、現行の教科書制度と同様に(同じ仕組み)で、一
定の条件のもと公表されている著作物は自由に掲載することができ、
著作者への通知とともに著作権者
への補償額については国が審議会に諮って一律に定めることができるようにするなど教科書のデジタ
ル化に対応する方策を検討する必要性を報告している。
キーワード
:
デジタル教科書,著作権
-
リンク
加藤泰久,鈴木克明(2011)学習環境再設計支援のためのフロー理論適合度チェックリストの活用におけるユーザインタフェースの評価について.教育システム情報学会第36回全国大会(広島市立大学)発表論文集:162-163
あらまし
:
本稿では,
教授者及び教材設計者を対象とした,
学習環境・
教材の再設計支援
のために
,
筆者らが提案したフロー理論適合度チェックリストの活用に際してのユーザインタフェース(UI)の
評価について述べる.チェックリスト活用のためのポータルサイトに,知識・経験に応じた
9
個
の入り
口を設け,
情報の詳細度を変えた
3
タイプのチェックリストを
用意
し
,情報の詳細度については,
チェ
ックリスト
を
利用中に適宜
,利用者
の操作により変更可能となる
UI
を
設けた
.これらの
UI
が有
効で
あり,
個人毎に
利用方法に違い
が
あることを
見いだすと共に課題を
明確化
し
た
-
リンク
桑原千幸(2011)キャリア教育における相互評価学習の実践と効果-評価能力と自己効力感の観点から-.教育システム情報学会第36回全国大会(広島市立大学)発表論文集:166-167
あらまし:
キャリア教育では,社会的・職業的自立に必要とされる能力を育成するために学習者の主体
的な取り組みが求められるが、その実践方法の一つとして学習者間の相互評価学習が考えられる.本稿
では,キャリア教育における
Moodl
e
のワークショップモジュールを用いた
相互評価
の
実践について
受
講生のアンケートをもとに
報告し
,
評価能力
と
自己効力感
の
向上の
観点から
,
相互評価
学習
のあり方
と
評価方法
について考察する
.
キーワード:
キャリア教育,相互評価,自己効力感,
Moo
dle
-
リンク
高橋暁子,喜多敏博,中野裕司,合田美子,鈴木克明(2011)e ラーニングにおける適応型テストの事例調査.教育システム情報学会第36回全国大会(広島市立大学)発表論文集:176-177
あらまし:
本研究では,
e
テスティングの中でも
適応型テストシステムの研究に関して
文献調査
を
行
い
,
能力評価だけでなく学習支援システムとしての応用可能性と
課題
を考察した
.テストレットやネットワ
ーク
型
モデルを用いた適応型テストによって,学習者の行き詰
まりを解消し,学習支援システムとして
利用できる
可能性がある
ことがわかった.一方で,
信頼性や妥当性の高いテスト問題を大量に準備する
ことや,
教授者
が
ネットワークモデル
を仮定する
こと
の困難さといった課題があげられた
.
キーワード:
適応型テスト,
e
テスティング
,
e
ラーニング
-
リンク
野田啓子(2011)初等中等教員研修におけるPDCA サイクルの確立に向けた「教育研究・研修支援システム」の導入の試み‐e ポートフォリオを用いて‐.教育システム情報学会第36回全国大会(広島市立大学)発表論文集:230-231
あらまし:
学校法人立命館は,現在,
5
つの学校で
450
名規模の教員を擁している.教員歴
3
年未満の
者を対象とした研修のさらなる質の向上を目ざし,効果測定を行うため,研修の
PDCA
サイクルの確立
を目的として,
e
ポートフォリオシステムを活用した「教育研究・研修システム」導入を試みることと
した.
キーワード:
教員研究
,
e
ポートフォリオ
,
効果測定
-
リンク
鈴木克明,根本淳子(2011)教育設計における社会・文化的検討についてのフレームワーク.教育システム情報学会第36回全国大会(広島市立大学)発表論文集:232-233
あらまし:
教育設計の美学・芸術的原理の導出のためには、社会・文化的な要因を配慮する必要がある。
本発表では、その基礎となる着眼点をパリッシュらがまとめたフレームワークから探っていく。
キーワード:
インストラクショナルデザイン、社会・文化的検討、研究動向、
CDLF
-
リンク
宮原俊之,鈴木克明(2011)支援組織体制モデル「大学eラーニングマネジメント(UeLM)モデル」が社会人学習者に与える効果.教育システム情報学会第36回全国大会(広島市立大学)発表論文集:236-237
まし:
高等教育機関において
,
組織的な支援体制を構築することで,eラーニングを活用した授業においても,学
生が
対面授業と同等の学習効果
を
得ることは可能である。その
支援
組織体制の一つが,大学eラーニングマネジメント
モデルである。本論文では,この大学eラーニングマネジメントモデルを社会人を対象とした講座に適用したとき
の効
果
について,学生に対して実施した結果との比較をとおして考察し,学生と同様に対面授業と同等の学習効果をあげる
ことができることを明らかにする
。
キーワード:
eラーニング,教育支援,高等教育,組織設計
-
リンク
青木太郎(2011)看護師向け医療シミュレーショントレーニングには事前学習は必要か?‐医療シミュレーションコースの事前学習用に制作したeラーニングコースの報告‐.教育システム情報学会第36回全国大会(広島市立大学)発表論文集:280-281
あらまし:
人体シミュレーターを使った医療者向けシミュレーションコースが,看護師の卒後トレーニングとし
て注目されている.血圧/心電図などを見ながらリアルタイムに行う実習は新奇性も高く,多くの参加者を迎え
ている.しかし,受講生として参加する看護師の事前知識にはばらつきがあり,一定のゴールに到達するのに困
難を覚える看護師もいる.受講生の前提レベルが揃えば講習の質を保ちやすく,受講生自身も得るものが大きく
なると考えられる.当研究では高度救命技術習得コースに参加する受講生が,コース受講に必要な前提知識を
コース開始前までに手に入れるためのeラーニングコースを試作し高評価を得たのでその過程を報告する.
-
リンク
多賀万里子,阪井和男,鈴木克明(2011)学習者の行動変化を確認する論理思考のCan-Do リストを用いたリフレクションの効果- 法学部初年次における実験的試み -.教育システム情報学会第36回全国大会(広島市立大学)発表論文集:312-313
あらまし:
本研究は,大学初年次における論理思考力養成のための教養教育を対象領域としている.本研究
の先行研究は,筆者自身による 2009 年度に実施した,初心者向け論理トレーニング補助教材の論理思考力
の向上効果の検証,及び 2010 年度に実施した,形成的評価による授業方略と補助教材の改善と学習者の行
動変化を確認するためのアンケート作成である. 今回,アンケート結果から論理思考力のCan-Doリストを
作成した. このCan-Doリストを用い学習者にできるようになったことを自覚させることにより,ガニェの
9教授事象における「保持と転移を高める」ことが可能であることを検証したので,これを報告する.
キーワード:論理思考力 学部初年次教育 9教授事象 Can-Doリスト 学習評価
-
リンク
上田勇仁,合田美子,根本淳子,鈴木克明(2011)問題解決型学習デザインの実践状況と特徴‐Project Based Learning とProblem Based Learning を中心に‐.教育システム情報学会第36回全国大会(広島市立大学)発表論文集:346-347
あらまし:
Project Based Learning
(
以下
PJBL
)と
Problem Based Learning
(
以下
PBL
)
は問題解決型学習ア
プローチであ
り.
効果的に各アプローチを授業に導入するためには
,
それぞれの特徴を理解する必要が
ある
.
しかし
,
同じ「
PBL
」と 表 記 さ れ る う え 各 ア プ ロ ー チ の 特 徴 を 詳 細 に 記 述 し た 文 献 は 多 く な い
.
本
研究は
2
つの学習アプローチの設計を支援することを目指し
,
国内における
PJBL
と
PBL
の実践状況を
整理した
.
また
,
国内の高等教育機関で実施されている
PJBL,
PBL
の実践事例を
Hmelo
-
Silve
r
ら
,
の
学習アプローチの分類に照らし合わせ整理し分類をもとに考察をおこなった
.
PJBL
と
PBL
を実施する
際
,
問題の役割などに特徴の違いが見られ
,
教
師の役割などから共通の特徴が見られた
-
リンク
根本淳子,上田勇仁,上田公代(2011)グループワークを支援する ICT デザイン -e ラーニングを用いた学習活動支援の統合的評価-.教育システム情報学会第36回全国大会(広島市立大学)発表論文集:384-385
あらまし:
本稿では,
ICT
をどのように取り入れていくことが授業の活性化や効率・効果を高めること
に繋がるのかを探ることを目的とし,対面授業への
ICT
導入アプローチとして学習支援のための
e
ラー
ニング教材を開発した.対面型で実施される通常の授業の補完ツールとして,授業
4
フェーズのうち導
入・準備・評価に利用できる
3
つの機能を実装した.この
3
つの機能のうち,本稿ではこれまで未報告
の
2
つの機能の利用結果と教育実践者が
e
ラーニングの活用をどのように受け入れられているのかにつ
いて調査した結果を整理した.
-
リンク
柴田喜幸,鈴木克明(2011)ストーリー型eラーニング開発における品質向上ツールの開発.教育システム情報学会第36回全国大会(広島市立大学)発表論文集:470-471
らまし:
eラーニングの魅力の向上方法の1つにストーリーの活用が挙げられる.しかし,その開発
は開発者の感性に依拠することが多く,品質にもバラつきがあった.一方,この問題に関連する理論や
研究には,学習意欲・シナリオライティング・ビジネスゲーム・eラーニングアーキテクチャ等,各々
の知見があるが,平易な実用ツールは寡聞である.本発表ではこれらの知見を統合・発展させた実践ツ
ール開発の基礎資料とすべく,現存するe
-
ラーニングの魅力への方略分析を行った結果,諸理論が提
示する要素の充足度が明確になった.転じて開発時にその充足を促進する
Job Aid
の設計構想を得た.
キーワード:
ストーリー,教材開発,eラーニング,学
-
リンク
仲林清(2011)SCORM規格普及の現状と課題.教育システム情報学会第36回全国大会(広島市立大学)発表論文集:278-279
あらまし
本報告では
e
ラーニングベンダや利用者を対象として
SCORM
規格の普及状況と課題に関す
るアンケート調査を行った結果を示す.約
8
割の回答者が
SCORM2004
をすでに利用ないし利用を予
定している,標準規格に対する信頼やコンテンツ再利用性・開発効率化の観点から規格を利用している,
といった状況が明らかになった.
キーワード
e
ラーニング標準化,
SCORM
,
SCORM
アセッサ,標準規格普及
-
リンク
及川義道,中野裕司,喜多敏博,松葉龍一,鈴木克明(2011)問題生成システムの開発と授業における学習活動に与える影響について.教育システム情報学会第36回全国大会(広島市立大学)発表論文集:36-37
あらまし:
電子教材を用いた基礎化学の授業において,開発した問題生成システムを用いて
学生個々
に類題を提示した場合の学習活動と同一問題を提示した場合の学習活動とを比較した.その結果,同一
問題を提示した場合には成績下位者が成績上位者の回答を書き写す傾向が強かったが,類題を提示した
場合には,成績上位者と成績下位者の間に協調的な学習が生起する傾向であった.一方,全く異なる問
題を提示した場合には,協調的活動が生起しにくい傾向であった.
キーワード:
問題生成システム,協調的学習,理工系基礎教育
,
ICT
活用教育
-
リンク
井ノ上憲司,鈴木克明(2011)ゲームニクスによる使いやすいLMS インターフェースの実装.教育システム情報学会第36回全国大会(広島市立大学)発表論文集:116-117
あらまし:
eラーニングの実施に使用される多機能な学習管理システム(Learning Management System
以下,LMS)の多くは操作が複雑であることが,eラーニングの普及を阻害する一要因となっている.本
研究では,このLMSの操作性向上を目的として,操作マニュアルを見ることなく操作が行えるインター
フェース設計理論である「ゲームニクス」を用い設計した,教員向けの新型インターフェースを広く普
及しているLMSである「Moodle」で実現させた方法と内容を報告する.
キーワード:
e
ラーニング,学習管理システム
(LMS/CMS)
,ユーザインタフェース,ゲームニクス
-
リンク
久保田真一郎,杉谷賢一(2011)IMS 仕様とLEAP2A 仕様から見るe ポートフォリオのデータ構造.教育システム情報学会第36回全国大会(広島市立大学)発表論文集:138-139
あらまし:
近年,多くの
e
ポートフォリオシステム(
eP
)が開発され,利用されるようになった.生涯学習や学習機会を
増やすためにも各
eP
間のデータ移行の必要性が考えられ,
eP
に保存されるデータの可搬性や相互運用性の観点から
eP
の標
準化を目指した
IMS
仕様や
Leap2A
仕様が存在する.それぞれの仕様はすでにいくつかのシステムで採用されており,それ
ぞれの仕様間のデータ変換が可能になれば,これまで以上に
eP
間での相互運用性が向上し,多くのユーザにとって有用であ
る.今回はそれぞれのデータ構造を表す
XML
についてレビューを行い,データ移行の可能性について報告する.
キーワード:
e
ポートフォリオ,標準化,
IMS
,
Leap2A
-
リンク
仲林清(2011)「情報と職業」における技術イノベーションを主題とする授業実践.教育システム情報学会第36回全国大会(広島市立大学)発表論文集:24-25
あらまし
教科「情報」の教職科目である「情報と職業」において,情報技術の創造と普及を主題とし
た授業実践を行った.新しい情報技術の開発・普及過程において,技術的新規性だけでなく,利用者や
社会から見た技術の価値を模索することの重要性の理解を狙いとしている.
実際の技術開発の過程を扱
ったドキュメンタリービデオと,
学習者相互の意見共有を目的としたアンケートシステムを活用した授
業設計を行い,
学習者の理解度などの面で,
授業の目的に沿った学習効果が得られたことが確認できた.
キーワード
情報と職業,技術イノベーション,デジタルカメラ,既有知識の活用,他者とのやりとり
-
リンク
Aoki,T. (2011.5) Report the results of resuscitation training for elementary school children conducted by the team. A poster presented at Asia Pacific Meeting on Simulation in Health Care 2011(APMSH2011), Hong Kong, China, organized by Society for Simulation in Healthcare (SSH) and the Austrailian Society for Simulation in Healthcare (ASSH).
1.Introduction
C
PR training for lower grade children
(elementary school 1st and 2nd year students) as
rescuers has rarely been implemented at school
educational institutions. Existing CPR training
models are carried out in principle by one rescuer
in the order from discovery evaluation CPR
defibrillation. As a result, this requires a highly
perfected skill level, and this is believed to be the
reason why instructing lower grade children is
considered difficult. However, if life education can
be implemented from an even younger age,
lifesaving awareness can be nurtured deeply, and
society's resuscitation rate can be improved. It is
desirable that effective, efficient and appealing
CPR education for lower grade children be
developed
-
リンク
Suzuki, K. (2011). Around the Review “Around the Birth of three First Principles of Instructional Design”: Reflection on What I Learned from the Works of Reigeluth. Translation of Proceedings of a special presentation for JSiSE research meeting on May 27, 2011, Campus Innovation Center, Tokyo
Abstract: I was asked to write an review paper around the bi
rth of three first principles
of instructional design, to
be appeared in Vol. 28 No. 2 of
Japan Journal of Information and Systems in Education
. This presentation is
my personal reflection of what I have learned from
the work of Reigeluth, who was often cited when I
discussed the three First Principl
es. From the first volume of his
Instructional Theories and Models
,
important key concepts have been pr
oposed, including the distinction of de
scriptive vs. prescriptive theories.
It also contained the ARCS Model that aims directly at
enhancing the appeal of instruction as the third goal
of designing instruction. Form Volume II, I learned
various theories for postindustrial society, many of
which was from the learning sciences background. Fr
om Volume III, I learned
common knowledge base is
proposed that implies the maturity of
the field of instructional design.
Keywords: instructional design, Firs
t Principles, Reigeluth, Green Book
-
リンク
鈴木克明(2011.5)解説論文「教育設計における3つの第一原理をめぐって」をめぐってーライゲルースからの学びを中心にー【特別講演】.教育システム情報学会研究報告 26(1), 69-72
あらまし:
本学会の論文誌第
28
巻
2
号に教育設計についての3つの第一原理が誕生したことについて
の解説論文を執筆した
.
本発表では
,
3
つの第一原理
が誕生した経緯を語る中で再三登場する研究者ラ
イゲルースから学んだことを中心に
,
筆者自身の学びを省察
した
.
「
ID
の理論とモデル」第一巻では
,
記述的理論と処方的理論の違いなど重要な概念が提起され
,
魅力を扱う
ARCS
モデルが取り
上げられ
た
.
第二巻では
,
情報社会の求めに応じる教育設計を目指して
多様な
ID
理論が紹介され
,
学習科学と
の橋渡しがあった
.
第三巻は
,
ID
理論の共通基盤の構築を目指した野心的な著作であった
.
キーワード:
インストラクショナルデザイン
第一原理
ライゲルース
グリーンブック
-
柴田喜幸・児玉裕美・佐藤亜紀・波田哲朗・鈴木克明・柴田弘子(2011.5)シラバス連動による学部授業とeラーニングの有機的統合の試み.教育システム情報学会研究報告 26(1), 81-82
詳細はありません。
-
根本淳子・上田勇仁・上田公代(2011.5)グループワークを支援するICTデザイン -eラーニングを利用したグループ評価実践報告-.教育システム情報学会研究報告 26(1), 41-44
詳細はありません。